表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
オフ会してたら異世界に飛ばされたのでゲーム脳で生き抜いてみる  作者: 元 智
そして迷う

この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

PR
76/105

 第68話 視察と案内役

第三章


 第68話 視察と案内役



「では、村を案内しますか」


のんちゃんが立ち上がる。


「お願いします」


カエデは軽く頭を下げた。


その後ろでは、アマゾネス達が一糸乱れず整列している。


「……いやぁ」


のんちゃんが困ったように笑う。


「さすがにそのまま歩くと、村人がビビるかなぁ」


「問題ありますか?」


「ここの人、変なのには慣れてはいるけどねぇ」



村長宅を出る。


朝のルノア村。


パン屋からは焼きたての匂い。


畑には朝露。


子供達が走り回り。


木材を運ぶ村人達が声を掛け合う。


そんな、いつもの朝。


そして、その真ん中を。


完全武装のアマゾネス十人が無言で行進していた。


「……」


「……」


村人達がスッ……と道を開ける。


「ほらね?」


のんちゃんが苦笑する。


「威圧感が凄いのよ」


「なるほど」


カエデは納得したように頷いた。



「スズー!」


ルノア組前。


のんちゃんが大声で呼ぶ。


しばらくして。


「はいです!!」


バタバタと音を立てながら、スズが飛び出してきた。


赤髪ボブ。


ゴーグル。


いつもの作業着姿。


「お、カエデさんです!!」


「お久しぶりです」


カエデは軽く会釈した。



「スズ、このアマ子達ちょっと預かって」


のんちゃんがアマゾネス達を指差す。


「アマ子って…」


終始無言のアマゾネスの一人が思わずつぶやく。


「新しい組員ですか!!」


「組員って…」


「いや、カエデの同行者らしい。アフロ達に相手させといて。ここなら違和感ないっしょ」


「了解っす!!」


その時。


「騒がしいっすねぇ」


奥から若頭が出てくる。


相変わらず半裸。


アマ子の数人が頬を赤らめる。


「なんすかこのねーちゃん達」


反応が軽い。


「若、ちょっとこの子ら預かっといて」


のんちゃんが言う。


「新しい舎弟っすか?」


「再放送はいいから。あ、今からカエデを案内するからお前もこい」


「はい喜んで!!」


若頭はスキップで走ってくる。


「お前、山賊居酒屋で働きすぎだろ」


フロア担当か。とのんちゃんが笑う。



「では、皆さんはこちらで待機を」


カエデがアマゾネス達へ指示を出す。


「ハッ!!」


声が揃う。


「うるさっ!!」


スズが肩を跳ねさせた。



「じゃ、改めて案内しよか」


のんちゃんが笑う。


「お願いします」


「ルノア村観光ツアーっすね」


若頭も軽い調子で続いた。


そして。


ルノア組の山賊達も一気に慌ただしくなった。


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ