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EVIL ARMY ≪イビル アーミー≫  作者: ハム亮
第一章 初めての戦い
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10話

「ん?どうしたのだ?」


「イヤ…そんな『えっ?なんで?』ってキョトンとした顔で言われても…な、なんでそんなヤバイスイッチが押されようとしてるんだ?」


「だって、君は私たちの組織に入らないんだろ?」


「あっ、ああ!!も、もちろんだ。」



ハンイは哀れな虚勢を張るが……



「だったら殺さないと……」


「イヤイヤイヤ……なんで?」


「このアジトの秘密や我々の情報を知ってしまった以上、仲間になるか死ぬか……どれかなのだ!!」


「ちょ!?待った!!」



ハンイはスイッチを押そうとするルシファーを止めようと体動かすが拘束から逃れることができない。ガチャガチャと拘束具の音が虚しく響くだけである。



「いやぁーしかし、せっかく助けた命なのに無駄になったな!ルシ?」


「まったくだな…せっかく助けた命を…金をドブに捨ててるような残念な感じだな!」


「わかった…わかったから!!」


「その気持ちはものすごくわかるな!!ところで誰がこのスイッチ押す?」


「この爆弾を作ったのはユニだからな。ユニが押していいぞ!!」


「イヤイヤ……ちょ、ちょっと?話聞いてくれません?」



ハンイの呼びかけを完全に無視し話を続けてゆく二人。



「いやいや、やっぱりボスを優先しなくてはな。ルシが押してくれ。」


「そうか?それでは一緒に押そうではないか!!」


「おーーい!!」


「そうするか!じゃあ!いくぞ!!」


「「せーの」」


「すいません!ちょっと待ってください!!お願いします!!」



恐らく、拘束されていなければ土下座しているほど二人に懇願するハンイ。ものすごく惨めである。


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