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ガチゴミスキルで追放された俺、実は最強で異世界を無双する  作者: 木挽
【第2部】さらなる冒険へ

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105/141

第105話《黒炎牙・魔導キャノン迎撃》

ヴィラ上空に赤黒い光が走った。

魔導キャノン弾が落下してくる。


ルシファーが叫ぶ。

「来ました!魔導キャノン!!」


ルナが即座に反応する。

『やはり上から来たわね。

ルシファー、マコト、頼んだわよ』


「はい!」



――12時間前。


セレスティアはスイートのリビングで黒薔薇の翼と向かい合っていた。


マコトが口を開く。

「みなさん、お集まり頂きすいません」


セレスティアが首を傾げる。

「どうかなさったのですか?」


「ウチの戦略参謀のルナから報告があります。

セレスティア王女とブラッドさん、ルナとリンクさせてもらいます。いいですか?」


「かまいません」


「リデジューリンク。セレスティアさんとブラッドさんリンク」


ルナの声が二人の脳内に響いた。

『はじめまして、セレスティアさん、ブラッドさん』


ブラッドは驚いて跳ねた。

「うわ!聞こえる!はじめまして!」


セレスティアも微笑む。

「はじめまして、ルナさん」


ルナが淡々と報告を始める。

『では早速報告します。黒炎牙の海賊船が北の洋上に現れました』


セレスティアは息を呑む。

「黒炎牙!」


『先日のヒゲの男ジャンコ。

リリアーナの私兵になったと言いましたが――

黒炎牙の首領である事がわかりました』


カリナが眉をひそめる。

「……黒炎牙って何だ?」


『最近頭角を現している400人規模の海賊よ』


ブラッドは拳を握りしめた。

「我が国ばかりに略奪を行うんです……

リリアーナめ、黒炎牙なんかと手を組むとは……」


ルナは続ける。

『問題なのは海賊船に搭載された魔導キャノン砲。

町一つ吹き飛ぶほどの威力よ』


ルシファーが固まる。

「……町一つ……ヤバ」


『射程にここが入ってから船が動いてない。

ここを狙ってるとしか思えない』


セレスティアは震えた。

「……どうすれば……」


『このホテルは世界中の要人が多く宿泊している。

先日の襲撃を見ても、他の宿泊客に影響が出ないように

ピンポイントで攻撃している。

だから今回もこの建物だけを狙うはず。

界壁か何かを使ってね』


カリナが腕を組む。

「……で、作戦は?」



――そして現在。


ルシファーが叫ぶ。

「来ました!魔導キャノン!!」


ルナが即座に指示する。

『やはり上から来たわね。ルシファー、マコト、頼んだわよ』


「はい!」


ルシファーはゴーグルを装着し、

魔導キャノン弾へ向かって飛び上がる。

「マコト!!」


ストレージ空間内のマコトが叫ぶ。

「レジデューストレージ!!

キャノン弾収納!!」


赤黒い魔力の塊がストレージ内に吸い込まれた。


カリナが拳を握る。


「よし!キャノン弾確保!」


ルナが次の指示を出す。

『ルシファー!海賊船に向かって飛行&転移!』


「はい!移!移!移!」


ルシファーは空中で連続転移を繰り返し、

黒炎牙の戦艦へ向かって飛んでいった。


魔導キャノン弾は消えた。

黒炎牙の計画は、黒薔薇の翼によって完全に狂い始める。


【作者からのお願い】いつも読んでいただきありがとうございます!ここまで続けられたのは、読んでくださる皆様のおかげです。もし「続きが気になる!」「面白い!」と少しでも思っていただけたら、ページの一番下にある【☆☆☆☆☆】を【★★★★★】にして評価していただけると、執筆の大きな励みになります!ほんの数秒で済みますので、ぜひ応援をよろしくお願いいたします!

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