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生まれたその日にダンジョンに捨てられた俺はドラゴンに育てられる  作者: トーヤ


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どうなったの?

『ミゲル』


父さんから【念話】がきた。


『父さん?舞踏会終わったの?』


もうそんな時間か?


『あぁ、宿の部屋で【快適亜空間】の扉を開けてくれないか?』

『わかったよ、ちょっと待ってて』


俺は、【クレアボヤンス】で、宿の部屋を指定して【快適亜空間】の扉を開けた。


瞬間、ものすごい香水のにおいが広がった。

ウワッ!クッサッ!!!


【消臭】×5発動。


「おー、すまんな。ミゲル」

「ミゲルちゃん、ただいまー」


うわー、疲れてるなぁ。


「おかえり、おつかれさま」


父さんと母さんが【快適亜空間】に入ってきて、固まった。

どうした?


「ミゲル…後ろの…」


あっ、忘れてた。

もふもふパラダイスになってたんだった。

この部屋…。


「神様たちから渡された俺の契約獣だよ」


向かって左側から、

アグニールからもらった、ナインテイルクリムゾンフォックスのホムラ。

ルサウールからもらった、フェンリルのセツカ。

デメテールからもらった、ヴェールカーヴァンクルのヒスイ。

エンリールからもらった、テンペストファルコンのハヤト。

アレクサンドリールからもらった、シルクスパイダーのマシロ。


「みんな、神獣だよ」


そう紹介をしたら、父さんからツッコミが入った。


「土の女神と風の神だよな?二神がどうしてだ?」


あっ、さっき加護もらったばっかりだったな。


「デメテールとエンリールからも加護もらっちゃったんだよ」

「ミゲルちゃん?どうして神様を全員呼び捨てなの?」


あっ、またやっちゃったな。


「みんながそう呼べって言うから?」

「神様たちがそう言ってるなら、まぁいいとして…なんで神獣様を契約獣にしてるんだい?」


えー?

なんでって言われてもなぁ。


「神様たちから護衛だって、送られて(贈られて?)きたんだよ」


2人とも、そう…とため息を吐いた。

なんでだよ。

俺のせいじゃないからな!?


「炎烈龍(えんれつりゅう)殿と水麗龍(すいれいりゅう)殿とお見受けするが」


ホムラがそんなことを言う。


「えっ!?炎烈龍と水麗龍って父さんと母さんの種族なの?」

「種族ではないな。種族で言えば、父さんは炎龍だし、母さんは水龍だ」


????

どういうこと?


「なら、炎烈龍とか水麗龍とかってなんなの?」


元々、父さんは火系の龍だと思ってたし、母さんは水系の龍だとは思ってたよ?

赤と青だしね?


父さんも母さんも渋い顔してるな。


「お二方からは、話しにくいようだから、我が説明しよう」

「ホムラ」


お願い。


「炎烈龍とは、火龍、炎龍の中で1番強い龍に与えられる称号である」


へぇー!?

父さんすげぇ!

それなら?


「水麗龍とは、水龍の中で1番美しく雅な龍に与えられる称号である」


おー、マジか!

さすが母さん!


俺の父さんは強くて、母さんは綺麗ってことだな。

それは、自分たちの口からは言いにくいか。


「父さんも母さんもすごい!」


照れてる父さんと母さんが可愛いぞ。

そのうち、龍の姿見せてもらわないとな!



◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇



「舞踏会の余興はどうだった?」


父さんと母さんが落ち着いてから、聞いてみた。

この報告がメインのはずだったんだけどな。

ホムラ達に持っていかれた感がすごいけど。


「予定通りよー」

「アンファールは爵位剥奪、領主解任、アンファールを名乗ることも禁止、家族全員拘束、牢へ投獄、だな」


逃げられなくて良かったな。


「屋敷とかは?」

「王都もアンファールも一斉に騎士団が取り押さえたみたいだぞ」


なら、これから大掃除だな。


「あとは、国の役人の仕事よ」

「そっか、あとは何が残ってるんだっけ?」


えーと?


「アシーダの町の件よ」


あー、ギルマスとかか。


「サイジュのお兄さんが向かうんだっけ?」

「たぶんもう出発しただろうな。舞踏会のすぐあとに飛竜が飛んでいたからな」


大変だな。

舞踏会も参加して、これからアシーダか。

飛んで行くならすぐなのか?


「そうねぇ。他の飛竜騎士たちは先に向かってたはずだしね」

「ジーライもヨーゴも逃げられないだろう」


それならいいけど。


「じゃあ、俺たちはもう解放?」

「たぶんな」

「でもしばらくは王都にいて欲しいって」


まぁ、それはいいけど。

どうせ、王都を見て回るつもりだったし、ダンジョンにも行くつもりだったしな。


「あっ、でさ。ホムラ達の従魔登録をしたいんだけど、普通に行ったら騒ぎになるよな?極秘でなんとかならないかな?」


父さんと母さんが、あーってため息を吐いた。

あーって言うなよ。


「クリスに確認してみるか」

「そうね、クリスティアードはグランドマスターですものね」



明日、グランドマスターが処理してくれることになったぞ。

仕事増やしてごめん。

お読みいただきありがとうございます!

もしよければ評価もおねがいしますm(_ _)m

トーヤのテンションがあがります(笑)


感想、誤字脱字報告もありがとうございます。


引き続き他の作品共々よろしくお願いします!


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