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ガチゴミスキルで追放された俺、実は最強で異世界を無双する  作者: 木挽
【第2部】さらなる冒険へ

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116/143

第116話《赤竜戦》

バルカス山・赤竜の巣。

土魔導士衆が掘り抜いた天然の観覧室。


ジャンコは岩で作られた椅子にふんぞり返り、

隣には縄で縛られたリリアーナが座らされている。


「特等席ではないか……クックック……」

ジャンコは満足げに笑った。


眼下では、カリナと赤竜が対峙していた。


赤竜の炎が空間を赤く染め、

溶岩が川のように流れ、

熱気が観覧室にまで届く。


ジャンコの嘲笑した

「赤竜に勝てる訳がない……

600年以上誰も倒せなかった……

軍隊が挑んでも倒せなかった赤竜だ……

人間1人ごときで倒せるわけがない」


リリアーナは震えながら赤竜を見つめる。

「……あれが……赤竜……?と…誰?」


ジャンコは鼻で笑った。

「お前の姉君の仲間だとよ。

助けに来たらしいが……

赤竜の餌になるだけだ」


■ 赤竜の猛攻


赤竜が口を開いた瞬間、

空気が爆ぜた。


灼熱の炎が奔流となって放たれる。


ドゴォォォォォォォッ!!

炎の波が押し寄せ、

床の溶岩が吹き上がる。


カリナは床を蹴り、

炎の中へ突っ込んだ。

「はぁぁぁッ!!」


炎の奔流を剣で切り裂き、

赤竜の足元へ滑り込む。


赤竜は巨体を揺らし、

尾を振り下ろした。


ズガァァァァン!!

床が陥没し、

溶岩が噴き上がる。


カリナは跳躍し、

尾の衝撃波を回避した。

「速い……けど、読める!」


赤竜の翼が広がり、

炎の刃が無数に飛び散る。


ヒュバババババッ!!


カリナは剣を交差させ、

炎の刃を弾きながら前進する。

「こんなもんかよ!!」


マコト「すごい! カリナさん!」


ルナ『さすがね……以前の数十倍は強くなってるわ』


ヴォルガ『ククク……凄まじい女剣士。

我の出番は無いか』


ブラッド「……圧巻ですね……カリナ殿、さすがです」


セレスティアは祈るように手を組む。

「カリナさん……勝って……」


赤竜が再び咆哮し、

床の溶岩が竜巻のように巻き上がった。


カリナはその竜巻の中へ突っ込む。


赤竜は巨体を揺らし、

前脚を振り下ろした。


ドゴォォォォン!!

衝撃波が空間を裂き、

岩壁が崩れ落ちる。


カリナは剣で衝撃波を切り裂き、

赤竜の懐へ飛び込んだ。

「そこだッ!!」


赤竜の胸元へ斬撃を叩き込む。


ギィィィン!!火花が散り、

赤竜の鱗が一枚砕けた。


ジャンコは立ち上がった。

「なにぃ!!

バカな……赤竜に手傷を負わせただと……!?」


リリアーナも驚愕していた。

「……あの人……人間なの……?」


赤竜が怒り狂い、

炎のブレスを至近距離で放つ。


カリナは床を蹴り、

炎の柱をすれすれで回避した。

「熱っ……!

でも、まだいける!!」


赤竜の翼が振り下ろされ、

炎の衝撃波が広範囲に広がる。


カリナは剣を地面に突き刺し、

衝撃波を受け流した。


「赤竜……

お前を倒して、火ノ大剣を手に入れる!!」

カリナは剣を構え、

全身の魔力を解放した。


赤竜が再び咆哮し、

炎の渦が空間を満たす。


カリナはその炎の渦へ突っ込んだ。

「うおおおおおッ!!」


炎の渦を切り裂き、

赤竜の首元へ跳躍する。


赤竜が牙を剥き、

カリナを噛み砕こうとする。


カリナは剣を逆手に持ち替え、

赤竜の口内へ突き刺した。


ズガァァァァン!!赤竜が苦悶の咆哮を上げ、

炎が乱れた。


カリナはその隙を逃さず、

赤竜の頭上へ跳躍した。

「これで終わりだッ!!」


全身の魔力を剣に集中させ、

赤竜の頭頂へ斬撃を叩き込む。


ドガァァァァァァン!!


赤竜の巨体が揺れ、

炎が散り、

床の溶岩が波打った。


赤竜は咆哮しながら崩れ落ちた。


マコト、セレスティア、ブラッド

「よっしゃぁぁぁぁぁ!!」


ジャンコ

「バカな……バカな……!!」


ヴォルガ

「ククク……」


赤竜の炎が弱まり、

巨体がゆっくりと倒れ込む。


グオオ……オオ……


赤竜は最後の咆哮を上げ、

完全に沈黙した。


ルナ

『……本当に勝ったわね……無敗の赤竜が……』


カリナは剣を肩に担ぎ、

赤竜の亡骸を見下ろした。

「……世界一の剣士に……

ちっとは近づいたか……」


ふらつくカリナ。

マコトがストレージから飛び出し、

カリナを支える。

「カリナさん!!」


赤竜の亡骸が光に包まれ、

ゆっくりと消滅していく。


その中心に――

一本の剣が現れた。


カリナはその剣を掴み、

高く掲げた。

「赤竜……討ち取ったぁぁぁ!!」


【作者からのお願い】いつも読んでいただきありがとうございます!ここまで続けられたのは、読んでくださる皆様のおかげです。もし「続きが気になる!」「面白い!」と少しでも思っていただけたら、ページの一番下にある【☆☆☆☆☆】を【★★★★★】にして評価していただけると、執筆の大きな励みになります!ほんの数秒で済みますので、ぜひ応援をよろしくお願いいたします!

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