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異世界の魔物肉、全部うまい。帰れないアラフォーパパ、冒険者しながら焼肉屋はじめました  作者: きりざく
6章 「連れて、帰る。」

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第93話 終わりかな、と思った。

異世界に落ちた。帰れないアラフォーパパが、異世界で戦う。

とりあえず、腹が減ったので魔物を焼いた。


面白いと思ったら、評価やブックマークをもらえると

ヨーヘイより先に作者が泣きます。

 あの夕暮れの言葉が、まだ、胸の奥に残っていた。


 終わりそう、と、ルカは言った。穏やかな声だった。だから、よけいに、こつん、と来た。終わりそう、というその言葉が、誰かの背中を押す言葉ではなくて、何かが、静かに閉じていく音みたいに、聞こえたからだ。


 北へ向かって、二日。道は、ずっと、上りだった。渓筋を抜けて、木立が深くなって、空気に、水と苔の匂いが、濃くなっていく。喋ることも、だんだん、減っていった。誰かが疲れていたわけじゃない。ただ、言葉が、いらない時間だった。馬車の揺れと、カゼの蹄の音と、時々、ルカが鼻歌を、ふっと止めて、また始める。そういう、静かな二日だった。


 その静けさの底に、ずっと、あの言葉が、沈んでいた。終わりそう。ルカの、あの一言。


 二日目の、夕方。道は、ひらけた草地に出た。風が、谷の冷たさを少し残しながら、夕日に温められて、頬を撫でていく。カゼの脚が、ゆっくりと止まって、馬車が、わずかに傾いた。


ヨーヘイ:「今日は、ここまでにしましょう。水場も、近いみたいですし」


リリア:「……はい。いい場所、ですね」


 草地の端に、火を熾せそうな、平らな石があった。誰かが、昔、ここで野営をしたんだろう。黒く焦げた跡が、石の真ん中に、丸く残っていた。何年も前の、誰かの一晩。その上に、今日は、俺たちが、火を置く。


 荷を降ろして、火の支度をする。ルカが、慣れた手つきで、枯れ枝を集めてきた。太いのと、細いのを、ちゃんと分けて、抱えてくる。少し前まで、火のそばに座って、できあがりを待つだけの人だったのに。病が、抜けてから、あの人は、よく動くようになった。手伝わせて、というより、自分から、体を、使いたがる。戻ってきた体が、嬉しいんだろう。


リリア:「お水、汲んできますね」


 リリアが、湧き水を汲んで、その水面に、淡い光を、そっと当てた。


リリア:「……念のため。うん、これは、大丈夫です」


 誰かが口にするものを、先に確かめる光。攻め立てる光じゃない。庇うための、柔らかい光だ。


 フィンが、草の上を、ぴょん、と跳ねて、リリアの足元で、丸くなった。


フィン:「キュッ」


 火がつくと、あたりが、急に、夕方から夜へと傾いた。炎の橙が、二人と一匹の顔を、下から照らす。空の高いところには、もう、星が、ぽつぽつと出はじめていた。


 ルカが、膝を抱えて、火を見ていた。


ルカ:「……里に着いたら、まず、誰に薬、渡そかなあ。チビらの中でも、いっちゃん、しんどそやったんは……あの、鼻たれの、坊主やな」


ルカ:「……あの坊主、うちが村出る時、泣いとってん。狐の姉ちゃん、行かんといて、て。うち、何も言えんかった。治る、とも、戻る、とも、よう言わんかった」


 ルカの指が、懐の小瓶を、布の上から、そっと押さえた。


ルカ:「……でも、今は、言える。戻るで、って。これ持って、ちゃんと戻るで、って」


 あの中身を薄めて、里の子らに飲ませる。ルカの行き先は、もう、決まっている。治してもらう側から、薬を抱えて、治しに行く側へ。あの夜、誰も答えられなかった小瓶が、今は、ルカの帰る理由に、なっている。


 その隣で、リリアが、北の空を、見上げた。


リリア:「……北の谷の、職人さんに、会えたら。母のことが、少しでも、分かるかもしれません。鉄鳶のことを、知っている人なら」


 リリアの行き先も、決まった。鉄鳶の職人。母の、手がかり。


 二人とも、次に向かう場所を、ちゃんと、持っている。


ヨーヘイ内心:(……俺は)


 火の音だけが、ぱち、ぱち、と鳴っていた。ルカは里へ。リリアは北へ。じゃあ、俺は、どこへ行くんだろう。問いは、答えを連れてこないまま、炎の中で、ちろちろと揺れているだけだった。


 ルカが、ふと、こちらを向いた。火に照らされた瞳が、まっすぐ、俺を見ている。


ルカ:「……なあ。ヨーヘイは、どうすんの」


ヨーヘイ:「俺、ですか」


ルカ:「うちらは、行くとこ、決まっとるやん。あんたは、これから、どうするん。店、やるんやろ。焼肉の」


 焼肉屋。いつか、自分の店を持つ。鉄板を囲んで、煙の向こうで、誰かが、旨いと笑う。その光景は、今でも、胸の真ん中に、ちゃんと、ある。


ヨーヘイ:「……ええ。いつか、必ず」


ルカ:「いつか、て。場所は。どこで、やるん」


 答えられなかった。どこで、と聞かれて、思い浮かぶ場所が、ひとつだけ、あった。けれど、それは、この世界の、どこでも、なかった。


ヨーヘイ:「……それは、まだ、決めてないんです」


 嘘では、なかった。でも、本当でも、なかった。


ルカ:「ふうん」


 ルカは、それ以上は、聞かなかった。ただ、耳が、少しだけ、寝ていた。何かを、察したのかもしれない。あの人は、いつも、言葉より先に、耳と尾で、分かってしまう。


 リリアも、フィンの背を撫でる手を止めて、こちらを、じっと見ていた。けれど、何も、言わなかった。その沈黙が、かえって、優しかった。


 考えていても、腹は、減る。


ヨーヘイ:「焼きますね。今日は、塩だけで」


ルカ:「塩だけ? タレは、ええの?」


ヨーヘイ:「いりません。いいロースが、まだ、残ってるんで。塩と、火だけで、いちばん旨いやつです」


 収納から、イワキバのロースの塊を出す。残りは、これで、終わりだ。最後の塊を、厚めに切り分けて、塩を、高いところから、さっと散らす。白い粒が、肉の上で、ひとつ、ふたつと光って、すぐに消えた。


 それを、火の上に、かざす。


 脂が、火に落ちて、じゅっ、と鳴った。煙が、ふわりと立ちのぼって、甘くて、香ばしい匂いが、夜の草地に、広がっていく。


 この匂いを、初めて嗅いだのは、いつだったか。


 石を投げて、魔物を倒して、肉を、火で炙った。タレもない。皿もない。包丁すら、ろくなものがなかった。ただ、塩を振って、焼いただけ。何もかもが手探りで、それでも、震えるくらい、旨かった、あの最初の一切れ。


 あれから、ずいぶん、遠くまで来た。仲間が増えて、調味料が増えて、料理は、どんどん、手が込んでいった。タレを煮詰めて、香草を巻いて、灰で蒸して。それは、それで、楽しかった。けれど、こうして、最後の塊を、塩と火だけで焼いていると、思う。結局、いちばん、胸の真ん中に来るのは、これなのかもしれない、と。余計なものを、ぜんぶ、剥がした後に、残るもの。


ヨーヘイ内心:(あの頃に、まるごと、戻ったみたいだ)


 肉の縁が、ちりちりと縮れて、焼き色がついていく。脂の乗ったところが、透き通って、きらきらと光る。炭の、じんわりした熱が、肉越しに、手の甲まで伝わってくる。


 焦らない。塩焼きは、待つ料理だ。火が強すぎれば、表面だけ焦げて、中が冷たいまま。弱すぎれば、脂が、ただ落ちて、ぱさつく。脂のはぜる音が、じゅう、から、ちりちり、に変わる、その一瞬を、待つ。


 ルカが、火の向こうから、身を乗り出してきた。


ルカ:「まだ?」


ヨーヘイ:「もう少し。今、音が、変わるところです」


ルカ:「……音て」


ヨーヘイ:「聞こえません? 脂の落ちる音が、さっきより、軽くなったでしょう」


 ルカが、耳を、ぴくり、と動かした。それから、ふっと、笑った。


ルカ:「……ほんまや。軽なった」


 音が、変わった。今だ。火から、肉を引く。


 一切れ、切り分けて、まず、ルカに渡した。


ルカ:「……あつっ。はふ、はふ……んん〜〜!」


 ルカの耳が、ぴん、と立った。尾が、ぱたぱた、と地面を打つ。


ルカ:「なんやのこれ……塩だけやのに、なんで、こんな……肉の味が、そのまんま、ぜんぶ、出てきよる……」


ヨーヘイ:「でしょう。余計なことを、しないほうが、旨い時もあるんです」


 リリアにも、一切れ、渡す。リリアは、両手で、そっと受け取って、小さな口で、はむ、と噛んだ。


リリア:「……ん。……あの、わたし、こんなに、何もしていない焼き方は、初めてで……でも、いちばん、お肉が、お肉の顔をしている、というか……」


ヨーヘイ:「うまいこと言いますね」


リリア:「……えへ」


 フィンにも、ひと切れ。フィンは、尾で、とん、とん、とリズムを取りながら、焼けたそれを、ひと息に平らげた。


フィン:「キューン」


 自分の分を、口に運ぶ。最初に、塩の、きりっとした角。それが、脂で、すうっと丸くなって、噛むほどに、肉の滋味が、じわっと、舌の上に、ほどけていく。香ばしい焦げと、中の、しっとりした赤身。飲み込んだ後に、鼻の奥へ、炭の匂いが、ふっと抜ける。旨い。文句の、つけようも、ない。


ヨーヘイ内心:(……ここで終わっても、悪くないのかもしれない)


 そう思って、自分で、少し、ぞっとした。


 火が、ひとつ、ぱち、と爆ぜて、火の粉が、夜に舞った。


 フィンが、ふと、立ち上がった。とことこ、と歩いて、リリアの膝に、頭を、こつん、と預ける。そのまま、目を閉じて、動かなくなった。


リリア:「……ふふ。どうしたの」


 リリアの手が、フィンの背を、ゆっくりと、撫でた。フィンは、もう、その膝から、離れようとしなかった。


 ルカが、それを見て、小さく、笑った。


ルカ:「……この子、リリアについて行く気やな」


リリア:「え……」


ルカ:「ええんちゃう。北の谷、一人で行くより、この子おったほうが、心強いやろ」


 誰も、それ以上は、言わなかった。けれど、その場の、全員が、静かに、了解していた。この子は、リリアと、行くのだと。理由は、分からない。ただ、そういうことに、なった。


 リリアが、困ったように、こちらを見た。


リリア:「……いいん、でしょうか。フィンは、ヨーヘイさんの、従魔なのに」


ヨーヘイ:「決めるのは、こいつですよ。俺じゃない」


 フィンは、リリアの膝で、目を閉じたまま、尾の先だけを、ゆっくり、揺らしていた。返事の代わりみたいに。


フィン:「キュウッ」


 火が、また、ぱち、と、ひとつ、爆ぜた。


 炭の、赤い熱が、もう一度、手の甲を、じんわりと温める。脂の匂いが、まだ、鼻の奥に、残っている。


 この匂いを、いつか、あの子にも、嗅がせてやりたい。


ヨーヘイ内心:(蓮。お前にも、これを、焼いてやりたいな)


 サガリから、先に食べる、あの子。スニーカーを、いつも、左右逆に履く、あの子。レバーは嫌いだと言うくせに、焼き鳥のハツは、平気で頬張る、あの子。


ヨーヘイ内心:(塩だけの焼き肉なんて、お前は、ぶうぶう言うだろうな。タレは、どこって)


 目の前に、あの小さい顔が、浮かぶ。火を見ている時の、真剣な横顔。焼けた、と言うと、ぱっと明るくなる、あの顔。


ヨーヘイ内心:(でも、一口、食べたら。きっと、何も言わずに、おかわりって、皿を出すんだ)


 胸の奥が、ぎゅっと、なった。火の熱とは、違う熱が、目の奥に、じわりと来た。


 ルカは里へ帰る。リリアは母のもとへ。みんな、帰る場所を、持っている。俺の、帰る場所は——本当は、最初から、決まっている。あの、家だ。あの子が、いる場所だ。


 帰れる。解析は、前に、そう言っていた。いつでも、帰れます、と。


ヨーヘイ内心:(……でも、俺は、まだ)


 帰る、と、決めたわけじゃない。帰らない、と、決めたわけでも、ない。ただ、ずるずると、ここにいる。自分で、何も、選んでいない。その「選んでいない」ことが、いちばん、ずるいんじゃないか。


解析:「……お疲れ様でした。火は、落としますか」


ヨーヘイ:「……ええ。そろそろ、休みます」


 火を、小さくして、毛布にくるまる。眠る前に、一度だけ、闇の輪郭を、目でなぞる。あの追っ手が引いてから、夜は、ずっと静かだ。それでも、これだけは、癖になっていた。……何も、いない。フィンの耳も、寝たままだ。ルカは、もう、寝息を立てていた。リリアも、フィンを抱いたまま、静かに、目を閉じている。


 草地の上に、星が、いっぱいに、出ていた。木の影も、谷の稜線も、夜に溶けて、ただ、空だけが、ひらいている。北の空に、ひときわ明るいのが、ひとつ。あれを目印に、明日も、北へ進む。職人町まで、あと少し。そこから、それぞれの行き先へ、散っていく。


 散っていく。その言葉が、また、胸を、こつん、と叩いた。


ヨーヘイ内心:(終わりかな、なんて、思ったけど)


 まだ、何も、終わっていない。終わらせたく、ない。そう、胸の中で呟きながら、いつの間にか、俺は、眠りに落ちていた。


 ——夜中に、目が覚めた。


 なぜ、目が覚めたのか、自分でも、分からなかった。ただ、閉じたまぶたの裏が、ちらちらと、明るかった。


 目を、開ける。


 光って、いた。


 草地の、闇の中に、見えるはずのない、四角い光が、立っていた。木でできた、扉の形。あの、家の寝室にある、クローゼットの扉が、なぜか、そこに、あった。閉じた隙間から、白い光が、すうっと、漏れている。


ヨーヘイ内心:(……なんで、これが、ここに)


 体が、動かなかった。


 光の、向こうから、音がした。


 廊下を、歩く、足音。


 小さい、足音。


 ぺた、ぺた、と、裸足で、こちらへ、近づいてくる。


 扉が、少し、開いた。


 光の隙間から、小さな影が、こちらを、覗き込んだ。


「パパ?」


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【第93話 リザルト&ステータス】

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▼ ヨーヘイのステータス(本話終了時点)

Lv:31(戦闘なし・移動と野営のみ) HP:504/504 MP:244/244


スキル熟練度(本話で動いたものだけ記載):

・なし(塩と火だけの焼き=既に身についたやり方の反復のため、熟練度の変動なし。《料理》Lv3・熟練度5を維持)


▼ 本話の収支

・収入:なし(道中・野営)

・支出:なし

・本話終了時手持ち:20,581枚(銅貨)


▼ 収納アイテム(前話からの変動分のみ)

・イワキバのロースの塊〔残〕を、最後の一塊まで焼いて消費(在庫から消える)

・小瓶一本(ルカが布に包んで継続携行=里で薄めて使う想定)に変動なし

・各魔石・装甲・厚皮・換金待ちの品は継続保持。レア鉱石はドンネ預かり


▼ 本話の出来事

・92末の続き=ルカの「終わりそう」という言葉の余韻と、「終わったら自分はどこへ帰るのか」という問いを、北へ二日目の夕暮れの野営で受ける

・三人それぞれの行き先が対比される=ルカは里へ(薬を持ち帰り子らを救う)/リリアは北の谷へ(鉄鳶の職人=母の手がかり)/ヨーヘイだけが「次に帰る場所」を持たない、という空白が立ち上がる

・グルメ核=原点回帰の塩焼き。在庫のイワキバのロース〔残〕を、塩と火だけで焼く。タレも凝った仕込みもなし=最初の一切れへの全周回帰。脂のはぜる音・甘い匂い・炭の熱・噛むほどに出る滋味で「ここで終わっても悪くない」温度を支える

・フィンが、リリアの膝に頭を預けて離れなくなる=フィンはリリアについて行くことが、所作だけで、皆に静かに了解される(理由の核心は伏せたまま)

・炭と脂の匂いをトリガーに、ヨーヘイが蓮へ語りかける=「お前にも、これを焼いてやりたい」。みんな帰る場所があるのに、自分は「帰る/帰らない」を自分で選んでいない、という痛みが極まる

・91で引いた正体不明の追っ手への警戒は継続=眠る前に闇の輪郭を確かめる所作(警戒の糸は切らさない・脅威の再燃はなし)

・末尾=穏やかな眠りの夜中、目が覚めると、草地の闇に、家のクローゼットの扉が光って立っていた。廊下から小さな裸足の足音が近づき、扉が少し開いて、小さな影が覗き込む——「パパ?」


▼ ヨーヘイの考察


 解析さん、記録、お願いします。


 今日は、塩だけで、肉を焼きました。イワキバのロース、最後の塊です。タレも、何も、なし。いちばん最初に、この世界で肉を焼いた時と、同じやり方で。ルカさんが、「塩だけやのに、肉の味が、そのまんま出てくる」って、目を丸くしていました。あの人の耳と舌は、本当に、よくできている。


 フィンが、リリアさんの膝から、離れなくなりました。理由は、俺にも、よく分かりません。でも、あの子が、そう決めたんだと思います。誰かと一緒に行く、ということを、あの子が、自分で選んだ。それは、きっと、いいことなんでしょう。


 ルカさんは里へ。リリアさんは北へ。みんな、帰る場所が、決まっています。俺は、と考えて、おかしなことに気づきました。俺にも、帰る場所は、あるんです。最初から。あの子の、いる場所です。なのに、俺は、帰るとも、帰らないとも、自分で、決めていない。ずるずると、ここにいる。


 ……今夜は、変な夢を、見そうな気がします。いえ、何でもありません。記録は、ここまでで。お願いします。


最後まで読んでくれてありがとうございます。


感想・評価・ブックマーク、どれでも嬉しいです。

星ひとつでも、ヨーヘイの飯がうまくなります。


また次話でお会いしましょう。

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