13 基地
マリエールは交流会の統括の基地出向いた。洞窟の奥に部屋があった。鍵と説明書があった。鍵を使ってさらに奥に進んだ。図書室があった。
13 基地
マリエールは、交流会の統括者の基地に出掛けた。洞窟のような場所だった。奥に進むと部屋があった。古ぼけた箱に本が一冊だけあった。真っ暗な部屋だったので明かり着けた。本を読んだ。まるで判らない本だ。万能言語の魔法使った。少し判った。基地の案内書のような物だ。本の中に鍵あった。鍵穴の場所の説明もあった。
「この鍵穴に鍵を差し込んで捻って、ハンドルで開ければいいのね。」
鍵は簡単に開いた、ハンドルを捻って扉を開けた。中には広い部屋があった。明かり着いた。自動的に着いたようだ。図書室らしい。沢山の本が棚に並んでいる。適当を本をとって題名を見た。
「宇宙飛行Ⅶ」
とあった。どうやら宇宙飛行に関する本が並んでいるようだ。図書室の外を見回った。視聴覚室、工作室、寝室、食堂のような物があった。マリエールをアンドロイド1000体出して手当たり次第読んでいくように伝えた。
マリエールにとって宇宙飛行の解明は最重要課題になったが、代官の仕事も投げ出すわけにはいかない。それに各方面に派遣したアンドロイド達の報告も上がって来る。マリエールは今迄よりも更に高度な判断をできる自立判断ユニットのアンドロイドを1000体を作り出した。大抵の事は自立判断ユニットが解決してくれる。指示が必要時には聞いてくれる。立ち会い必要な時だけ呼んでくれる。今日は呼び出しを受けた日だ。
家族の夕食会だ。ただの夕食会ではない。領の趨勢を決める夕食会だ。侯爵と次期侯爵となる長男とマリエールだけか参加している。侯爵は、
「マリエールと以前話し合った事だ。一領ニ制度の話しだ。第ニ夫人とその関係者が一領ニ制度には問題がある。特権階級や利権を元通り、併合した元領地の関係者に返せとぬかすのだ。私もそんな気はない。長男もその気はない。ただ第ニ夫人とその関係者だけがそう叫んでいる。勿論、第ニ夫人にはその気はないと伝えたが日増しに声を高めている。マリエール何とかしてくれ。」
気の弱い、侯爵や長男から出たSOSだ。何とかしよう。
「領主の決定に異議る唱えのは立派な反逆罪です。私が何とかしましょう。後の事は任せて下さい。今日中に解決します。何にも心配する事はありませんよ。全てはこのマリエールにお任せ下さい。」
全ては第ニ夫人やその家族を侯爵が助命したせいだ。本来の姿に戻すだけだ。長男は、
「第ニ夫人どうにかするのか。」
「本来あるべき姿に戻すだけです。」
マリエールはアンドロイドに指令を出した。第ニ夫人やその家族や関係者は本来あるべき姿に戻された。侯爵やその関係者は、恐怖を覚えた。明日は我が身かと真剣に考えた。
一領ニ制度に反対する者は一人残らず本来ある姿に戻された。これからも一領ニ制度に反対する者が出る事は考え難い。
国王の諜報部員が侯爵領であった出来事を国王や宰相に伝えた。国王は、
「甘い侯爵が良くやったもんだな。」
「恐らく、やったのはマリエールでしょう。」
二人の間ではマリエールは要注意人物になった。
マリエールは侯爵に夕食会に招かれた。第ニ夫人が特権階級や利権を元の家族に返すように言っているらしい。マリエールは本来ある姿に戻した。




