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ガチゴミスキルで追放された俺、実は最強で異世界を無双する  作者: 木挽
【第2部】さらなる冒険へ

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第70話《第八王子、魔力解放》

ルシファーは静かにボス部屋へ足を踏み入れた。


薄暗い空間の中央、黒いローブをまとった骸骨――キングリッチがゆっくりと顔を上げる。

「……我はキングリッチ……小僧。

見る限り、まだ若いな……帰れ。

死にたくはないだろう」


ルシファーは俯いたまま動かない。

だが次の瞬間、ゆっくりと顔を上げた。


その瞳は、氷のように冷たかった。

「……誰に口を聞いている?」


キングリッチの眼窩が揺れる。

「……小僧……面白い事を言うな……」


ルシファーは無言で両手のガントレットを外した。

手の甲に刻まれた紋様が淡く光り始める。


次の瞬間――


魔力が爆発した。黒い波動が部屋を満たし、

魔導カメラが悲鳴を上げるように火花を散らして壊れた。



――チョモアーケディア


「おい!なんだ!メメ!ふざけんな!」


「映像が映らねぇぞ!運営!早くしろ!」


「翼様の勇姿がぁぁ!!」


メメは半泣きで叫ぶ。

「ご、ごめんなさい〜!

ボス部屋カメラに不具合発生です〜!

復旧急いでくださ〜い!!」


観客席は大混乱。

だが、肝心のボス部屋は―――



―ボス部屋


魔力全開のルシファーが、静かに立っていた。

その圧力は、空気を震わせるほど。


キングリッチは震えた声を漏らす。

「……こ……この魔力波動……

ま、魔王様の……」


ルシファーは冷たく言い放つ。

「ようやく気がついたか」


キングリッチは一瞬で土下座した。

「も、申し訳ございません!!

ほ、報酬が良かったもので……つい……!」


ルシファーは肩をすくめる。

「かまわないよ。

僕がとやかく言うことじゃない。

お前が命がけで選んだ仕事だ。

父上も同意見だよ」


キングリッチは安堵の息を吐く。

「……はは……ありがとうございます……」


ルシファーは首を傾げた。

「で、どうする?」


「……は?」


「僕とやるのか、やらないのか。

君が知ってる通り、僕は魔王家の第八王子だ。

……そう、“かなり弱い”とされている王子だよ」


キングリッチの眼窩が揺れる。

「……え?」


ルシファーは淡々と続ける。

「僕を倒せば、それなりの武功が得られる。

他の王子から取り立てもあるだろう。

どうする?

僕としてはやりたいんだけど……

父はああいう方だ。

君も知ってるだろう?

僕を殺しても咎めたりはしない」


沈黙。


そして――


キングリッチは震えながら笑い始めた。

「……ふふ……ははははは!!

舐めるなよ、第八王子!!」


ルシファーは満足げに微笑む。

「そう来なくちゃな」


キングリッチは杖を構え、叫んだ。

「王子をやれるなんて滅多にないチャンスだわ!!

いざ尋常に勝負!!」


ルシファーの足元に魔力が渦巻く。


第八王子 vs キングリッチ――開戦。


【作者からのお願い】いつも読んでいただきありがとうございます!ここまで続けられたのは、読んでくださる皆様のおかげです。もし「続きが気になる!」「面白い!」と少しでも思っていただけたら、ページの一番下にある【☆☆☆☆☆】を【★★★★★】にして評価していただけると、執筆の大きな励みになります!ほんの数秒で済みますので、ぜひ応援をよろしくお願いいたします!

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