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オフ会してたら異世界に飛ばされたのでゲーム脳で生き抜いてみる  作者: 元 智
そして暮らす

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 第29話 ロマンスの予感にしたい

二章

 第29話 ロマンスの予感にしたい


「へぇ〜〜〜?」


 朝。


 村長宅リビング。


 朝食中。


 たくろーは、

その声を聞いた瞬間、

嫌な予感しかしなかった。


「……なんだよ」


 向かい。


 のんちゃんが、

ニヤニヤしていた。


「別にぃ?」


「絶対なんかある顔だろ」


「いやぁ?

鍛冶場通い楽しそうだなぁって?」


 ピタッ。


 たくろーの動きが止まる。


「反応わかりやす」


 れんかが真顔で言った。


「あっくん?」


 たくろーが、

ジト目であっくんを見る。


「のんちゃんには言ってない。たにぃには報告した。義務」


「余計悪いわ」


「うむ。たくろーがビキニアーマーのウッフンねーちゃん口説いて彼女にしたと報告を受けた」


 たにしが真剣な顔で言う。


「最初から最後まで捏造すぎるだろ。さすがにあっくんはそんな事いわん」


 あっくんは、

コクコク頷きながら静かにスープを飲んでいた。


「ちなみに昨日、

山の上から“たくろーさぁぁぁん!!”って聞こえたよ?語尾にハートついてた」


 ニヤニヤが止まらないのんちゃん。


「盛るな」


「盛ってないもん」


「盛ってるわ」


「可愛いんでしょぉ?」


 ひーちゃまで参戦した。


「ひーちゃまで絡むんか」


「元気な子なんでしょぉ?」


「まぁ……元気ではあった」


「認めた」


「そこは否定するとこじゃないだろ!」


 その横で。


「スズちゃんだっけ」


 れんかがスープを飲みながら呟く。


「年下好みなんだ?ちょっと身の危険を感じる」


「ちょっと!のんちゃん!?躾どーなってる!?」


のんちゃんは苦しそうに涙目で爆笑している。


「鬱陶しいわぁ…」


 朝から騒がしかった。


「まぁここのメンツとは合いそうな感じだな」


 たくろーがため息混じりに言う。


「たくろーさんとわぁ?」


「ひーちゃみたいな喋り方やめろ!」


 たにしの声真似に、のんちゃん無事死亡。もう息出来てない。


「照れちゃってぇ」


「んなわけあるか」


「いやぁ〜?

たくろーにもついに春が――」


「よし解った。武器持って表でろ」


「竿だけどいい?」


そんな大人達の会話にとっくに飽きた、あいりとこはるはハナを転がして遊んでいる。

たくろーの心中以外は平和な朝であった。

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