初めての街
土を踏む音、風の吹く音、草の揺れる音。自然の音だけが頭の中で木霊する。
隣を歩くアビスが時々こちらを見てくるので軽く頭を撫でてあげる。
辺りには俺たちしかいない。その静けさのせいで村のことを考えてしまう。
俺がドルワンさんについて行っていれば。いや俺が村の付近に堀を作ったり柵を強化していればドルワンさんは襲われなかったかもしれない。
人の死、自分の無力感に耐えられなくて村を逃げるように出てきてしまった。
魔石を渡したのも少しでも無力感を拭いたかったからだ。
俺は……無力だ。
こんなんじゃ知り合いを見つけてもまた見殺しにしてしまうかもしれない。
生きる…いや、守る力をつけないと。アビスやこの先できるかもしれない仲間のために。
気持ちをすぐに切り替えることはできない。しかし後ろばかり向いていても何も変わらない。
自分を変えられるのは自分だけ。行動しなければ変えられない。
「アビス…少し走ろうか」
アビスは不思議そうに見つめてくるがすぐに「ワフッ!」と一言吠えて走り出す。
そんなアビスを追うように俺も走り出す。力強く確かな一歩を踏み出して。
村から20kmぐらい離れただろうか。さっきまで人の気配のなかった草原なのにここに来てやっと街道らしきものがあった。ここを歩いていけば街に着くかもしれない。
街道に沿って歩いて一時間と少しぐらいが経った時、少し遠くの方に塀らしきものが見えてきた。
「街だ…アビス、街だ!」
俺は思わず走り出した。アビスも俺の横を嬉しそうに走ってついてくる。
近づくと、石でできた4~5mほどの塀だとわかった。道の先には街の入り口らしき門とその手前で並ぶ人が何人かいた。
俺も並んだ方がいいかもしれない。最後尾に並び前の様子を見てみる。
どうやら検査のようなことをしているようだ。初めての街に少し胸が高鳴るのを感じる。
検査は思ったよりスムーズに進んでいる。みんな門番に何かを見せているようだ。
10分もしないうちに順番が来た。
「よし止まれ。身分証を見せろ」
門番に言われる。しかし身分証など持っていない。どうしたらいいのか。
「すみません。身分証を持ってなくて」
「なに?お前どこから来た」
「東にあるコアン村というところから来ました」
「コアン村…?そういえば東に小さい村があったような。なるほどあそこの者なら身分証はないか」
門番は辛うじてコアン村のことを思い出したように言う。やはりあそこは街からも忘れられてしまうような場所なのか。
「では中央区にある役場で身分証を交付してもらえ」
「わかりました。あの、こいつも一緒に入れますか?」
俺の後ろからアビスが顔を覗かせる。門番は一瞬驚いたような表情になったがすぐ冷静になった。
「お前テイマーなのか?だったら冒険者ギルドに登録した方がいい。そこで従魔登録もするように。東区にあるからすぐ行くんだぞ」
「わかりました。ありがとうございます」
門番は冒険者ギルドへの道を軽く説明して道を開けてくれた。
冒険者ギルド。その異世界感が満載の名前に少し嬉しくなる。
門をくぐると、石畳の道が真っすぐ奥へと伸びていた。
道の両脇には露店が並び、焼いた肉の匂いと商人たちの呼び込み声が漂ってくる。
剣を背負った冒険者、獣耳を持つ亜人、荷車を引く商人。
村では見たことのない光景がそこには広がっていた。
「ついに、街に来たんだ」
「ワフッ!ワフッ!」
アビスは嬉しそうに俺の周りを跳ねるように走り回る。
「よし。じゃあまずは目指せ冒険者ギルドだな」
たしか門番が言うには冒険者ギルドまでは門を抜けて真っすぐ進み、噴水広場に出たら右側に大きめの建物がありそこが冒険者ギルドらしいな。
ここは東区で冒険者向けの建物が多いとか。たしかに冒険者らしい格好の人が歩いているし、武器屋なんか結構あるみたいだ。
街並みを見ながら歩きギルドを目指す。
先ほどから色々な武器屋があり、全部見て回りたい気持ちを抑えてなんとか広場に出る。
たしか右側の大きい建物が…ここか。石造りのきれいな建物だ。西部劇に出てくる酒場のようなものを想像してたからちょっとびっくりした。
重厚感のある扉を開いて中に入る。中もきれいだ。絨毯が敷かれてありその先は大きい階段。階段の下に受付のようなものがあるのでとりあえずそこに行ってみよう。
「あの、登録したいんですが」
「はい。冒険者登録ですね。ではこちらの紙にお名前とご出身をご記入ください」
受付の女性はそう言って紙を渡してくれる。
そういえば俺ってこの世界の文字読めるのだろうか。今まで普通にみんなと会話していたが文字を見たことはない。
恐る恐る紙に目を向けると…よ、読める。よかった。
名前は神代蓮で出身は……さすがに日本や森とは書けないよな。とりあえずコアン村にしとこう。
「書けました」
「確認しますね。神代蓮様、ご出身は…コアン村なんですね。遠くからようこそガルクスの街へ。私は冒険者ギルドガルクス支部で受付をしておりますリーシャです。今後ともよろしくお願いします。では登録に当たっていくつか説明をさせていただきます」
リーシャさんは俺の書いた文字を普通に読んでくれた。どうやら俺の書いた文字も伝わるようだ。これで読み書きの問題はないだろう。
「まず希望するジョブはどうなさいますか?なにか得意な武器などはありますか?」
「武器ですか。主に魔法を使います」
「では魔術師でしょうか。他に何か使ったりなどは?」
「たまに刀を使いますが毎回使うわけではないので。武器ではないんですがこいつと一緒に戦います」
俺の言葉に合わせてアビスがカウンターに身を乗り出す。
「わっ!魔物を使役しているんですね。でしたらテイマーというジョブもありますよ」
「テイマーですか?」
「はい。テイマーは魔物を使役して戦闘を任せたり共闘したりして戦います」
「なるほど。ちなみにテイマーじゃないと魔物を連れてはいけないとかありますか?」
「いえ、そのような決まりはございません。テイマーはあくまで使役に特化しているジョブなのです」
「じゃあ魔術師で大丈夫です」
「かしこまりました。次にランクについてお話します。当ギルドは六段階のランク分けをしております。登録したての方は一番下のEから始まり最高Sまでとなっております。またランクアップには特定の依頼の完了や試験の合格などいくつかの方法がございます」
依頼をこなせば自動的に上がるというものではないのか。逆に言えば依頼をしなくてもランクアップは可能。それなら各地を旅しながらでもランクを上げることはできそうだ。
「そしてEランクとして登録するのにも試験がございます。本日の試験は終了してしまっているので神代様には明日の試験を受けていただきます」
「明日ですか。わかりました」
「無事試験に合格されましたら登録料の銀貨5枚と引き換えに登録証を発行いたします。登録証についての詳しい説明は合格後に行わさせていただきます。また登録料も合格者の方のみからいただいておりますので後払いとなります。以上で本日の説明は終了となりますが、なにかご不明な点などはございますでしょうか?」
「従魔登録も合格後しかできないのでしょうか?」
「はい。従魔登録も冒険者が有する権利の一つとなりますので合格後に可能となります。もし不合格となってしまった場合は役場で魔物同伴許可証というものを発行していただけば国内でのみ連れて歩くことができます」
「なるほど。あ、それと俺金を持ってなくて。魔石ならあるんですけど買取とかってしてもらえますか?」
「魔石の買取は端の方にありますあちらのカウンターで行っております。買取につきましては一般の方もご利用できるようになっております」
「わかりました。丁寧にありがとうございます」
「それと神代様。そちらの魔物はまだ野良ということになってしまいますので本日はギルドの宿に宿泊していただいて外には出さないようにしていただけると助かります」
「はい。なにからなにまでありがとうございますリーシャさん」
「いえ。ではまた明日のお昼ごろ、お待ちしております」
リーシャさんに軽く会釈をしてその場を離れる。次は魔石の買取をしてもらおう。
「すみません。魔石の買取をしてもらいたいのですが」
「買取ですね。ではこちらにお持ちの魔石をお出しください」
腰に吊るしてある袋から魔石を取り出す。森にいた時に狩った一角兎やブラッドモンキーなどの魔石を出す。グランドベアの魔石は価値がありそうなのでもう少し持っておこう。
「これで以上ですね。では査定しますので少々お待ちください」
一角兎が10個、ブラッドモンキーが15個、グレイボアが1個。これでいくらになるのだろう。
「査定が終了しました。今回はEランクが10個、D⁺ランクが15個、Cランクが1個なので合計で銀貨14枚と銅貨2枚になります。お確かめください」
「はい。ありがとうございます」
魔石にもランクがあるのか。たしか登録に銀貨が5枚だから使えるのは銀貨9枚と銅貨2枚か。これで宿代と食事代が払えるといいが。
ギルドを出て隣に併設されている宿に入る。宿代は通常素泊まり一泊銀貨3枚だが、事前にリーシャさんが話をしていてくれたらしく今回は銀貨1枚でいいことになった。またお礼を言わないといけないな。
部屋はベッドと小さめの机があるぐらいだった。
「ごめんなアビス。ご飯買ってくるから少しここで待っててもらってもいいか?」
アビスは寂しげな表情で頷きながら部屋の床に伏せる。
一人で散策しては申し訳ないので今回は食料の買い出しだけにしておこう。宿の女将さんにご飯を売っているところ聞いたので他には目もくれずそこだけを目指す。
女将さんが教えてくれたのは市場のようなところだった。出店が色々ある。
アビスを待たせているお詫びに肉が買えるといいが。
「おう兄ちゃんちょっと寄ってきな。グレイボアの串焼き出来立てだよ」
「おいくらですか?」
「一本銅貨3枚さ」
「じゃあ一本もらいます。銀貨からお願いします」
「毎度あり。おつりの銅貨7枚と串焼き一本まけとくよ」
「ありがとうございます!」
銅貨3枚のもの一つに銀貨1枚払うとおつりが銅貨7枚。つまり銀貨1枚は銅貨10枚分ってことか。日本で考えると串焼きは一本3、400円するし、銅貨1枚で100円ぐらいの感覚かな。手持ちのお金があと銀貨8枚に銅貨9枚だから…9000円ぐらいか。少ないな。
他になにかいいのないかな。できれば食べたことのないものがいいな。
「さぁさぁ岩兎のから揚げ揚げたてだよー」
岩兎?聞いたことないな。
「それください」
「まいど。銅貨2枚だよ」
四個入りで200円。これは安いな。他の店も気になるし行ってみよう。
調子に乗って買いすぎてしまった。グラススライムと野菜のスープにレッドフェザーの親子丼、それとブルームースの燻製。残りの所持金は銀貨7枚と銅貨6枚。けどこれだけ買えばアビスも満足してくれるだろう。
宿に戻り部屋のドアを開けるとアビスが真ん前で座っていた。どうやら匂いでわかったようだ。
「ワフッ!」
相当腹が減っているようだな。
「よし色々買ってきたし食うか」
岩兎のから揚げはまぁ普通にから揚げだった。少し肉の主張が強い気もするがまぁそこまで気にはならないほどだ。
グラススライムと野菜のスープは…うん、結構あっさりしてるけど何種類もの食材を煮込んだかのような奥深い味わいだ。
レッドフェザーの親子丼は俺の知っているやつに比べるとだいぶ卵が多い気がする。卵がメインなのだろうか。肉は少し硬いような気がするしやはり卵の主張が激しい。これは喉が渇くな。
ブルームースの燻製。燻製と言うからには硬いのを想像していたが、これは口の中で溶けるようだ。無駄な脂もなく香りもついていて非常に食べやすい。
今まで同じような食事ばかりだったからどれも新鮮だ。アビスも美味しそうに食べてくれるしたくさん買ってよかった。
「どれもうまかったなアビス」
「ワフッ!」
「腹いっぱいになったら眠くなってきたな」
久々のベッド。コアン村では布団とはいいがたいような薄い布を一枚敷いているだけだった。
この包まれるような感覚、疲れが抜けていくようだ。
やばい、意識、が…。
ー翌朝
「ワフッワフッ」
アビスに起こされて目が覚める。
そうか、たしか寝転がったらそのまま寝ちゃったのか。
「起こしてくれてありがとうなアビス」
頭を撫でて礼を伝える。窓の外を見るとまだ日が低いので朝方だろう。寝過ごさないように早めに起こしてくれたんだな。
ご飯を食べ、準備をしてからギルドに向かう。受付の近くには何人か集まっている。他の受験者だろうか。とりあえずリーシャさんに挨拶しとこう。
「おはようございますリーシャさん」
「神代様おはようございます。よくお休みになれたでしょうか」
「はい。宿の手配してくれてありがとうございます」
「いえいえ、これも仕事ですから。本日の試験頑張ってください」
「頑張ります」
「試験までまだ少し時間がありますのであちらの皆さんとご一緒にお待ちください」
リーシャさんは壁の方に集まっている集団を指した。どうやら本当に受験生のようだ。
「わかりました」
そういえば試験ってなにをするんだろう。筆記試験とかあったら何も回答できないぞ。大丈夫かな。
「それではただいまより新規登録希望者Eランク適性試験を開始します。試験は希望のジョブによって異なります。ジョブごとに一人ずつ試験を行いますので担当の試験官に呼ばれましたら試験場の方へ移動をお願いします」
一人ずつか。観客が多くないならあまり緊張せずにできそうだ。
しかしみんな気合が入っているな。見た目だけである程度ジョブがわかりそうだ。剣士に弓使い、魔術師。色々なジョブがあるんだな。
ボンッと小さな爆発音のようなものがどこからか聞こえてくる。誰かの魔法だろうか。
「次、神代蓮。魔術師試験会場まで来なさい」
「はい」
試験官らしき女性の後ろについて歩く。紫の長髪がきれいだ。リーシャさんより少し若いだろうか。
「ここが試験会場だ」
試験会場は屋外だった。四方を石の壁に囲まれており地面は固められた土。前の受験者の物だろうか、少し魔法の跡のようなものもあるな。
「私は試験官のレティアだ。試験内容は初級魔法を二つ以上かもしくはそれ以上の魔法の使用だ。ではさっそく見せてみろ」
初級二つかそれ以上、か。なら中級一つでもいいのだろう。それならエアリアルフィールドでいいか。
「風魔法 《 エアリアルフィールド 》」
周囲の空気が唸るように渦巻き、俺を中心に風の膜が広がっていく。試験官の髪も俺が起こした風に揺れている。
「ほう、風の中級魔法か」
そう言い試験官レティアの口元がわずかに緩んだ。
「制御もできているようだし合格でいいだろう」
「ありがとうございます!」
「けどまだ荒い部分もあるから今後も鍛錬を怠らないようにな。では行ってよし」
「はい!失礼します」
よしよし。試験は無事合格だ。これで冒険者になれる。
「リーシャさん試験合格しました」
「おめでとうございます。ではこちらのギルド規定書を読み、サインをお願いします。それから無事合格されましたので登録料の銀貨5枚を頂戴いたします」
ギルド規定書。細かい規定が色々書かれている。依頼について、報酬について、禁止行為について等々ちゃんと読んで正解だな。えっとここにサインすればいいのかな。それと銀貨を渡してと。
「お願いします」
「ありがとうございます。ではいくつか注意事項を説明いたします。まずこちらは神代様の冒険者証となります。こちらは常に携帯するようにしてください。またレグナス王国だけでなくアルディア帝国、ヴェルク商業連邦並びにほとんど全ての亜人・魔族の国でも身分証としてお使いいただけます」
世界共通の身分証か。便利だな。名前とジョブ、ランクそれからステータスが書かれているのか。
ステータスは備考欄みたいなものだろうか。今は風系統魔法とだけ書かれている。
「こちら偽造や譲渡などが一切禁止されていますのでご注意ください。続いて依頼に関しまして、依頼はご自身のランクより一つ上の物までお選びいただくことができます。ただし一つ上の物を受注する際にギルドが達成困難と判断した場合はお受けしていただくことができません。同系統の依頼については複数同時に受注していただくことは可能なのですが、期日までに完了しないものがありますと罰金が発生しますので可能な範囲で受注するようにしてください」
一つ上まで受けられて、いくつか同時に受けられるならEランクでもそこそこ稼げそうだ。
「昨日もお話した通り、ランクアップにはいくつか方法があります。ただし、一度昇格すると一か月は次の試験を受けられません。また、不合格の場合は三か月間再試験不可となります」
つまり今日から一か月はEランクで活動しないといけないのか。それは少ししんどいな。
「また冒険者やギルド職員に危害を加えることや受任していない依頼への参加は厳罰に処されますので絶対に行わないようにしてください。以上が主な注意事項となっております。何かご質問はございますか?」
「いえ、大丈夫です」
「では神代様は続きまして従魔登録を行わさせていただきます」
これでやっとアビスを連れて街中を歩けるようになるのか。
「それではこちらの紙に従魔とする魔物の種族と名前をご記入ください」
種族か。そういえばアビスってなんていう種族なんだろう。
「あの、俺こいつの種族知らないんですよ」
「そうなのですね。でしたら今は不明とご記入ください。判明した際に更新していただけたら大丈夫です」
種族は不明で名前はアビス、と。
「これでお願いします」
「お預かりいたします。では、従魔登録を証明する魔道具をお選びください。首輪型や腕輪型などがありますが、どちらになさいますか?」
「じゃあ腕輪型でお願いします」
「かしこまりました。ではこちらを神代様が、こちらをアビス様がご装着ください。これは従魔登録の証明になりますので常に身に付けておいてください」
「はいわかりました。ほらアビス手出して」
アビスは言われるがまま右の前足を出す。アビスの足には少し大きめかと思ったがつけた途端サイズが小さくなった。これが魔道具か。すごい。
「これで神代様のステータスに従魔という項目が増えました。これは相互に腕輪をつけている限り表示されます」
「ほんとだ。もう更新されてるなんてすごいですね。おもしろい」
「では以上で全ての説明が終わりとなります。このまま依頼を受注していただくことも可能ですのであちらの掲示板にあるE、Dランクのものから気になるものをお取りになって依頼受付までお持ちください。それでは今後ともよろしくお願いいたします」
「あ、はい。こちらこそよろしくお願いします」
これでついに冒険者か。とりあえず依頼をやって生活費を稼がないとな。
「さっそく依頼を受けようかアビス」
「ワフッ!」
Eランクの依頼は…ごみ捨てや配達、掃除か。想像していた華やかな冒険とは少し違うな。けど、まぁEランクだとこういう感じなんだろう。
へぇ、Dランクだと薬草採取や岩兎の捕獲なんてのもあるのか。楽しそうだな。
とりあえずこの辺を受けるか!依頼書を数枚取って受付に向かう。
冒険者として歩んでいくこの先の人生に何が待ち受けているのかまだわからない。期待と不安を胸に抱えながら新たな道の一歩を踏み出す。




