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ガチゴミスキルで追放された俺、実は最強で異世界を無双する  作者: 木挽
【第2部】さらなる冒険へ

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第52話 白虎の装備、ノクス=ドラグレアの双剣

ストレージの中は、薄い光が揺れる静かな空間だった。


マコトはルシファーの身体に手をかざし、治癒の魔力を流し込んでいく。


「どうかな、ルナ」


『良さそうね。ルシファーとリンクさせて』


マコトは頷き、指輪に触れた。

「リデジューリンク。

全能の指輪ルシファーとリンク」


淡い光が走り、二つの意識が繋がる。


ルナが優しい声で語りかけた。

『はじめまして、ルシファー。

私はルナ。あなたを殺そうとした“女神ルナ”とは同一にして別の存在。

全能の指輪ルナよ……よろしくね』


「よろしくです! ルナさん」


『ルナでいいわ』


「はい、ルナ」


『ルシファー、身体はどう?』


ルシファーは腕を動かし、胸に手を当てた。

「……いいですね。大丈夫だと思います」


『いいわ、マコト。ルシファーを出してみて』


「リデジューストレージ。俺とルシファー、出す」


光が弾け、二人は草原へと戻った。


夕日を背に、カリナが酒を飲んでいる。


ルシファーは自分の身体を見つめ、呟いた。

「……痛くない……」


マコトは胸を撫で下ろす。

「よかった〜。おかえり、ルシファー」


カリナも笑顔で手を振った。

「ルシファー、おかえり!」


「……はい!」


◆ 高級武具店《MAXMAM》・VIPルーム


白を基調とした豪奢な部屋。

壁には希少金属の武具が並び、魔力の光が反射している。


ルナが分析を始めた。


『ルシファーの最適解は“白虎装備シリーズ”。

武器は白虎のガントレットね』


マコトは首をかしげる。


「ガントレット?」


『意外と近接戦闘向きだからね。

それに手の甲の紋様も隠せるし、白ベースだからチームで映えるわ』


ルシファーは照れながら頷いた。

「……よくご存じで……」


店員が装備を運んでくる。

白銀の毛皮を思わせる装飾、鋭い爪のようなガントレット。


ルシファーが装備すると、まるで“白虎の化身”のようだった。


カリナが感嘆の声を上げる。

「いいじゃねぇか!」


マコトも笑顔になる。

「似合ってるよ、ルシファー」


ルシファーは頬を赤くした。

「……ありがとうございます」


店員が次の品を持ってきた。

「お客様、こちらが例の双剣です、金に糸目はつけるなとの事でしたので名工ガリエッタに依頼しました。」


カリナの目が輝く。

「おお! これか……スゲェな…ガリエッタって有名な奴だぞ」


ルナが言う。

『マコトのノクス=ドラグレアの双剣よ』


黒を基調に、赤いラインが走る二本の剣。

マコトが手に取ると、手に吸い付くように馴染んだ。


「……カッコいい……」


カリナがニヤリとする。

「つなげてみろ」


マコトは柄の先端同士を合わせた。

――カチリ。二本の剣は一瞬で変形し、

一本の“黒紅の双刀薙刀”へと姿を変えた。


ルシファーが目を輝かせる。

「カッコいいよ、マコト!」


マコトはその刃を見つめ、

胸の奥が熱くなるのを感じていた。



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