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ガチゴミスキルで追放された俺、実は最強で異世界を無双する  作者: 木挽
【第2部】さらなる冒険へ

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134/143

134話《前時代文明の心臓を動かす者》

魔導転移装置が一度起動したものの、

光はまばらになり、装置全体が不安定に脈動していた。


ルナが静かに告げる。

『修復が必要みたいよ』


マコトは台座に手を置き、軽く息を整える。

「だね……リデジューリビルド」


残滓が流れ込み、

装置内部の魔導路が再構築されていく。


ひび割れた幾何学模様が滑らかに繋がり、

青白い光が均一に戻り始めた。


スカイはその光景を呆然と見つめていた。

「……そんな……すごい……修復されていく」


修復が進むにつれ、装置の脈動は安定し、

前時代文明の機器が本来の姿を取り戻していく。


ルナが次の指示を出す。

『いい感じよ。マコト、ルシファーと手をつないで』


マコトは隣に立つルシファーの手を取った。

「……ルシファーの中、入らしてもらうよ」


ルシファーは少し照れたように笑う。

「なんか照れますな」


マコトは目を閉じ、

ルシファーの魔力の奥へ意識を沈めていく。


強烈な魔力の奔流。

思わず顔をしかめる。


その中に、二つの異質な輝きがあった。


“闇”


そして


“光”


ルナが囁く。

『見つけたわね。“闇”と“光”。吸収して融合して』


マコトは深く息を吸い、スキルを発動する。

「リデジューアブソープ……やりました……融合成功。

魔導転移装置に入れます」


闇と光が混ざり合い、

ひとつの魔導流となって装置へ流れ込む。


六台の魔導転移装置が同時に輝き、

幾何学模様が完全に復活した。


青白い光は均一で、

脈動は滑らか。

前時代文明の遺産は、ついに完全修復された。


「よっしゃぁぁぁ!」

マコトとルシファーがハイタッチする。


スカイは震える声で呟いた。

「……直った……本当に……直った……」


彼女の瞳には、恐れと敬意と驚愕が混ざっていた。



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