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ガチゴミスキルで追放された俺、実は最強で異世界を無双する  作者: 木挽
【第2部】さらなる冒険へ

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31/91

第31話 接近



蒼紋騎士団・作戦室。

緊張した声が響き渡った。


「団長! 狂戦士が現れました! 赤と黒の火柱です!」


アーサー団長は勢いよくカーテンを開け、外の空を睨む。


「ホークアイ!」


視界が一気に拡大し、遠方の空にかすかに揺らめく赤黒い火柱が映し出された。


「……見えた…消えそうだぞ!場所は!」


別の団員が結晶板を確認し、声を上げる。


「終焉結晶板にも狂戦士反応! 場所は――マルクトです!」


アーサーは即座に立ち上がった。


「すぐに向かうぞ! メルセデス!」


「はい!」


二人は団員たちを置き去りにする勢いで、蒼い残光を引きながら高速で飛び出した。


---


その頃、マコトの耳にルナ声が響く。


『マコト! アルヴァリア王国軍の編隊が高速接近。

特に二体は速い……ネームドよ』


「え!?

カリナさん、アルヴァリア軍がこっちに向かってるみたいです!」


カリナは顔をしかめた。


「え! なんか面倒! どうする!」


『マコト、そんな時は残滓保管リデジューストレージカリナを収納してあなたも入る』


「なるほど!カリナさん!ストレージに隠れますよ!」


カリナはスカルナーに向かって叫んだ。


「スカルナー! トンズラするから!

あとはよろしく! 変に隠さなくていいからね!」


スカルナーは呆れたようにため息をついた。


---


アーサー団長とメルセデス副官は、風を切り裂く速度でマルクトへ向かっていた。


「ホークアイ!」


アーサーの視界がズームし、地上の様子が鮮明に映る。


メルセデスが息を呑む。


「見えますか?」


アーサーは目を見開いた。


「……こいつは驚いた……カリナだ。

お前の姉がいるぞ」


「はぁぁぁぁぁ!?!?」


ホークアイに映る名前――

カリナ・ゴメス=ドラゴンスレイヤー


「……なに!!

カリナがドラゴンスレイヤー!? 伝説竜を殺したのはカリナだったか、そしてもう一人はコイツ……XXXXXXX=ドラゴンスレイヤー&ゴッドスレイヤーだと!!」


メルセデスは震えた声で叫ぶ。


「ゴッドスレイヤー!?

実在するんですか!」


アーサーはさらに驚愕した。


「……! 消えた!

二人とも消えた!

とにかく急ぐぞ!」


---


アーサーとメルセデスが廃屋前に降り立つと、

そこにはスカルナーが腕を組んで立っていた。


「……やれやれ……」


スカルナーは深いため息をつき、

空を見上げた。


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