オーブンの魔導具が完成
累計PV600,000PV突破です。
ありがとうございますm(_ _)m
嬉しいです(^o^)
ミルを買ってから、しばらくして連絡が来た。
リランジュリンダさんから…。
『オーブンと計り出来たわよー』
って。
『本当ですか?大丈夫ですか?』
確認したのは仕方ないと思う。
自信満々で大丈夫だって言うし、実際にクッキーを焼いてみたいから、持って来てくれって言われた。
食べたいだけじゃないよな?
お店に着いたらそのまま、奥に行くわよって、腕を引っ張られ作業場まで連れてこられた。
お店は!?
えっ!?今日は休みにする?
そんな適当な…。
ちょっと待ってよ!
作業場にホイホイ関係以外を入れちゃダメでしょ!?
「何言ってるのよ、魔導具のアイデアくれたんだから関係者でしょ!」
なんか違くないか?
俺はただ作って欲しいものをお願いしただけじゃん?
「レイチェルーヴァ、ミゲルくん来たわよ」
「いらっしゃい!見てよオーブン!!」
2人ともテンションおかしくない?
ちょっと苦笑いしながら挨拶して、レイチェルーヴァさんが、ジャーンと両手で紹介してくれてるのは、魔導コンロじゃなかった。
俺の知ってる電子レンジに近い形をした箱型のものだった。
「オーブン?」
「そうだよ!」
どう?どう?
って、レイチェルーヴァさんが褒められたいワンコみたいになってるんだけど。
「触っても大丈夫?」
「もちろんだよ」
ニコニコしてるレイチェルーヴァさんに、リランジュリンダさんが、言った。
「使い方の説明してあげなさい」
レイチェルーヴァさんは、わかりました!と、俺に向き直って、
「ここのツマミを回して、温度設定出来るようにしたよ。こっちは時間のタイマーだよ」
うん、なるほど。
見たまんまだね。
「設定温度に予熱するのは?」
「それは必要ないよ。3秒くらいで設定温度に調整される」
マジで?
すごくない?
「鉄製の天板が必要って言ってたでしょ?こんなんで大丈夫だよね?」
おー、魔道コンロにも使ってるから、問題ないとは思ってたけど、大丈夫だね。
後は、クッキングシートみたいなものはないみたいだから、天板に油塗って使えばいいかな。
「ミゲルくん、大丈夫そうなら試しにくっきーを焼いてみてくれないかしら?」
絶対食べたいだけだよね?
「…了解です」
俺は、アイスボックスクッキーとナイフを【インベントリ】から取り出し、切って天板に乗せていく。
170度でとりあえず15分で、様子見かな。
「ちょっとちょっとー、いい匂いね」
「ホントですね」
チリンチリンって可愛らしい音が鳴って、15分を報せてくれた。
開けて覗いてみると、まだちょっと白い。
あと2分くらい必要だね。
やっぱり17分で、ちょうどいいのかもね。
「出来たのかしら?」
「もう少しかな」
俺は2分タイマーを追加した。
チリンチリンと再度タイマーが鳴って、出来上がり。
で、困った。
「あのさ、この天板をオーブンから出すのに、天板を掴める何かが必要だったんだけど、何かある?」
「耐熱の手袋とかでいいのかしら?」
耐熱の手袋!
そんなのがあるのか。
前世のイメージで、天板を掴む器具みたいなもの?
オーブントングだっけ?
そんなもののつもりで話してたぞ。
耐熱の手袋で対応出来るなら、それでいいかな。
「それは何度でも大丈夫?」
「そうね、1,000度って言われると無理だけど、このオーブンくらいなら大丈夫よ」
「今あります?とりあえずこれ出さないと焦げます」
リランジュリンダさんが、
「いやん、大変!!レイチェルーヴァ持って来て!!!」
って、大慌て。
やっぱり食べたいだけだな。
レイチェルーヴァさんが、持って来てくれた耐熱の手袋は、ゴツかった。
とりあえずオーブンから出してもらって、冷ますのに、耐熱の作業台に置かせてもらう。
「この手袋って素材はなんですか?」
気になったから聞いてみた。
「サンドリザードの皮にヒートブロックを付与してるのよ」
ヒートブロック?
熱遮断ってことかな?
なるほど、付与か。
「それなら、オーブンとこの手袋も必要になるよね」
俺がそう言うと、あっ!って顔を2人ともした。
「そうよね、でもサンドリザードの皮ってちょっとお高めなのよね…」
なるほど…。
安い方がいいよな。
「それなら、天板を掴める器具?道具?みたいなものは出来ないかな?」
「あーなるほど!鍛治とかで炉の中の金属掴んだりするものもあるものね。その辺は安く出来るものを考えるわ」
そこはぜひお願いします。
重くてもちゃんと持てるようにして欲しい。
ってお願いも付け加えておいたぞ。
「それで、オーブンの価格は?」
金貨とかかなぁ。
魔道コンロの二口が大銀貨2枚くらいだった。
魔道コンロのオーブンありが大銀貨6枚前後だったんだよ。
魔導コンロは普及してるから、安めで販売されている。
それならオーブン単独は?
「うーん、大銀貨8枚かなぁ」
金貨ではなかったけど、やっぱりそのくらいにはなっちゃうかぁ。
「これも普及すれば、価格は下がると思うけどね」
最初だから仕方ないのかな。
「今日、持って帰れる?」
これを使って、作ってみないとね。
「もちろんよ、何台か作って確認してるわよ」
「じゃあ、これを使って作れるレシピをいくつかまとめるから、そうしたら商業ギルドに登録に行くんでいいかな?」
リランジュリンダさんは、ニッコリ笑って、
「こちらも登録のための書類作成しておくわね」
「お願いします。ところで計りはどうなりましたか?」
前回も確認するの忘れたんだよな。
「あっ、出来てるよ!」
レイチェルーヴァさんが、ちょっと待ってて!と作業場の隅の方から、抱えて来た。
「これなんだけど」
って、作業台に乗せてくれたけどさ。
「本当にこれが計りなの?」
デカくない?
しかも重そうなんだけど?
「違ったかな?」
「思ってた以上に大っきいというか、重そうって言うか…」
レイチェルーヴァさんがすごいことを言った。
「10キロまで計れるから」
えっ?
うそだろ!?
そんなに計れなくていいんだけど…?
俺、説明の時に言わなかったんだっけ?
「ごめん、1キロくらいまで計れれば良かったんだけど…1グラム単位で…もっと小さく軽くならないかな?」
リランジュリンダさんが大爆笑している。
なに?
なんでそんな大爆笑なの?
「だから言ったでしょ?そんな大きいのはいらないって」
あぁ、すでにツッコミ済みだったのか。
「いや、だって大は小を兼ねるって言うじゃないですか」
限度があるんじゃないかなぁ。
「小さく軽くしてください」
俺はそうお願いして、オーブンだけを手に入れて帰宅した。
お読みいただきありがとうございます!
もしよければ評価もおねがいしますm(_ _)m
トーヤのテンションがあがります(笑)
感想、誤字脱字報告もありがとうございます。
引き続き他の作品共々よろしくお願いします!
ダンジョン代行 なんでも屋におまかせ!〜俺のダンジョンはまだないので他人のダンジョンで活動します〜
https://ncode.syosetu.com/n0151lz/
大賢者リオールは楽しみたい!
https://ncode.syosetu.com/n6058kb/
神様のムチャブリで死亡フラグだらけの侯爵令嬢に転生しました
https://ncode.syosetu.com/n3559mr/
ようこそ!ダンジョンへ!
https://ncode.syosetu.com/n3468kt/




