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ガチゴミスキルで追放された俺、実は最強で異世界を無双する  作者: 木挽
【第2部】さらなる冒険へ

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69/91

第69話《翼、第五階層を駆ける》

第5階層の入口が開いてから、すでに二時間以上が経過していた。


巨大な魔導モニタには、ダンジョンに入った十一組のパーティ名が並んでいる。


そこへ――三つの影が現れた。

漆黒の双剣を背負う“黒”。

赤い大剣を二本携えた“薔薇”

そして、未だ謎に包まれた白の武闘家“翼”。

黒薔薇の翼の三人だ。



――チョモアーケディア


三つの巨大魔導モニタが背合わせに立つその中心で、

掲示板に新たなパーティ名が浮かび上がった。


―《黒薔薇の翼》第5階層エントリー


「おい!あれ見ろ!黒薔薇の翼だ!」

「事前エントリー無しで来たぞ!」

「中央メインモニタに切り替えろ!運営!」


歓声が一気に広がる。


黒薔薇の翼は、すでにチョモアーケディアで“スター”だった。

下位階層では異例の注目度である。


マコトは軽く伸びをしながら言う。

「カリナさん、今日はどんな感じで行きますか!」


カリナは大剣を肩に担ぎ、笑った。

「う〜ん、適当だな!

全員ノリでいくぞ!」


その瞬間、前方にリッチの集団が現れた。


杖を構え、今にも魔法を放ちそうだ。


ルシファーが反射的に手をかざす。

――ドンッ!!リッチの群れが爆ぜ、吹き飛んだ。


「うわ!何だ今の!」


ルナが呆れた声で言う。

『新魔法ね。ステータス確認してないでしょ』


ルシファーは目を丸くした。

「魔法名すら言ってないのに……」


カリナは腕を組んで唸る。

「手をかざすだけであの威力か……

相当強くなったって事だな」


マコトは笑った。

「さすがルシファー、魔法武闘家だね」


カリナはニヤリと笑う。

「面白いな。

今日はルシファーだけで行ってみよう!」


「ええ〜マジすか!」


そこへ、メメの実況が響く。


『すいません!急遽実況する事になりました〜メメです!

チョモアーケディアから注目の第5階層をお届けします!』


ルシファーは翼を広げ、

風を切る音とともに高速で飛び出した。


ザコが落とす魔石など完全に無視。

ただ一直線に、最速で階層を駆け抜ける。



――チョモアーケディア―


『来ました!黒薔薇の翼だ〜!

今回も“翼”のみ!

後のメンバーはどこに隠れているのか〜!?』


ルシファーは他パーティを次々と追い抜き、


進行度は一気にトップへ。


『すごい!他のパーティを抜き去り、現在進行度1位!

マッピング能力が異常だ〜!』


前方に、巨大な扉が見えてきた。

第5階層――ボス部屋。


ルナが告げる。

『ザコがリッチだったから、間違いなくキングリッチよ』

マコトは声を張った。

「気を付けてね、ルシファー!」


ルシファーは振り返り、笑った。「うん!

ヤバかったら出てきてね!」

【作者からのお願い】いつも読んでいただきありがとうございます!ここまで続けられたのは、読んでくださる皆様のおかげです。もし「続きが気になる!」「面白い!」と少しでも思っていただけたら、ページの一番下にある【☆☆☆☆☆】を【★★★★★】にして評価していただけると、執筆の大きな励みになります!ほんの数秒で済みますので、ぜひ応援をよろしくお願いいたします!

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