↓ ↑ページトップへ
表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
ガチゴミスキルで追放された俺、実は最強で異世界を無双する  作者: 木挽
【第2部】さらなる冒険へ

この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

PR
75/188

第75話《包囲突破》

夜。


蒼紋騎士団のキャンプでは交代の時間が訪れ、

アーサーの姿が一時的に見えなくなっていた。


眠そうなメルセデスが焚き火の前で船を漕いでいる。


ストレージ内で、カリナが窓を覗き込みながら言った。

「アーサーが消えた。今が手薄よ」


マコトは頷き、手をかざす。

「レジデューアブソープ!

ウォーターバインド、細胞破壊!」


魔法残滓が黒い霧となって吸い込まれ、

ウォーターバインドのゼリー状の壁がみるみる崩れていく。


ルナが叫ぶ。

『今よ! ルシファー出して!』


「レジデューストレージ! ルシファー出す!」


光が弾け、ルシファーが外へ現れた。


メルセデスが目をこすりながら叫ぶ。

「……現れたわ!

……あれ? ウォーターバインドが消えてる!」


ルシファーは即座に詠唱する。

「――移!」


転移魔法を展開――

……しようとしたが、魔法陣が発動しない。


「え!? なんで!?」


その瞬間、地面に巨大な魔方陣が浮かび上がった。


ルナが叫ぶ。

『封魔法結界! マズイわ!!』


武装した蒼紋騎士団が一斉に姿を現し、

ルシファーを完全に包囲した。


ミサキとユウタも前に出る。


そして――

アーサーが闇から歩み出た。

「かかったな、“翼”……いや、ルシファー」


ルシファーは歯を食いしばる。

「……くっ」


ストレージ内でマコトが叫ぶ。

「カリナさん! 俺、出ます!」


「くそ! 私も出せ!」


マコトは即座に詠唱。

「レジデューストレージ!」


光が弾け、マコトとカリナがルシファーの前に立ちはだかった。


アーサーは満足げに微笑む。

「黒薔薇の翼……会いたかったよ」


カリナは大剣を構え、怒鳴る。

「畜生! 何が望みだ!」


アーサーは手を広げ、笑った。

「ふ……はははは……

話を聞きたいだけだよ、カリナ。

そして――五味マコト君」


マコトは観念したようにマスクを外す。


ミサキが目を丸くする。

「……え……なんか全然違うけど……後輩くんだ……」


ユウタも驚いたように言う。

「……なんか……大きくなったし……

イケメン化したな、五味くん」


マコトは苦笑しながら頭を下げた。

「ミサキさん、ユウタさん……お久しぶりです」


カリナも舌打ちしながらマスクを外す。

「くそ! 話だけ付き合ってやるよ」


最後にルシファーもマスクを外した。

その瞬間――

女子団員たちが一斉にざわついた。

「えっ……イケメン……」

「髪……綺麗……」

「翼様……素顔……!」


蒼紋騎士団の包囲は解かれないまま、

緊張とざわめきが入り混じる空気が広がった。


【作者からのお願い】いつも読んでいただきありがとうございます!ここまで続けられたのは、読んでくださる皆様のおかげです。もし「続きが気になる!」「面白い!」と少しでも思っていただけたら、ページの一番下にある【☆☆☆☆☆】を【★★★★★】にして評価していただけると、執筆の大きな励みになります!ほんの数秒で済みますので、ぜひ応援をよろしくお願いいたします!

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。