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ガチゴミスキルで追放された俺、実は最強で異世界を無双する  作者: 木挽
【第2部】さらなる冒険へ

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88/90

第88話《第四VS第八》

第六階層――魔法封鎖領域。


黒薔薇の翼の三人は、霧の中で状況を確認していた。


ルナが冷静に告げる。

『みんな、気を付けてね。

通常魔法は使えないけど“魔魔法”は使える。

つまり――魔族は魔法が使えるが、こちらは使えない』

マコトは眉をひそめた。

「ルシファーは魔族だから使えるんじゃ……」


ルシファーは苦笑いした。

「なぜか魔魔法がまだ開眼されてないんだよね……」


ルナは続ける。

『マコトは魔力ゼロだから関係ないけど、

カリナの剣に魔力は乗らないし、

ルシファーの爪にも乗らない』


カリナは大剣を肩に担ぎ、胸を張る。

「私の剣に魔力はいらないよ!」


斧を封じられたキキが睨みつける。


ルナは小さく笑った。

『ちなみにマコトのスキルは使えるわ』


マコトは拳を握る。

「よし……ならやれる!」


――霧の奥で、

ゆっくりとグラディウスが立ち上がった。

「……お前ら……転移してきたのか……」


カリナは鼻で笑う。

「まぁそうだな」


グラディウスは信じられないという顔をした。

「……誰が……

転移魔法なんてそうそう使える奴なんかいない……」


マコトは即答した。

「ルシファーだよ」


グラディウスの顔が固まる。

「…………はぁァァァ?

嘘だろ!!」


手をかざし、ステータスを読み取る。

(ルシファー……SSSだと……

俺がまだSSなのに……

マスターウィザード!?

馬鹿な!!父上と同格!!)


グラディウスは叫んだ。

「ルシファー!!

許さんぞ許さんぞ!!

――サンダーランス!!」


雷の槍が飛ぶ。

ルシファーはギリギリで避けた。

「このガキィィィ!!

サンダーランス!

サンダーランス!

サンダーランス!!」


床に雷槍が次々と突き刺さる。

ルシファーは余裕の笑みすら浮かべながら避け続ける


が――


攻撃にはつながらない。


ルナが叫ぶ。『マコト!

**リデジューリビルド**をルシファーの手甲に!』


「え!なるほど!わかった!

リデジューリビルド!

ルシファーの手甲!!」


ルシファーの手甲が光り、

黒い残滓がまとわりつく。


ルシファーは驚いた。

「マコト!!」


ルナが説明する。

『手甲が修復と再生を繰り返す!

サンダーランスを掴んで戦うのよ!』


ルシファーは笑った。

「わかりました〜!」


雷槍を両手に掴むと、

跳躍してグラディウスへ襲いかかった。


不意を突かれたグラディウスは体勢を崩す。


クラリスが即座に防御結界を張り、

ルシファーの攻撃を防いだ。


「グラディウス様!!」


グラディウスは体勢を整え、叫ぶ。

「……でかしたクラリス!!

調子に乗るなよ第八!!

出来損ないが!!」


雷槍を掴んだルシファーと、

魔族の王子グラディウスが激しく切り結ぶ。


ルナが叫ぶ。

『マコト!

蒼紋騎士団がそろそろ限界よ!』


マコトはハッとした。

「そうだった忘れてた!

リデジューストレージ!

このボス収納!!」


キングコボルト・アルファが光に包まれ――

ストレージに収納された。


黒い液体が消え、

閉じ込められていた蒼紋騎士団が床に倒れ込む。


皆苦しそうだが、

ミサキ、ユウタ、アーサー、メルセデスは無事だった。


ミサキは咳き込みながら言う。

「……助かった……後輩くん……」


ユウタは涙目で叫ぶ。

「マコト……!!」


アーサーは悔しそうに拳を握った。

「……借りを作ったな……」


メルセデスは震えながら言った。

「……姉さん……」


黒薔薇の翼は、

蒼紋騎士団を救い出した。


【作者からのお願い】いつも読んでいただきありがとうございます!ここまで続けられたのは、読んでくださる皆様のおかげです。もし「続きが気になる!」「面白い!」と少しでも思っていただけたら、ページの一番下にある【☆☆☆☆☆】を【★★★★★】にして評価していただけると、執筆の大きな励みになります!ほんの数秒で済みますので、ぜひ応援をよろしくお願いいたします!

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