表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
ガチゴミスキルで追放された俺、実は最強で異世界を無双する  作者: 木挽
【第2部】さらなる冒険へ

この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

PR
57/93

第57話 狙われた翼、忍び寄る白い影

――ホワイトクルセイダー本部の奥深く。


白い石壁に囲まれた作戦室で、ジャスティスは椅子に深く腰掛け、報告を待っていた。

「……やったか?」


部下は膝をつき、恭しく頭を下げる。

「はい。確実に潰しました。“翼”を」


ジャスティスの口元がゆっくりと歪む。

「……クックック……本来は“黒”を潰す予定だったが……まぁいい。

次は“黒”を潰し、“薔薇”を孤立させ、絶望させるのだ……」


白いローブが揺れ、部屋の空気が冷たく沈んだ。



――ストレージ内


薄い光が揺れるストレージの中で、ルナが解析を続けていた。

『……参加者のブレスレットの解析ができたわ。

他のパーティは全員無事……怪我すらしていない。

これは――ルシファーだけを狙った犯行かもしれない』


マコトは眉をひそめる。

「なんで……?」


『まだわからないわ。

今、魔導回路を解析しているところ。

犯人特定まで時間がかかるわ』


カリナは腕を組み、短く言った。

「……よくわからんが……ルシファー残して出るぞ」


マコトは頷き、手をかざす。

「はい。

レジデューストレージ――

俺とカリナさん、近くに出る!」


光が走り、二人はストレージから姿を消した。



――ラビリンスオーソリティ本部


マードックは非常事態の報告を受け、声を荒げた。

「けが人はどうだ!」


職員が慌てて端末を確認する。

「ブレスレットの生体反応、全員無事です、ダメージも確認されません!」


「……なぜこんな事が……」

マードックは額に手を当て、深く息を吐いた。



――ホワイトクルセイダー本部


ジャスティスは報告を聞くなり、机を叩いた。

「全員無事だと!?

確実に潰したと言ったではないか!」


部下は震えながら答える。

「……申し訳ございません……

確かに挟んだはずなのですが……」


ジャスティスは冷たく笑った。

「……まぁいい。

二の手、三の手がある……」


白いローブが揺れ、部屋の空気がさらに冷え込んだ。



――蒼紋騎士団


メルセデスは剣を構え、周囲を見渡した。

「総員無事か! 点呼を取れ!」

(……こんなギミック、あるわけない。危険すぎる……)


部下が叫ぶ。

「全員無事です!」


メルセデスは胸を撫で下ろした。

「良かった……総員、陣形を整えろ!」



――チョモアーケディア―実況席


魔導モニターのノイズが消え、メメが状況を伝える。


『え〜と、運営からの発表です。

トラブルがあったものの、負傷者がいないため続行とのことです!』


レオンは胸を撫で下ろした。

「負傷者無し……良かった……」


しかし、その時――

第4階層入口前に、二人の男が現れた。


金髪の長い髪を揺らすマリオ、太刀を二本背負う。

首をゴキゴキと鳴らす。

隣には、黒髪センターパートのタケシ、両手首に数珠、腰には刀。


実況席がざわつく。

『おっと〜!

波乱の第4階層に新たなパーティが登場です!

二人パーティ……ホワイトクルセイダー……?

(聞いたこと無いな……チーム名変えたのかな)

この状況で参加とはすごい根性だ〜!』


マリオは微笑み、静かに言った。

「行くぞ、タケシ」


タケシは無言で頷く。


その姿を見たレオンは、目を細めた。

(……ホワイトクルセイダーだと……?)


不穏な空気が、中央広場に広がっていった。


【作者からのお願い】いつも読んでいただきありがとうございます!ここまで続けられたのは、読んでくださる皆様のおかげです。もし「続きが気になる!」「面白い!」と少しでも思っていただけたら、ページの一番下にある【☆☆☆☆☆】を【★★★★★】にして評価していただけると、執筆の大きな励みになります!ほんの数秒で済みますので、ぜひ応援をよろしくお願いいたします!

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ