遠い昔の僕らの日常
ようやく戦いのシーンを書ける…
ちなみにスマホのアナウンスからここまでの時間はだいたい5時間半くらいです。
『なんか仲良くやれそうじゃん』
ソルがそう言った。
「お前なんでさっきからなんも言わなかったんだ?」
『おいおい、僕はあくまでも脳内ガイド。君をサポートするのが役目で、あって決めることが役目じゃない。言ったろ?頼りすぎない為に僕らは今まで色んな事を秘匿していたんだぜ?』
「それもそうか。スマン無茶言って」
『コイツが謝った?!!天変地異だ!死亡フラグだ!』
「やっぱやめた」
「オイオイお前のガイドは楽しそうだな」
ライアンが気さくに声をかける
「めんどくさいんだよ」
「ワハハ!そうかそうか」
「あの~すみません。まず向かう場所はどこでしたっけ…」
冬美が気まずそうに声をかける。
「◯☓駅ビル街よ。背中に目玉がたくさんあるプテラノドンがいるわ」
「ケインが言っていたやつか?」
「そうだよ」
「ライアン、どんな形で戦う予定だ?トカゲと同じくらいのサイズだと思うが、動きに緩急があって分かりにくいし、多分肉や骨が厚いから目玉と口以外は効果がない気がするんだ」
「前衛5人、後衛4人に別れて地形を利用しながら戦う予定だ。後衛の奴らは前衛の誰かがやられた時の交代と、撤退の準備を頼む」
「前衛は俺が行く。一応経験者だからな。前に出て損はないだろ」
「そうだな…そうだとありがたい。他に前衛は誰が行く?」
話し合いの結果、前衛は俺、ライアン、桜、春夫、文康となった。
「トーヤ、お前は経験者だから皆に立ち回りを見せてくれると助かる。まぁ教官みたいな感じで」
「経験者って言っても泥試合みたいなモンだったけど…」
「おっ!着いたみたいだぞ!」
「話聞けよ!」
◯☓駅ビル街…信号は壊れ、建物にはいくつもの爪痕がある。中には弾痕まで見えた。
何より人の死体が定食におけるキャベツのようにいくつもの束になって乱雑に置かれていた。
「ひでぇ…」
「こんなにも人が…」
「なんで食べずにまとめて…るんだ…?」
改めて僕らの日常は遠い昔になってしまったのだと実感させられる。
なぜこのような事ををしたのかはだいたいわかる。
「手元に置いといていつでも食えるようにしてるんだろうな…奴等の銀河にはいつも食料が不足しているらしいし…子どもがおもちゃを出しっぱなしにするように…」
思っていたことを春夫が変わりに言ってくれた。
「もしくは、こちらを煽っているのか、罠か」
ライアンも続くように話す。
「なるほど、調べたり助けたりしたところを…ってことね…」
冬美も納得したようだ。
「どちらにせよ周りの警戒は怠るな」
とりあえず周りに犯人がいないか見渡していると…
「¥゜#○@<€%※¢!!!!!」
耳をつんざくような奇声が聞こえた。
「どこだ?!どこからだ?!」
「離れるな!全員で背中合わせになって周りを見渡せ!」
「どこにも見当たらないぞ!」
半ばパニックな中、銃を構える。
「いや…」
辺りが突然暗くなる。
『上からだ!桃也!』「上からだ…!!!」
ソルが言うのと俺が言ったのはほとんど同時だった。
夕焼けの光をを背負って現れた怪物は俺等の目の前に大きな音を立てて着地した。




