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第94話女装したら気まずい
「当然よ、女装だもの」
ミトリアはふふっと微笑んで勝ちほこる。
(なんかごめんねシンさん・・・)
シーダタはかなり気まずい顔でシンを見つめる。
「あ、ごめんなさい、もしかして嫌だったかしら・・・」
ミトリアはシンの顔に気付く。
「あ、いえそんなことないですよ。自分じゃこんな恰好なかなか着ないですし・・・」
シンは慌てて手を横に振って誤魔化した。
(やっべ、まさか気づかれるとは。俺ってポーカーフェイス苦手か?)
ものすごい気まずい気分である。
「そう?じゃあメイクいくわよー」
ミトリアははりきってテーブルにあるメイク道具をだしていった。




