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生まれたその日にダンジョンに捨てられた俺はドラゴンに育てられる  作者: トーヤ


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新料理が届きます〜アレクサンドリール(創造神)

『アレクサンドリール?みんな集まってるか?』


ミゲルくんから、ダンジョンで採取した実とかで作った料理を送るから、みんなをあつめておいてほしいと連絡が来ていたんだ。


「みんなフォークを持って待ってるよ」


マジかよって笑われたけど、しかたないじゃないか。


ずっと楽しみにしてたんだから。


『まずは、ヤマトの実とダンジョンカウを使ったヤマト煮だよ』


ミゲルくんの転送陣から、小皿が5つ届いた。

あれ?いつもみたいに山盛りじゃないのかな?


「ミゲル、少なくないか!?」


アグニールが指摘してくれた。

そうだよね、少ないよね。


『あー、今日は何種類もあるから一品の量は少ないんだ』


なるほど?


「色んな料理?」


ルサウールもそれならいいと頷いている。


「たくさん?」


エンリールは、たくさん食べたいと主張する。


「まぁ、それは楽しみね。期待してるわよ」


デメテールがそう言うと、プレッシャーかけんなよなーとミゲルくんが苦笑している。


「食べてみようか」


僕が言うのを待ってましたとばかりにみんなフォークにさして口に運ぶ。


「「「「「おいしーーー」」」」」


僕たちの声が揃った。


『よかった』

「これは本当にあの実だけで作ったのかい?」

『そうだよ、何も足してないぞ』


これは、アレクサンディーテの食生活が変わるかもしれない!


食べ終わったら皿を戻すと、


『次行くぞ。シグレの実を使ったシグレ煮だ。これもダンジョンカウだから、似た感じだと思う』


転送陣から、さっきのヤマト煮と変わらないものが届いた。


「おなじ?」


エンリールがぼそりと呟く。


『あー、見た目は一緒かもだけど、味が違うぞ。食べてみて』


みんなで顔を見合わせて、食べてみる。


「「「「「おいしーーーー!!!」」」」」


「何かしら?ピリッときいてるわよね?」


デメテールが、食べたことある気がするけれど…と考え込んでいる。


「しょーがやき?」


ルサウールがそう言うと、


「「しょーがやき?」」


デメテールとエンリールが首を傾げる。

あれ?食べてなかったかな?


『ルサウール正解だよ。ヤマト煮に生姜をきかせたのがシグレ煮だよ』


なるほど、ショウガだったんだね。


「ミゲルちゃん?しょーがやきって何かしら?」

『あー、デメテールとエンリールは食べてなかったっけ?次に出すから待ってて』

「わかったわ」

「まつ」


僕は皿を戻して、ショウガ焼きを受け取る。


『前回はボアだったけど、今回はダンジョンピッグだよ』


うん、ショウガ焼きだね。

ボアも美味しかったけど、ピッグも美味しいね。


本来は、ピッグなんだっけね。

これは美味しいよ。


えっ?まだあるの?

嬉しいね。


『次は、ダンジョンブルのステーキにニンニクショウユのステーキソースをかけたものだよ』


「ショウガとは違ったニオイよね?」


日本はショウユが味付けの基本なのかな?

全部ショウユを使ってるよね?

いや、でもこれは確かに美味しいからね。

そもそもステーキってこんなに美味しかったかな?


「うめーな!ミゲルうめーぞ」


アグニールはこれが気に入ったみたいだね。


『次で最後になるんだけど、ハンバーグと言う』


「はんばーぐ?甘味?」


そう言えば甘味がないね。

最後だから、甘味かも?


『あー、ルサウールごめん。今日は甘味なしだ。そこまで手が回らなかった』


こんなに作ってくれてたんだもんね。

大変だったよね。

ルサウール、今回甘味は我慢しようね。


「それじゃあ最後もお肉なのかな?」

『そうだ』


転送陣に届いたのは、楕円形のかたまりが皿に2つ乗っていた。


「はんばーぐ、どっち?」


見た目が違うよね。


『どっちもハンバーグだぞ。焼いたものと煮込んだものだぞ。どっちもデミグラスの実で味付けしてある』


このお肉どうなってるんだろう?


「ふわふわ」

「本当ね、柔らかいわ。口の中でほろほろになるのに、しっかりお肉よ」


ルサウールとデメテールの言ったことが、食べてみて理解できた。


アグニールは、ウメーウメー言いながら食べてる。

エンリールが微笑みながら食べている!?

無表情のエンリールなのに!?

それほどまでに美味しいってことだね。


『どうだったかな?』


どうもこうもないよ!


「大満足だよ!」


僕の言葉にみんな頷いて、


「えぇ、とても美味しかったわ」


デメテールもニコニコしてるね。


「今度はピッグで角煮を作って欲しいぞ」


そう言えば、角煮はなかったね。


「かくに?たべてみたい」


そうだね。

エンリールとデメテールは食べてないかもしれないね。


「次は甘味」


ルサウールはブレないねぇ。


ミゲルくんが苦笑いしてるじゃないのさ。

でもまたお願いするよ。

お読みいただきありがとうございます!

もしよければ評価もおねがいしますm(_ _)m

トーヤのテンションがあがります(笑)


感想、誤字脱字報告もありがとうございます。


引き続き他の作品共々よろしくお願いします!


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― 新着の感想 ―
ミゲル君の料理のレパートリーが増えると、心配なことがあります。 いくら『完全記憶』という、何でも一瞬で覚えられるチート能力を持ってても、誰に何の料理をリクエストされたか『思い出せない』と、覚えた意味が…
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