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原作では破滅の悪役令嬢〜でも色々違います?(再編集版)  作者: Masa(文章力あげたい)
後日話

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語り部の正体

 ーーごきげんようみなさん。 ここまでの物語にお付き合い頂き、ありがとうございました。 


 私が語る話は、このエピソードで終わりです。 あとは、ひとみに任せましょう。


 私がこの世界に現界したのは、瑞稀たち生徒会員達のオリエンテーションでした。


 その後、瑞稀に名前を頂き完全現界しました。 そして今は、田中幸子ーーサッチーのそばにあり続けていた。 その理由を問われても、はぐらかして答えることはしなかった。 言うべき時ではなかったからです。


 再び、瑞稀の身に危機が迫っていることを、私は彼女に告げた。 先日は他校の学生によるものだったが、今回は違った。 悪霊でした。


 実は、私の正体はエターナルパーフェクト。 理想の神ーー


 その悪霊は、私を復活させようとしていた。 だが、その方法を誤解していた。 


 私のことを絶望によって現界させようとしていたのだ。 悪霊たちはそのターゲットに瑞稀を選んでいた。 封印が解け次第、瑞稀に取り憑き、彼女を絶望に染めようとするでしょう。 そう告げる私の声は、自分でも悲しげに響いていた。


 ここに封印されている悪霊は、別の悪霊に騙され利用されている存在。 


 なぜ瑞稀なのか。 その問いに、私は彼女の存在が不安定だからだと答えた。 


 以前、瑞稀の存在が消えかかったことがあった。 あの時は体調の悪化が原因だったが、私はそれを彼女の体質ということにして、それ以上は語らなかった。 


 本当の理由を、サッチーに関わらせるつもりはなかったからだ。


 サッチーは深く問い詰めることなく、ただスマートホォンを掲げた。 悪霊を撮影してバズらせるつもりらしかった。


 私たちは、まず瑞稀の家を訪れた。 だが、瑞稀は川端の家に行っていると、母親が告げた。 


 瑞稀の母親はサッチーを呼び止め、瑞稀と仲良くしてくれている礼を述べようとした。 


 高校に入る前のことを聞いたサッチーは黙り込みました。


 私は彼女を案じましたが、彼女はそれよりも川端家に着いたと言って、先へ進みました。


 川端家のチャイムを鳴らすと、黒猫姿のひとみが応対しました。 瑞稀はそこにもいなかった。 


 あの猫被りのヤンキー娘が黒猫のコスプレで留守番をしている様は、サッチーの気を少し紛らわせたようでした。


 振り出しに戻った。 瑞稀の居場所は、私にはわからなかった。 


 私にそのような能力はないです。 その代わり、瑞稀に害を加える存在の場所だけは捉えることができた。 荒れ果てた祠のある、あの山の山頂です。 私は、そこを示しました。

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