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碧い航海日誌   作者: 松本朱海|徒然なるままに
続きの話

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25/38

25、 予想外の展開

失恋からの、まさかの展開。

先輩たちと遊ぶ中で、少しずつ変わっていく関係。

そして気づけば――

初めての「彼氏」ができました。

こうすけさんに告白して、フラれた。

思っていたより、静かな終わりだった。


さすがの私も高校生になると色気づく。

こうすけさんには彼女がいるらしい。

一つしか変わらないのに、めちゃくちゃ色気のある先輩。

ま、そらそやろ。

二人はお似合い。


落ち込んだけど、ショックではなかった。

彼女、ホントに可愛い。

性格も。

私も好きだもん。


こうすけさんとはまともにしゃべった事ないし、ま、そうなるよね。

そんな事があったからかどうかわからないけど、他の先輩たちとも仲良くなった。


気が付くと、先輩たちと遊ぶことが増えた。

夜景を見に行ったり、プールに行ったり。

ちょっと大人っぽい水着も買ってみた。

ディスコという素晴らしい夜遊びにも連れて行ってもらった。

先輩たちの真似をして、踊った。

ちょっと緊張した。


車でいろんな所へ行った。

全部初めての遊び。

とても楽しかった。


気づくと山本さんに誘われて遊ぶ事が増えた。

山本さんは、楽しくて大人でスマートだった。

レストランでは店員さんにも丁寧で、運転も落ち着いていて、

気づくといつも、私が楽な方を選んでくれていた。

色んな事がお手本になった。


二人で出かけても楽しかった。

ドライブして、遊んで、笑って。

何回目かのおでかけの時、海の見える公園に行った。

いつもみんなで夜景を見に来たけど、今日は二人で、昼間。


海際のコンクリートにしゃべりながら座っていた。

のぞき込むと、足の周りに大量のフナ虫!!

声にならない叫びをあげた。

「足をバタバタさせてれば寄ってこないよ」


さすが、山本さん、素晴らしい。

知らない事でも考えて対応できる。

地味に足をバタバタさせていると、山本さんに聞かれた。


「ねえ、俺の好きな人知ってる?」


知らんがな!

っていうか、知りたくない。

この楽しい時間が終わってしまうような気がして。

だから、知らない方がいい。


「知りたくない!」


私は耳をふさいだ。

でも、聞こえた。


「それ、たかこちゃんだよ」


わたし?

なんだろう、知らない感覚。

この人に好かれてる?

純粋に…嬉しい。


「私も、山本さん好きです!」


お互いに好き=付き合う=恋人。


こうして私に初めて彼氏ができた。



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