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ガチゴミスキルで追放された俺、実は最強で異世界を無双する  作者: 木挽
【第2部】さらなる冒険へ

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第86話《黒薔薇の翼、動く》

ボス部屋。


黒い液体の怪物 キングコボルト・アルファが蠢き蒼紋騎士団が懸命にもがく中、

第四王子グラディウスはゆっくりと手を上げた。

「キキ……呼びかけろ」


赤いリボンを揺らしながら、

キキが一歩前に出る。

「はい、グラ様」


キキが手を上げると、

ダンジョン内のスピーカーが黒く光り始めた。


次の瞬間――


『え〜、テステス……

こちらは デビル・ダークネス・ファントム、

こちらはデビル・ダークネス・ファントム』


突然流れた放送に、

中央広場は騒然となった。


観客が叫ぶ。

「え!?誰だよこれ!」

「放送乗っ取られたぞ!」

「DDFか?やばすぎる!!」


メメは青ざめて言った。

「……放送が……乗っ取られた……」


『……黒薔薇の翼の“翼”に告ぐ。

黒薔薇の翼の“翼”こと ルシファー に告ぐ……』


――ストレージ内

ルシファーは固まった。

「……ぼく?」


『今から蒼紋騎士団を一人ずつ殺します。

ヒイ、フウ、ミイ……17名ですか。

10分おきに殺すので、170分以内に来なければ全滅です…さて…到着まで何人死ぬかしら…』


マコトは立ち上がった。

「な……」


カリナは酒瓶を置いた。

「……」


放送は続く。

『全てルシファー……あなたのせいです。

まずは一人目を殺しますね』


ルシファーは叫んだ。

「マコト!!」


マコトは即座にうなずき、

カリナを見る。


カリナはゆっくり立ち上がり、

口元を吊り上げた。


「まったく……しゃーねーな〜」

酒瓶を放り投げ、

黒薔薇の翼のリーダーの顔になる。

「行くか!ルシファー!」


ルシファーは震える手で転移魔法の準備を始める。


カリナは叫んだ。

「黒薔薇の翼の恐ろしさ、思い知らせるぞ!!」


ストレージが光り、

黒薔薇の翼が動き出した。


【作者からのお願い】いつも読んでいただきありがとうございます!ここまで続けられたのは、読んでくださる皆様のおかげです。もし「続きが気になる!」「面白い!」と少しでも思っていただけたら、ページの一番下にある【☆☆☆☆☆】を【★★★★★】にして評価していただけると、執筆の大きな励みになります!ほんの数秒で済みますので、ぜひ応援をよろしくお願いいたします!

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