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脳筋の祝福

「イダダダダダ!!!」

筋肉の妖精たちが容赦なく筋繊維を切断していく。あまりにも痛いため


「ソルが筋肉痛がくるって言ってたけど,

こんな痛いもんだっけ・・・?」

「こ、こんな歳になって筋肉痛で声を上げるとは思わなかった・・・」

「いてぇ〜よぉ〜ッ!』

「泣くな!男だろ!」

と、声を上げるくらい痛い。


「どうしよう・・・これじゃ1日ずっと動けないってこと?」


「流石に一日中ってわけじゃないだろうけれど・・・これはシャレに・・・イテテ・・・ならんなぁ」


「あ、見てこれ!このアーム、モリの先端がヒトデみたいに5つに割れて、物を掴んだりもできるみたい!これで身体を支えて動けるんじゃない?!」


「「「「「「「「採用!!」」」」」」」」

嗚呼・・・俺ら男子のロマン武器は怠惰を助長させるための道具に成り下がった・・・

『お前も言ってんじゃん』

(使わないとは言ってない)


結局まともに動けるようになるまで日が真上に来るまでかかった。


「よかった誰も部屋にこなくて。遠征部隊の威厳に関わるよ」


「設立1日で既に威厳もクソもないだろ」


すると突然部屋の扉が勢いよく開かれる。


「やぁおっそよーぅ!ちなみに桃也くんの言う通り、最初っから連絡忘れてるから威厳もクソもないと思うよーっ!」


「うわ来た。ていうか昨日よりテンション高くない?」

うざったそうに冬美がそう言う。


「そりゃ俺にだってONとOFFはあるさ。あんなテンションで毎日いたら鬱になっちまうよ」


「で?何の用だハマベ。ただ煽るために来たんじゃないんだろ?」

ライアンが本題を問う。


「お前ら本当に考えてないんだな。普通に考えてみたらわかるだろ?どのラノベでも魔王を倒した勇者は政治利用されるんだ。それと同じだよ。」


「ハ?」


「おいおい、お前の頭は火薬でも詰まってんのか?諸君らをプロパガンダに利用しに来たんだよ」


「スマン普通にラノベを読んだ事がないだけだ」


「そーかい。それは置いといて、この世に何百何千もある脅威のうちたったひとつではあるが、諸君らのようにどこにでもいる一般人が脅威の排除に成功したんだ。ネットでも話題なんだぞ。それに希望を見出す者もいるはずだ。防衛または探索部隊に志願する者も増えるだろうし、反対に単独でバカしでかす輩も増えるだろう。それを統制するには諸君らの存在は必要不可欠だろう」

希望を見出すと言う言葉に文康が反応する。

よかったな。


「と、言う事で夢中部(mutyube )でセルフ記者会見の告知をしておいた。今日の9時にライブ予定だから何言うか考えておけ。じゃっ⭐︎」


「はぁぁぁぁっっっ?!!」

全員から驚愕の声が上がる。

やっぱり無責任にしか見えないあの野郎はスキップしながら扉の向こうに消えていった。


どのくらい痛いかっていうと、足ツボの痛いところを全身で食らってる感じです。


なぜネットなどが存在するかというと、管理者が巨大なサーバーの代わりになっているからです。電話と同じく脳内ガイドとの接続によって検索などを使用できます。



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