↓ ↑ページトップへ
表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
ガチゴミスキルで追放された俺、実は最強で異世界を無双する  作者: 木挽
【第2部】さらなる冒険へ

この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

PR
72/188

第72話《王子の慈悲、そして英雄の帰還》

倒れ伏したキングリッチの前に、

ルシファーが静かに歩み寄った。


その掌を、そっと掲げる。


「――起(き)」


白い魔力が淡く揺れ、

キングリッチの身体に染み込んでいく。


「うわっ!」

キングリッチは跳ね起きるように目を覚ました。


胸を押さえ、荒い呼吸を繰り返す。


「帰還石で帰るんだ」

ルシファーは優しく言った。


キングリッチは震える声で答える。

「……わ、分かりました……

ありがとうございます……

この御恩は……一生忘れません……!」


帰還石を投げると、

光に包まれ、キングリッチは消えた。


その直後、ストレージが開き、

マコトとカリナが姿を現す。


マコトは目を輝かせて言った。

「すごいよルシファー、圧倒していたね」


カリナも腕を組んで感心する。

「魔法名もわからず、よく使えたな」


ルシファーは頭をかきながら笑った。

「いや〜、なんとなくのイメージで言ってました。

ホワイトクルセイダーのタケシを少し……パクりました」


ルナが呆れたように言う。

『ほとんど無詠唱魔法よ。

すごいとしか言いようがないわね』


その時、魔導カメラが復旧し、

メメの声が響き渡った。


『やっとカメラ復旧しました〜!

黒薔薇の翼が立っている〜!

ボスはいません!

……クリア判定出ました!

黒薔薇の翼、第5階層クリアです!!』


――出口三人が出口ゲートをくぐった瞬間、

すり鉢状の観客席から爆発のような歓声が上がった。


「黒薔薇の翼だ!!」


「翼ーー!!最高だったぞ!!」


「黒!薔薇!翼!黒!薔薇!翼!!」


中央広場の熱気が渦を巻き、

屋台の煙と歓声が混ざり合う。


カリナは大剣を掲げ、

ルシファーは照れながら手を振り、

マコトは苦笑しつつも嬉しそうだった。


その時――

観客の波を割るように、

ひとりの男が姿を現した。


鋭い眼光、整った立ち姿。


蒼紋騎士団の副団長――アーサー。


彼は飛翔し黒薔薇の翼の前に立つと、

静かに言った。


「……やっとお目にかかれたな…黒薔薇の翼……いや……マコトとカリナ!」


観客のざわめきが一段と大きくなる。


黒薔薇の翼と蒼紋騎士団――

ついに、正面から向き合う瞬間が訪れた。


【作者からのお願い】いつも読んでいただきありがとうございます!ここまで続けられたのは、読んでくださる皆様のおかげです。もし「続きが気になる!」「面白い!」と少しでも思っていただけたら、ページの一番下にある【☆☆☆☆☆】を【★★★★★】にして評価していただけると、執筆の大きな励みになります!ほんの数秒で済みますので、ぜひ応援をよろしくお願いいたします!

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。