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ガチゴミスキルで追放された俺、実は最強で異世界を無双する  作者: 木挽
【第2部】さらなる冒険へ

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101/141

101話《剣で語る二人》

カリナは砂を蹴り上げ、

飛び上がりながら二刀でブラッドへ斬りかかった。「うおりゃあ!!」


ガキィィィンッ!!


ブラッドは左手の剣に右手を添え、

まるで岩壁のように受け止めた。


衝撃波がビーチに広がり、

海面が水しぶきを上げる。


カリナは着地しながら舌を巻いた。

「……マジかよ……受けられるとはな……」


ブラッドは静かに息を整える。

「……いやいや……どうやらやるしか無い様ですね……」


ブラッドは刃を上に向け、

右手を刃裏に添え、弓を引くように構えた。


「ソードアロー!!」

剣先が光り、

無数の光の矢がカリナへ襲いかかる。


砂浜が光で照らされ、

夜の海が昼のように明るくなる。


カリナは両手の剣を逆手に持ち替え、

ゆっくりと目を閉じた。


ブラッドは驚愕する。

「目を閉じた……?――心眼!!」


カリナは凄まじい速度で剣を振り、

ブラッドの光矢を剣の腹で全て受け流した。


光の矢が砂浜に散り、

海風が二人の間を吹き抜ける。


ブラッドは息を呑んだ。

「……嘘だろ……」


ブラッドは一歩踏み込み、

砂を爆ぜさせながら高速で斬りかかる。


「はああああ!!」

その速度は、

人間の限界を超えていた。


カリナは剣を交差させ、

ブラッドの斬撃を受け止める。


ガガガガガッ!!


火花が散り、

砂浜がえぐれ、

海風が渦を巻く。


「ブラッドさん……強いじゃん……!」


「カリナ殿こそ……!

この剣圧……人間ではありませんね……!」


二人は同時に跳び退き、

砂浜に深い足跡を残した。


「じゃあ……次はわたしの番だ!」


カリナは二刀を回転させ、

砂を巻き上げながら突進する。

「うおおおお!!」


ブラッドは剣を構えるが――

カリナの速度が一段階上がった。


「速い……!」


カリナは斬撃を連続で叩き込む。


ガガガガガガガッ!!


ブラッドは必死に受けるが、

剣が少しずつ削られていく。


「くっ……この……化け物か……!」


ブラッドは剣を地面に突き立て、

深く息を吸った。


「……ならば……これしかない……!」

彼の身体から赤いオーラが立ち上る。


「奥義――

紅蓮剣舞!!」


ブラッドは高速で舞うように斬りかかる。

その軌跡は炎のように赤く光り、

砂浜を焼くほどの熱を帯びていた。


カリナは笑う。

「いいねぇ……そうこなくちゃ!!」


二人の斬撃が交差し、

砂浜が爆発した。海が大きく揺れ、

波が高く跳ね上がる。


ブラッドは息を荒げながら言う。

「……カリナ殿……あなたは……

本当に……強い……!」


カリナは剣を肩に担ぎ、

満足そうに笑った。

「ブラッドさん……

あんた、なかなかやるじゃん。

久しぶりに楽しかったよ」


ブラッドは膝をつき、

砂浜に手をついた。

「……参りました……」


カリナは剣を収め、

ブラッドの肩を軽く叩いた。

「またやろうぜ。

あんたとは、もっと戦ってみたい」


ブラッドは感動で震えた。

「……はい……ぜひ……!」


夜の砂浜に、

二人の呼吸だけが響いていた。


【作者からのお願い】いつも読んでいただきありがとうございます!ここまで続けられたのは、読んでくださる皆様のおかげです。もし「続きが気になる!」「面白い!」と少しでも思っていただけたら、ページの一番下にある【☆☆☆☆☆】を【★★★★★】にして評価していただけると、執筆の大きな励みになります!ほんの数秒で済みますので、ぜひ応援をよろしくお願いいたします!

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