18話
家路に着いたハンイは家の扉の前で立ち尽くしていた。なぜなら、今日のことを家族にどう話すか悩んでいたのであった。
「(ど、どう話そうか、学校に行っていないことは一日ぐらい休んでも連絡がいかないから大丈夫だ…帰るのが遅れたことについては…悪の組織のことはクノーさんやレイには絶対に言えないし…バイトやるっていえばいいかな?心配かけたくないしな…)ただいまー!!」
ハンイは家の扉を開けるとリビングの奥から料理中だったのかビジネススーツの上からエプロンを着た青髪の長髪の女性がお玉を片手に出迎えていた。
「おかえりなさい。ハンイくん!!遅かったですね?遊びに行っていたのですか?」
その女性は30代には見えないほどの若い女性でよく10代に間違われるほど若く見られる。顔はで整っていて、その目は細目で優しそうな顔をしている。スタイルは豊満で道を歩けば歩く男は胸を直視するほどのスタイルの良さである。
彼女がハンイの叔母であるクノーである。
「ただいま!!クノーさん。ちょっと…えっと…バイトの面接に行ってました。連絡せずにごめんなさい…」
ハンイは靴を脱いでクノーと共に玄関からリビングへ歩いていく。
「大丈夫ですよ?あれ?ハンイ君…バイトやるんですか?」
「は、はい!今日、街中歩いていたら、スカウトされまして…手当ももいいんでやろうと思います。今日は形だけの面接でした。」
リビングに着いた二人はクノーは台所に、ハンイは上着のブレザーを脱いでハンガーに掛けるとテレビの前にあるソファーに座ってシャツを緩める。
「ス、スカウト?どんなことをやるんですか?」
「えっーと…慈善活動?みたいなことをやります。(嘘はいってない)」
「じ、慈善活動?そ、そうですか…」
「(怪しまれてるぅぅー!!!!ですよねぇー!!)」
「最近、ニュースでも悪の組織が活発化してるみたいです…厄介事には巻きこれないようにしてくださいね?」
「は、はは…気をつけます(言えねぇー!!働き先が悪の組織って絶対言えねぇー!!)」




