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生まれたその日にダンジョンに捨てられた俺はドラゴンに育てられる  作者: トーヤ


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192/208

新伯爵は彼らに〜アルフォリンス(王太子)

累計PV540,000PV突破です。

ブックマーク500突破です。

リアクション8,000突破です。

ありがとうございますm(_ _)m

嬉しいです(^o^)

母上、王妃殿下の誕生祝賀舞踏会から2ヶ月ほどの間に、伯爵家2家の取り潰しが行われた。

元アンファールも元アンミュールも先代は優秀な統治者であったが、息子に代替わりした途端に荒れた。


何を勘違いしたのか、領民からの税金を2割から5割に引き上げるなど悪政を強いた。

子爵家、男爵家に圧力をかけ傍若無人な振る舞いに傲慢な態度。

救いようがない。


元アンファールに至っては、私の弟でもある第三王子のアルサイジェスに呪いをかけ、意のままに操ろうとし、化け物のような娘との婚姻を目論んでいたようだ。


王家を軽んじ過ぎているのではないか?


元アンミュールは、誘拐、違法奴隷、監禁、敵国へ騎士団員の売り飛ばしなど、犯罪だらけだった。

その上で、こちらも第三王子のアルサイジェスとの婚姻を画策していた模様だ。


だからアルサイジェスには、さっさと婚約者を決めるように言っていたのだが…。


そんなわけで、王都を取り囲む6領主のうち2つの空席が出来てしまっている。

早急に埋めなければならない。


そんな会議のために、陛下、宰相、王太子である私。

それから、アンリパァール家の当主、アングリュール家の当主、アンヴァール家の当主、アンジュール家の当主が集まり会議が行われようとしているのだ。



◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇



現在、領地無しの伯爵家はいくつか存在する。

しかしこの中から領地を任せられる伯爵家が残念なことに見当たらない。

国からの年金をもらって社交するだけの古い体質でしかない。

働かないのが貴族だそうだ。

そんな時代はとっくに終わっているんだがな?

そんな考えの貴族家に任せたのでは、第二第三のアンファールやアンミュールを生み出すだけになってしまう。


それだけは避けたかったのだ。


王都の城壁には、6ヶ所の扉が存在する。

ダンジョン地帯へと続く扉となる。


もし万が一、スタンピードなどが起こった場合、この扉を越えさせず、魔物を食い止めるための貴族家が存在する。


北の白隊

獅子(しし)人族のリーオン子爵家

虎(とら)人族のティーグ子爵家

兎(うさぎ)人族のトゥーズ子爵家


南の黒隊

熊(くま)人族のグリーズ子爵家

狼(おおかみ)人族のルーラン子爵家

鴉(からす)人族のクレーエ子爵家


この6子爵家から、2家を陞爵させ伯爵とし不在となったアンファール伯爵とアンミュール伯爵として、領地を経営してもらうつもりでいる。


「いかがでしょうか、陛下」

「うむ、アルフォリンスはどの子爵家を考えておるか?」


決まっている。

アンファール、アンミュールを解任させるために動いていたのだ。

ずっと考えていた。


「陛下、私は白の兎人族のトゥーズ子爵家、黒の鴉人族のクレーエ子爵家を推したいと思っています」


彼らは、優秀だ。


確かに扉の守りでは他の4家には劣るかもしれない。

だが他の4家は申し訳ないが脳筋なのだ。

力こそ正義だと思っているフシがある。

それでは、領地の運営は出来るはずもない。


その点、トゥーズとクレーエは頭が使える。

次代には私達兄弟の学友もいる。


陛下は少し考えて、宰相と一言、二言言葉を交わす。


宰相が、各当主に意見を求める。


「アンリパァール公爵殿はいかがか?」


母上の兄に当たるアンリパァール公爵は、


「常々、人族だけでは偏りが出ると申していた通り、現6子爵家からの陞爵には賛成であるが、なぜその2家を推すのかという具体的根拠を説明していただきたい」


伯父でも手厳しいな。


「アングリュール公爵殿はいかがか?」


アングリュール公爵は、私の最愛である妻の父君、私にとっても義父にあたる。


「私も人族以外を任命するのは賛成ですがね。エルフ族などの方がよろしいのでは?」


アングリュール家には、遠い昔にエルフと婚姻を結んだ当主がいたと伝えられている。

なのでエルフを特別扱いするのは、アングリュール公爵家の常でもある。


「では、アンヴァール侯爵殿はいかがか?」


「私は、人族でも獣人族でもよろしいかと。種族ではなくキチンとした方なら問題ないかと」


真面目なアンヴァール侯爵家当主らしい意見だね。


「それでは、アンジュール侯爵殿はいかがか?」


「各領地の街の代表などで、功績をあげているものに任せてみるのはどうだろうか?」


戦闘特化のアンジュール侯爵家は、功績重視ってことか。

アルバトロスの婚約申込先なだけあって、目に見えるものが必要だと思っているのか。


陛下は全員の意見それぞれに頷いている。


「アルフォリンス、全員の意見を聞いて自身の意見に変更はあるか?」

「いえ、ございません」

「では、各当主の意見に否を申す理由を述べて、全員を納得させよ」


まぁ、そうなることは予想してはいたけれど。


「承知致しました」


私は、獅子人族、虎人族、熊人族、狼人族は戦闘能力が高い事。

扉の護りを強固に出来る事。

今、上げた4家の次代が、陛下の年齢の方が近い事。

兎人族、鴉人族の次代は私と同年代である事。

この2家は、文官も輩出している事。

エルフやドワーフは里に籠っていて、王都にいるのは変わり者と言われる少数の人数なこと。

領地を任せられるほどの人数がいない事。

…などを事細かに説明した。


さらに問答がしばらく続き、誰からも意見が出なくなった。

なんとか納得してもらえたみたいだな。


というか、そもそも公爵たちも、そう考えていたはずなんだけどな。

だって他に候補いないんだよな。


アンリパァール公爵はなぜか面白そうに私を見ている。


「では、空いた扉の番人はどうするつもりだね?」


もちろん考えているに決まってるよな。


「馬(うま)人族のスティード家、鹿(しか)人族のべナード家がよろしいのではないかと思うのですが」


両家とも足が速く、力も強い。


「強さで言うなら鰐(わに)人族も有りではないだろうか?」


それも考えたんだけど…。


「湿地や沼地を好むと聞いたことがあるのですが」


私がそう言うと、全員からあぁーと言う声が漏れた。

本当にそうなんだ?

私は、鰐人族の方にまだお会いしたことがないな。


では、犀(さい)人族ならどうか?

象(ぞう)人族では?

鷹(たか)人族や鷲(わし)人族はどうか?

色々意見は上がったが、スティード家とべナード家の返答次第と言うことでまとまった。


なんとかなりそうで、ホッとしたよ。


おしらせ

10/10~10/13まで


生まれたその日にダンジョンに捨てられた俺はドラゴンに育てられる

https://ncode.syosetu.com/n4334li/


毎日更新します


お読みいただきありがとうございます!

もしよければ評価もおねがいしますm(_ _)m

トーヤのテンションがあがります(笑)


感想、誤字脱字報告もありがとうございます。


引き続き他の作品共々よろしくお願いします!


ダンジョン代行 なんでも屋におまかせ!〜俺のダンジョンはまだないので他人のダンジョンで活動します〜

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大賢者リオールは楽しみたい!

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