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ガチゴミスキルで追放された俺、実は最強で異世界を無双する  作者: 木挽
【第2部】さらなる冒険へ

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87/91

第87話《黒薔薇の翼、降臨》

第六階層入口前。


巨大魔導モニタに――

黒薔薇の翼の三人が映し出された。


中央広場は一瞬で爆発した。


「来たぞ!!」

「黒薔薇の翼だ!!」

「間に合え!!」


観客の叫びが渦を巻く。


ゲート前の掲示板には、

新たな文字が光った。


――黒薔薇の翼 エントリー


ルナが冷静に告げる。

『こっから先は魔法が使えないわ。

よく考えてね』


ルシファーは拳を握りしめた。

「ここならまだ使えるって事ですよね……

すいません、二人共……巻き込んでしまって」


マコトは無理に笑った。

「俺は先輩二人がいるから……」


カリナはニヤリと笑う。

「妹を助けたいだけだ…かな」


ルシファーは震える声で言った。

「……ありがとうございます……

**グラディウス**だけは許せない……

僕の大切な二人を巻き込んで……」


カリナは酒瓶を投げ捨てた。

「……時間がねぇ!

行け、ルシファー!!」


「はい!

転移します!

……“移!!”」


ストレージが光に包まれた。


巨大魔導モニタには、

黒い霧の斧を構えるキキが映る。


『まずは一人目』


黒い液体の中でもがくメルセデスに、

キキが照準を合わせる。


メルセデスの顔は恐怖で歪んでいた。

『……くそ……ごふ……や……めろ……』


中央広場は悲鳴に包まれる。


「やめろーー!!」

「残虐すぎる!!」

「黒薔薇の翼、間に合ってくれ!!」


キキは冷たく笑った。

『ふふ……無駄よ……

ここまで30分はかかるわ……

まずは見せしめの一人目』


絶望するメルセデス。


振り下ろされる黒斧。


――その瞬間


ガキィィィィン!!


黒斧が弾かれた。


キキの目が見開かれる。

黒い斧を受け止めたのは


――カリナ。


両手の大剣で、

黒斧を真正面から受け止めていた。


「……は?」

キキが後退する。


黒薔薇の翼の三人が、

霧の中からゆっくりと姿を現した。


中央広場のボルテージは最高潮に達した。


「来たあああああ!!!」

「黒薔薇の翼!!!」

「間に合った!!!」

「カリナ様ーー!!」


カリナは大剣を肩に担ぎ、

キキを睨みつけた。

「……よくも妹を殺そうとしたな」


マコトは拳を握りしめ、

黒い液体の中のミサキとユウタを見つめる。


ルシファーは震える声で言った。

「……グラディウス……

絶対に許さない……」


黒薔薇の翼が、

第六階層に降臨した。


【作者からのお願い】いつも読んでいただきありがとうございます!ここまで続けられたのは、読んでくださる皆様のおかげです。もし「続きが気になる!」「面白い!」と少しでも思っていただけたら、ページの一番下にある【☆☆☆☆☆】を【★★★★★】にして評価していただけると、執筆の大きな励みになります!ほんの数秒で済みますので、ぜひ応援をよろしくお願いいたします!

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