↓ ↑ページトップへ
表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
逆張り斜に構え少女が最弱種族と最弱役職を組み合わせた結果、強くなってしまった話  作者: 倉石 雨


この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

PR
3/41

3.ノーモーションの通常攻撃

「ええッ!?」


ベルカは驚愕した。


「…?」


いまいち状況が呑み込めない。


「ね、ねぇ、もしかして種族選択でドラゴンキラーか…ベルワを選んだ?」


私は答える。


「ん…どっちも選んだけど」


「えぇ……?なんで人型なの?」


「………いや、私に聞かれても」


そもそも、どういう状況なのかすらも理解できていないのだ。


「ま、まぁ…これでなんとなくわかったわ。多分これ、適切なテクスチャやモデル、モーションなんかが無い攻撃ね」


溜息をつき、ベルカはそう言った。


「んーと…見た目とか、演出とかそういう?」


「そうそう。大型個体の『通常攻撃』と同じような地面の抉れ方してるから、多分、貴女は見た目と種族設定が違いすぎた結果、不可視の攻撃が撃てるのね」


「ふーん…」


「でも…ライカは指を鳴らした瞬間に攻撃を撃ててたし…多分、攻撃モーションをスキップして『通常攻撃』を撃ってるわね」


そう言い、ベルカが見せてきたのはドラゴンキラーらしき大型のミミズっぽい生き物によるゆっくりとした踏みつける攻撃モーションだった。


「こんなの普通、当たらないでしょ?でも攻撃力はトップクラスなの」


「うん?つまり、トップクラスの攻撃力の『通常攻撃』をノーモーションで撃てるの?それってヤバくない?」


私は小首を傾げ、そう聞いた。


「ヤバいよ。普通に」


そう言うベルカを横目に、今度は連続で指を鳴らしてみることにした。


ドンッドンッドンッ


まるで砲撃のように地面がどんどん抉れていく。


「ちょっ…待って。それってMP消費無いの?」


ベルカは焦ったようにそう言う。


「…?『通常攻撃』なら無いんじゃないの?」


「……確かに…ドラゴンキラーもベルワもMPは消費しないけど……あぁ…とりあえずメニュー開いて…?」


メニューを開き、そのままベルカの指示通りに選択する。


すると詳細なステータスが出てきた。


Lv:?00000?0

HP:1,255/1,255

MP:200/200

EXP:0


レベルの表示がさっきと違う。多分、動かすごとに変わるのだろう。


ベルカは絶句した。


なんてこと…ステータスがドラゴンキラーのソレ…レベル1でレベル10剣士の10人分とか…レベル上げたらどんな化け物になるのよ


と、心の中でベルカは思った。


続けて指示し、今度は攻撃力なんかを見る。


物理攻撃力:1,000

魔法攻撃力:860

物理防御力:960

魔法防御力:111


はぁ………!?

ステータスが『ベルワ』のソレである。


こんな化け物ステータスで、あんな攻撃速度…レイドボスか何かだろうか?

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。