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異世界の魔物肉、全部うまい。帰れないアラフォーパパ、冒険者しながら焼肉屋はじめました  作者: きりざく
3章

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第19話 草地の、でかいやつ ― 捨てるな、それ

◆ 草地・ボルガウ



 ゆっくりとヨーヘイを見た。その目が「来る」と言っていた。


 馬車を止めた。クレイが御者台から飛び降りる。


クレイ:「全員、降りろ。ベルタさん、馬を後ろに」


 草地の向こうに、黒い塊が動いていた。


 でかい。


 ダークボアより重い。体高が人の頭ひとつ分は超えている。黒褐色の短毛が朝の光を吸い込んで、首から肩にかけての筋肉の盛り上がりが異常だ。頭に太い一本角。目が小さい。知性が薄い。それでも、あの体積が一直線に突っ込んできたら——と考えた瞬間、背中に冷たいものが走った。


ヨーヘイ:(解析さん)


解析の声:「Eグレード正規です。記録のない種。突進と頭突きが主攻撃。旋回が遅い。弱点は首の側面と脚の腱——《解体》Lv2で位置が見えています」


 見えた。


 首の側面に、一本の線が走っている。皮膚の下の構造が薄く浮き上がるように見える。Lv1の時には何もなかった場所に、今は標的がある。脚の付け根にも同じ線。ここを切れ、と体が先に理解した。


ヨーヘイ:(旋回が遅い。横に抜けられる。ただし——あの突進を正面で受けたら終わりだ)


クレイ:「ガド、正面。俺が側面。シア、脚を狙え。ピナ、支援。レンさんは——」


ヨーヘイ:「横に抜けます。《瞬歩》があります」


クレイ:「……脚の腱を狙えるか」


ヨーヘイ:「やります」


 クレイが一瞬、こちらを見た。値踏みじゃない。確認だった。何かを判断して、頷いた。


クレイ:「行くぞ」


 ガドが大盾を構えて前に出た。


 魔物の目が、ガドを捉えた。


 鼻息が変わった。低く、重く、草地に広がる音だ。


ヨーヘイ:(来る——)


 地面が、揺れた。


 突進の衝撃がヨーヘイの足元まで伝わってくる。ガドが大盾で受けた。めりこむ。草地に足跡が刻まれる。それでも止めた。信じられない。あの体重を、あの速度で——止めた。


 クレイが側面から二刀を走らせる。金属が黒い毛皮を掠める音がした。シアの矢が脚の付け根を射る。ピナの魔法が光になって視界を叩いた。


 一瞬、止まった。


 頭が下がった。次は頭突きだ。


ヨーヘイ:(今しかない)


 《瞬歩》を踏んだ。


 世界が、ずれた。


 一歩ぶんの距離が消えた。風の音が消えた。草を踏む自分の足音だけが、妙に近くから聞こえた。首の側面が目の前にある。《解体》Lv2の視界が光って見えた弱点の線——そこへ、蒼魔鉄中剣を差し込んだ。刃が吸い込まれるような手応えがあった。骨に当たる前に止まれた。急所だ。


 魔物が低く鳴いた。長く、重い声だった。


 クレイが反対側から踏み込む。ガドが盾を押した。体勢が崩れる。シアの矢が腱に刺さった。


 倒れた。


 草地に、重い音がした。地面が揺れた。馬車のベルタが「おっ」と声を上げるのが聞こえた。


 静かになった。


 ヨーヘイは息を整えた。心臓がまだ速い。《瞬歩》で踏み込んだ時の感覚が体に残っている——あの一瞬、世界から切り離されたような静寂。音が消えて、自分だけが動いていた時間。剣が吸い込まれた手応えが、まだ右手にある。


ヨーヘイ:(死ぬかと思った。正直なところ)


クレイ:「……思ったより動いた」


 こちらを見て、一度だけ頷いた。それだけだった。でも、クレイが誰かに頷くのをヨーヘイは初めて見た。


ガド:「うまく決まったな!! 次はもっとでかいやつをやろう!!」


ピナ:「ヨーヘイさん速かった——!」


シア:「……《瞬歩》の精度が、想定より高い」


 声には出さなかった。ヨーヘイは剣を鞘に戻しながら、息を一度だけ深く吐いた。


解析の声:「E魔石(中)を確認しました。素材価値、高いです」


ヨーヘイ:(分かってる。でも今俺が見てるのはそこじゃない)


 魔物の腹を見ていた。



◆ 解体・捨てるな



 クレイが素材の確認を始めた。角を触り、毛皮を確かめる。


クレイ:「角と毛皮と魔石だ。肉は置いていくか」


ヨーヘイ:「待ってください」


クレイ:「……内臓を食うのか」


ガド:「あれは臭くて食えないぞ!!」


シア:「魔物の内臓は——」


ヨーヘイ:(解析さん。菌チェックを)


解析の声:「全部位、問題ありません」


ヨーヘイ:「解析スキルで確認済みです。問題ありません」


 クレイは三秒黙って、それから手を引いた。止めなかった。それがクレイなりの了承だった。


 包丁を出した。解体を始める。


 《解体》Lv2の視界で、部位の境目が線として浮いている。ここからここまでがタン。ここからがハラミ。刃を入れる前に答えが出ている。Lv1の時には見えなかったものが、今は全部ある。ダークボアやトリアシとは比べ物にならない肉量だった。


 タン、ハラミ、ハツ、レバー、ミノ、シマチョウ。順番に切り出して収納に入れる。


 レバーの断面が目に入った。


 赤い。深い赤だ。鮮度が色に出ている。


ヨーヘイ:(……レバ刺しができる鮮度だ)


 でも、油がない。ごま油に相当する何かが要る。岩塩だけじゃ惜しい。今じゃない——次だ。


 収納に入れた。


ガド:「……本当に食う気か」


ヨーヘイ:「食います」


ガド:「……どんな味がする」


ヨーヘイ:「焼いてから言います」


ガド:「!!」



◆ コガネ草の実



 解体を終えた時、フィンがいなかった。


 草地の少し先で地面に鼻を押しつけている。尾が揺れている。食い気の時の動きだ。


ヨーヘイ:「何を見つけた」


 フィンが振り返った。「キュウッ!」


 草の根元に丸い種が散らばっていた。親指の爪ほど。黄みがかった色だ。


解析の声:「食用可能です。この地域では種のまま食します」


ベルタ:「コガネ草の実だよ。噛むと甘くてね、子供が好きなんだよねえ」


ヨーヘイ:(種のまま……待って)


 手のひらに乗せた。脂が多そうだ。胡麻と同じ理屈が通るなら——


ヨーヘイ:「絞れますか」


解析の声:「……圧搾により油分が抽出できます」


 布に種を包んで、平たい石で押した。じわ、と染み出してくる。黄みがかった油だ。鼻を近づけた。


 香ばしい。深い。現代の記憶が鼻から先に来た。


ヨーヘイ:「……ごま油だ」


クレイ:「……油を絞った」


ベルタ:「噛んで食べるものじゃないの?」


ガド:「種から油が出るのか!!」


ピナ:「何でも知ってる——!」


シア:「……エルフの文化にも、そういう発想はない。種は食べるものであって、絞るものではない」


 シアが少し黙った。「故郷」という言葉を測るような間だった。


解析の声:「油の品質、問題ありません」


ヨーヘイ:(よし。タレの香り軸が手に入った)


 コガネ草の実を追加で集めた。フィンが横で「キュッ」と鳴く。


ヨーヘイ:「お前のおかげだ」


フィン:「キュッ」


 尾が揺れた。



◆ 焚き火・ホルモン焼き



 草地を抜けた先に、街道沿いの休憩地があった。石組みの炉が残っている。


ベルタ:「ちょうどいいね。昼飯にしようよ」


 クレイが薪を集めた。ガドが火打石で起こし、ピナが魔法で送風した。焚き火が安定する。石を組んで即席の鉄板にした。


 まずタンを出した。薄く、均等に切って並べる。


 ジュッ。


 音が弾けた瞬間、空気が塗り替わった。脂が熱い石に当たって霧散する匂いだ。肉の焦げじゃない。脂そのものが香りになって広がっていく。草地の風に乗って、どこまでも行く。


 四天王が静かになった。全員の鼻が、同じ方向を向いていた。


 タンを返す。焼き色が均一に乗った断面へ、岩塩をひとつまみ。コガネ草油を一筋。


 ジュ——と低く鳴いた。油が石板で踊って、香ばしさの上に甘さが重なる。これはもう匂いじゃなくて、体に直接来る何かだ。


ヨーヘイ:「どうぞ」


ガド:「……!!」


 一口食べた。口を閉じた。二回噛んで、止まった。


 目が開く。焦点が草地の向こうへ飛んでいる。


 タンは固い部位じゃない。弾力がある。噛み切るたびに肉汁が溢れ出して、塩が溶けて、コガネ草油の香りが鼻を抜けていく。噛めば噛むほど、口の中に旨味が積み上がっていく。唾液が止まらない。飲み込んでも、まだ残っている。


ガド:「うまい!! なんだこれは!! もう一本くれ!!」


ピナ:「おかわり!」


 三口目を食べながら言っていた。口の端に油が光っている。


 ハラミを出す。タンより厚く切った。石板に乗せると音が変わった——低くて重い、脂の多い音だ。シマチョウを隣に並べると、断面から白い脂がとろりと流れ出して石板の上を光らせた。その脂が端で焦げて、甘くて深い匂いが立つ。糖分が焼ける匂いだ。焼き鳥屋の軒先で、シマチョウが網の上で踊る時のあれだ。


 クレイが一歩、前に出ていた。無意識だったと思う。本人は気づいていない。


 一口食べた。噛む。止まらない。眉間にわずかに力が入る。シマチョウは噛むほどに脂が出てくる。しつこくない。後味がすっきりしている。塩とコガネ草油がそれを引き出している。口の中に旨味だけが残る。


クレイ:「……廃棄するはずだったものが、これか」


ヨーヘイ:「そうです」


クレイ:「……おかわり、ある?」


 小声だった。二刀流の使い手が、焚き火の前で小声でおかわりを頼んでいた。


ヨーヘイ:(あります。いくらでも)


 シアが腕を組んだまま立っていた。


シア:「……エルフは、その」


 言いかけて止まった。唾を飲んでいた。


シア:「……匂いだけなら、問題ないので」


ヨーヘイ:「シマチョウです。どうぞ」


 シアが受け取った。見た。鼻を近づけた。長い耳が少し前に傾いた。匂いを測っている。


 一口、食べた。


 長い耳が、ぴくりと動いた。


シア:「……」


 八秒、黙った。飲み込んだ。視線が手元に落ちている。まだ口の中の余韻を追っている顔だ。


シア:「……一口だけなら」


 言い終わる前に手が伸びていた。


ヨーヘイ:(エルフも、旨いものには勝てない)


ベルタ:「なんだこれは!!」


 ガドと声量も抑揚も同じだった。ベルタが気づいて、口を押さえた。


 フィンが足元で「キュウッ!」と鳴く。


ヨーヘイ:「分かってる。お前の分もある」


フィン:「キュッ」



◆ レバ刺し



 ホルモンが一通り出た頃、ヨーヘイは収納からレバーを取り出した。


 薄く切る。包丁を入れるたびに断面が鮮やかな赤を見せる。


 小皿にコガネ草油を張った。岩塩をひとつまみ。レバーを油に落とした。表面が光った。


解析の声:「……確認です。生で食べますか」


ヨーヘイ:(食べる)


解析の声:「魔物の内臓の生食は、一般的に推奨されません」


ヨーヘイ:(知ってる。でも食べる)


解析の声:「……理由を伺えますか」


ヨーヘイ:(レバ刺しだからだ)


解析の声:「……それは理由になっていません」


ヨーヘイ:(なってる。十分なってる。レバ刺しが食べたいという理由が、世界で一番正当な理由だ)


解析の声:「……」


 五秒、沈黙した。


解析の声:「……菌検査を実施します」


ヨーヘイ:(ありがとう)


解析の声:「業務の範囲内です」


 また五秒。


解析の声:「……問題ありません。食用として安全です」


ヨーヘイ:(やっぱり最初から分かってたんじゃないか)


解析の声:「……」


ヨーヘイ:(その沈黙が答えだ)


 口に入れた。


 冷たかった。


 収納の中で鮮度ごと保たれていた分、ひんやりしている。その冷たさの奥に、鉄分の重みがじわりとある。噛まなくていい。舌で押すと崩れた。崩れながら溶けていく。


 臭みが、ない。


 一切、ない。


 あの独特の獣臭さが全部、鮮度に負けている。コガネ草油の香りが先に鼻を通って、塩の輪郭がその後を追って、最後に旨味だけが舌の上に残った。後味がきれいだ。引かない。もう一口食べたくなる味だ。


ヨーヘイ:(これだ)


 現代で何十回も食べてきた味だ。焼肉屋のカウンターで、レバーが皿に乗って出てきた瞬間の光沢。ごま油の香りが鼻をついた時の、腹の奥が動く感覚。それが今、草地の焚き火の前にある。


ヨーヘイ:「……レバ刺しだ」


 声が出た。草地の風が吹いた。誰も何も言わなかった。


クレイ:「……生か」


ガド:「うまそうだな!! 俺も食う!!」


ピナ:「たべていい?」


シア:「……エルフは生食は——」


 シアの手が伸びていた。


ベルタ:「焼肉屋で、これ出るのか?」


ヨーヘイ:「鮮度が要ります。でもいつか」


ベルタ:「……毎日行くよ」


 笑いながらじゃなかった。


 フィンが膝の上に乗ってきた。「キューン」と鳴く。


ヨーヘイ:(お前には焼いたやつを出す。生はまだ早い)


フィン:「キュッ」


 納得した声だった。



◆ 出発



 昼飯を終えて荷物をまとめた。クレイが火の始末をし、ガドが石組みの炉を元に戻した。


ベルタ:「夕方にはベルネに着くよ。今日は宿でゆっくりしよう」


 馬車が動き出した。車輪が轍を踏む音が戻ってくる。草地が後ろに遠ざかっていく。でかいやつを倒した場所が、ただの草地に戻っていく。


ヨーヘイ:(タレの香り軸が手に入った。次は甘みだ)


 収納の中にコガネ草の実がある。レバーの残りがある。タレの試作品がある。まだ足りない。でも、一つずつ揃っている。


クレイ:「……レン。さっきの解体、どこで覚えた」


ヨーヘイ:「故郷で、少し」


クレイ:「……故郷では内臓を食う文化があるのか」


ヨーヘイ:「あります。全部食います」


クレイ:「……そうか」


 前を向いた。それだけだった。でも口元が少しだけ動いた気がした。


 フィンが荷台の端で丸まっている。「キュッ」と一度鳴いて、目を閉じた。


ヨーヘイ:(蓮)


 馬車が揺れている。


ヨーヘイ:(お前、レバーは嫌いだったよな。焼肉屋のレバーは皿の端に追いやるくせに、焼き鳥のハツは全部食べてた。あの区別が未だによく分からない)


 草地の風が窓から入ってくる。


ヨーヘイ:(今日、ハツを焼いた。レバ刺しも食べた。どっちもうまかった。コガネ草油っていう、ごま油みたいなやつも見つけた。フィンが嗅ぎ当てた。お前が来た時には、全部出す。食べてみろ、絶対うまいから)


 フィンが膝の上で丸まっている。重い。でも温かい。街道の風が荷台を通り抜けていった。


 ベルネが、夕方には見える。



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【第19話 リザルト&ステータス】

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▼ ヨーヘイのステータス(19話終了時点)

Lv:4 HP:135/135 MP:57/60(《瞬歩》×1回使用・3消費)


スキル熟練度:

・《解析》Lv1 熟練度 76/100(+2)

・《収納》Lv1 熟練度 34/100(+2)

・《採取》Lv1 熟練度 53/100(+1)★コガネ草採取

・《解体》Lv2 熟練度 9/100(+5)★ボルガウ解体

・《料理》Lv1 熟練度 28/100(+4)★ホルモン焼き・レバ刺し

・《従魔契約》Lv1 熟練度 16/100(+1)

・《瞬歩》Lv1 熟練度 9/100(+1)

・《二刀流》Lv1 熟練度 0/100


▼ 本話の収支

・手持ち:143枚(変動なし・護衛報酬は20話で受取予定)


▼ インベントリ(19話終了時)

・蒼魔鉄中剣×1

・短剣×1(予備)

・包丁×1

・採取へら×1

・冒険者証(Fランク)

・ポーション×1

・解毒薬×1

・ガルニク草×4株(収納保管)

・タレ試作品:少量(持ち越し)

・コガネ草の実:多数(収納保管)★新規

・コガネ草油:少量(収納保管)★新規

・ボルガウ素材:毛皮×1・角×1・E魔石(中)×1

・ボルガウ肉(一部):タン・ハラミ・レバー・ハツ・ミノ・シマチョウ(収納保管)★新規

・リリア所持:木製柄+鉄穂先の槍×1


▼ 本話の出来事

・ボルガウ初遭遇・四天王と合同討伐

・《解体》Lv2が初めて実戦で機能

・異世界では廃棄されるはずだった部位を確保

・道中で新素材を発見・現代知識で加工

・野営でホルモン焼き→全員陥落

・レバーを生で食べた


▼ タレ開発状況(19話時点)

・香り軸の素材を新たに確保

・未確保:甘み・酒精相当の素材

・次のステップ:ベルネで甘み素材を探す


▼ ヨーヘイの考察


 解析さん、記録します。


 ボルガウを倒しました。旋回が遅い。《瞬歩》で横に入ったら、弱点が見えました。《解体》Lv2、使えます。


 内臓を全部取りました。廃棄させませんでした。焼いたら、全員食べました。


 フィンが草地で何かを見つけました。絞ったら油になりました。ごま油の匂いがしました。


 レバーを生で食べました。同じ味がしました。


 タレの香り軸が手に入りました。次は甘みです。ベルネで探します。


 蓮のハツの話、覚えていますか。焼き鳥のハツは食べるのに焼肉のレバーは嫌、という謎のこだわり。今日、異世界で両方焼きました。うまかったです。


 記録、ここまで。

【第19話】草地の、でかいやつ ― 捨てるな、それ

「……それは理由になっていません」

理由になってます。十分なってます。

ボルガウの内臓を全部取った回です。廃棄が常識の部位を、全部持って帰った。ホルモン焼きで全員が黙った。レバ刺しで解析さんも黙った。コガネ草油を見つけたのは、フィンです。

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