表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
ガチゴミスキルで追放された俺、実は最強で異世界を無双する  作者: 木挽
【第2部】さらなる冒険へ

この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

PR
75/91

第75話《包囲突破》

夜。


蒼紋騎士団のキャンプでは交代の時間が訪れ、

アーサーの姿が一時的に見えなくなっていた。


眠そうなメルセデスが焚き火の前で船を漕いでいる。


ストレージ内で、カリナが窓を覗き込みながら言った。

「アーサーが消えた。今が手薄よ」


マコトは頷き、手をかざす。

「レジデューアブソープ!

ウォーターバインド、細胞破壊!」


魔法残滓が黒い霧となって吸い込まれ、

ウォーターバインドのゼリー状の壁がみるみる崩れていく。


ルナが叫ぶ。

『今よ! ルシファー出して!』


「レジデューストレージ! ルシファー出す!」


光が弾け、ルシファーが外へ現れた。


メルセデスが目をこすりながら叫ぶ。

「……現れたわ!

……あれ? ウォーターバインドが消えてる!」


ルシファーは即座に詠唱する。

「――移!」


転移魔法を展開――

……しようとしたが、魔法陣が発動しない。


「え!? なんで!?」


その瞬間、地面に巨大な魔方陣が浮かび上がった。


ルナが叫ぶ。

『封魔法結界! マズイわ!!』


武装した蒼紋騎士団が一斉に姿を現し、

ルシファーを完全に包囲した。


ミサキとユウタも前に出る。


そして――

アーサーが闇から歩み出た。

「かかったな、“翼”……いや、ルシファー」


ルシファーは歯を食いしばる。

「……くっ」


ストレージ内でマコトが叫ぶ。

「カリナさん! 俺、出ます!」


「くそ! 私も出せ!」


マコトは即座に詠唱。

「レジデューストレージ!」


光が弾け、マコトとカリナがルシファーの前に立ちはだかった。


アーサーは満足げに微笑む。

「黒薔薇の翼……会いたかったよ」


カリナは大剣を構え、怒鳴る。

「畜生! 何が望みだ!」


アーサーは手を広げ、笑った。

「ふ……はははは……

話を聞きたいだけだよ、カリナ。

そして――五味マコト君」


マコトは観念したようにマスクを外す。


ミサキが目を丸くする。

「……え……なんか全然違うけど……後輩くんだ……」


ユウタも驚いたように言う。

「……なんか……大きくなったし……

イケメン化したな、五味くん」


マコトは苦笑しながら頭を下げた。

「ミサキさん、ユウタさん……お久しぶりです」


カリナも舌打ちしながらマスクを外す。

「くそ! 話だけ付き合ってやるよ」


最後にルシファーもマスクを外した。

その瞬間――

女子団員たちが一斉にざわついた。

「えっ……イケメン……」

「髪……綺麗……」

「翼様……素顔……!」


蒼紋騎士団の包囲は解かれないまま、

緊張とざわめきが入り混じる空気が広がった。


【作者からのお願い】いつも読んでいただきありがとうございます!ここまで続けられたのは、読んでくださる皆様のおかげです。もし「続きが気になる!」「面白い!」と少しでも思っていただけたら、ページの一番下にある【☆☆☆☆☆】を【★★★★★】にして評価していただけると、執筆の大きな励みになります!ほんの数秒で済みますので、ぜひ応援をよろしくお願いいたします!

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ