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ガチゴミスキルで追放された俺、実は最強で異世界を無双する  作者: 木挽
【第2部】さらなる冒険へ

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102/141

第102話《剣鬼たちの夜と伝説肉》

砂浜に爆ぜた衝撃波の余韻がまだ残る。


カリナとブラッドは肩で息をしながら向かい合っていた。


そこへ――


「はいはい、2人とも〜」


マコトがのんびりと歩いてきた。

その後ろにはルシファー。


手には巨大な肉の塊……いや、明らかに普通の肉ではない。


ルシファーはにこにこしながら言う。

「お疲れですよね。

はい、口開けてくださ〜い」


伝説竜の肉を、

カリナとブラッドの口に強制的に突っ込んだ。


「おいルシファー!? んぐっ!」


「……これは……いったい……モグモグ……」


カリナは笑いながらブラッドの背中を叩く。

「食ってみろブラッドさん! マジでやばいから!」


ブラッドは噛んだ瞬間、目を見開いた。

「……こっ……これは……

うま!!」


次の瞬間――

ブラッドの身体が光り始めた。


筋肉が膨れ、傷が塞がり、

体力がみるみる回復していく。

「ううおおぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!!

滾る!!」


砂浜に響く雄叫び。

まるで戦神が降臨したかのようだった。


マコトは苦笑しながら言う。

「二人ともすごかったですね〜見てましたよ」


ルシファーは肉をかじりながら頷く。

「カリナさんのガチ……ヤバいです」


カリナは満足げに剣を肩に担ぐ。

「いや〜久しぶりに本気出したわ。

ブラッドさん、マジで強いよ」


ブラッドは肉を食べながら涙目で言う。

「……もぐもぐ……うま!

いやいや……強いと思ってたんですよね自分自身……

おごりでした……上には上がいるんすね……」


そこへ、砂浜に足音が近づく。

「……こんなところにいたんですかブラッド。

探したんですよ……って、何食べてるの?」

セレスティア王女だった。


カリナは肉を持って近づく。

「姫……あんたのとこのブラッド……マジで強いな……」


セレスティアは誇らしげに微笑む。

「ええ、これでも王国一の剣士……モグ」


カリナはそのまま肉をセレスティアの口に突っ込んだ。

「食え!」


「……な、何ですかこのお肉は……

モグモグ……うま!!」

セレスティアの身体も光り始める。


ブラッドが叫ぶ。

「姫ぇぇぇ!! 光ってます!!」


カリナは笑いながら酒を飲む。

「伝説竜の肉だ。

そりゃ光るわ」


マコトは夕焼けの海を見ながらつぶやいた。

「……なんか、南国バカンスってこういうのじゃない気がするんだけどな……」


ルシファーは笑う。

「でも楽しいですよね〜」


砂浜に笑い声が響いた。

しかし――

この穏やかな時間は、すぐに終わる。

黒炎牙の“全団員急襲”が、

すぐそこまで迫っていた。


【作者からのお願い】いつも読んでいただきありがとうございます!ここまで続けられたのは、読んでくださる皆様のおかげです。もし「続きが気になる!」「面白い!」と少しでも思っていただけたら、ページの一番下にある【☆☆☆☆☆】を【★★★★★】にして評価していただけると、執筆の大きな励みになります!ほんの数秒で済みますので、ぜひ応援をよろしくお願いいたします!

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