13話 公開試験を仕掛けられた
やっと書き終わった……。学園のストーリーって難しい
お待たせしました、13話です。
編入してから1週間が経った。初日に絡んできてからアルシャインは大人しくしてた。諦めてくれてたらいいんだけど聞いた話とか噂の感じだとまだ諦めてないよなぁ。
まあそんなネガティブな考えは一旦おいておいて、勉強を教え始めてからエレナさんと友達になって周りの他の子とも仲良くなれた。エレナさんが周りの子との橋渡しをしてくれて助かったよ。本当にいい子だね。
さあ、今日は祝日明けの最初の登校日。今日も1日頑張ろう。
「ひそひそ、ひそひそ。」
……なんかやけに視線を感じる。
「あの人?試験でズルした平民って。」
「そうらしいわよ。全く平民はずる賢いわね。」
あぁ、そういう…。最近大人しくしてると思ってたらそういうことね。とりあえず教室に急ごう。
「おはようございます。」
「おはようございます。…ってソーカさん⁉︎」
「おはよう、エレナさん。」
「ええ、おはよう。ではなくて!今あなたが試験で不正をしたって噂が広まってるのよ。」
「なんかそうらしいですね。来る途中に聞きました。はぁ……面倒臭い。」
「面倒臭いどころじゃないわよ。ここ最近あなたと関わってきてそういうことをする人でもそれをする必要がある人でもないことはわかったわ。でもみんながそう思ってるわけではないのよ。むしろほとんどの生徒があなたが不正したと思っているわ。先生の中でもそう思ってる人がいるのよ。」
「まあそうでしょうね。でも監督してた先生に聞けばわかるでしょうし大丈夫じゃないですか?」
「今回言い出したのはアルシャインよ。きっといろいろ下準備をしてから言ったはずだからそう簡単にはいかないはずよ。」
「そうですね。気をつけておきます。」
「あら?不正した平民じゃない。試験で不正なんて許されないことよ。でも私は優しいから最後に1度だけチャンスをあげるわ。もう一度公開で試験をして不合格だったらこの学園から出て行きなさい。」
「アルシャイン様優しい〜。」
「流石アルシャイン様ですわ。」
「ちょっと待って。そんな言い分通るわけがないでしょ!それに、そもそも不正の証拠はあるのかしら?」
うんうん。その通り。
「あなたは、エレナ…だったかしら?平民が満点をとっている時点で不正に決まっているでしょう。どうせ汚い手でも使ったに違いないわ。」
「それは理由になってないじゃない。私は証拠はあるのかって聞いたのよ。」
そうだそうだ!もっと言ってやれ。
「証拠なんてなくても本当にその平民がちゃんと満点をとったなら無事に試験は合格できるはずよ。まあできないでしょうけど。平民、今回は不正なんてできないわよ。せいぜいあがくといいわ。」
「一ついいですか?」
「は?何よ平民。」
「これでもし私が合格したら不正はなかったってことですよね。もしそうなった場合は今回の件の責任は取ってくれるんですか?」
「いいわよ。どうせ合格なんてできないんだもの。試験は今日の昼、闘技場よ。結果を楽しみにしているわ。」
「ちょっと!いきなり試験だなんて言ってやるのは今日の昼って、急すぎないかしら?」
「もう決定事項よ。それにこれは学園の沽券にも関わるわ。なるべく早い方がいいのよ。学園長も容認しているわよ。」
何日か引き延ばされるよりは今日やって終わらせちゃった方が楽ではあるんだけどそれにしたって結構急だよね。まあ、これくらいなら全然いいや。
「あ、来た。あの人じゃない?」
「本当だ、平民ってだけでも嫌なのに不正とかありえないわよね。」
「平民にできるわけないよな。」
「間違いねぇな。」
「静粛に。それでは、これより公開試験を始めます。」
「ソーカさん、頑張って。」
さて、始まったけどどのくらいで解こうかな。やろうと思えば多分7,8分で終わるけど流石に早すぎるよなぁ。でもかと言って遅すぎるとやっぱりズルしてたとも思われそうだし。いいや、さっさと終わらせちゃおう。
ふぅ、終わったかな。一応見直しもしたし大丈夫そうだね。
「終わりました。」
「そうですか。では採点を始めます。」
「どうせ不合格に決まってるわよ。」
「不正するような平民なんだから30点も取れればいい方じゃない?」
「結果は………不合格です。」
「ほら、みなさい。」
「やっぱりそうだったわね。」
「これで邪魔な平民が1人消えるな。」
「調子乗ってるからだよ。」
「クスクス。」
「これだから平民は。」
2話更新なので遅くなったのは許してください。
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