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オフ会してたら異世界に飛ばされたのでゲーム脳で生き抜いてみる  作者: 元 智
そして進む

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 第90話 第一試合 2戦目 のんれんか母娘

第四章


 第90話 第一試合 2戦目 のんれんか母娘


「それでは!」


レフェリーが声を張る。


「第二試合!」


歓声。


「二対二!!」


会場が沸く。


ルノアベンチ。


「負けられないからな」


たくろーが言う。


「はーい」


のんちゃんが立ち上がる。


その横。


れんかも立ち上がった。


二人は舞台へ向かう。


階段を上がりながら。


のんちゃんが小声で言った。


「うちらの相手、あの呪術使いそうなコンビよねぇ?」


「うん」


れんかが頷く。


「ママ、あのくたびれリーマンの声優さん好きよね」


「うん♡」


即答だった。


「生で声聴けるかなぁ♡耳元で好きにしてくれって言わせちゃおうかなぁ♡」


「楽しみぃ♡」


妙に機嫌がいい。歪んでるが。


その横。


れんかも珍しく機嫌が良かった。


「れんかもあの僕最強好きよね?」


「うん」


頷く。


「目の保養楽しみ。あの美形の苦悶の表情は中々見れない」


いつになく素直だった。歪んでるが。


珍しく、二人のやる気テンションがMAXだった。


歪んでるが。



二人が舞台へ上がる。


歓声。


拍手。


若頭達も当然騒いでいた。


「のんの姐さぁぁぁぁぁん!!」


「れんかお嬢ぉぉぉぉ!!」


ご機嫌なのんちゃんが手を振る。


山賊達逆にビビる。


挿絵(By みてみん)



「対するは!!」


司会が叫ぶ。


「傭兵混成チーム代表!!」


大歓声。


「沙悟浄悟!!」


歓声。


「「……」」


歓声の中、二人は数秒考える。


「苗字と名前で同じ字使う?」


れんか。


「サゴジョウサトル?急な西遊記感」


のんちゃん。


「てっぺんハゲてるかも?」


「ママやめてお願い」


二人のテンションライフ90パーセント。



「そして!!」


司会が続ける。


「ピクミン!!」


歓声。


「「……」」


「引っこ抜いていいの?」


れんか。


「ハチミンくらいなら我慢出来たのに…」


のんちゃん。


二人のテンションライフ80パーセント。


まだだ!まだ希望は捨てない!



そして。


二人が舞台へ上がる。


白髪。


目隠し。


長身。


ここまでは良かった。


本当に。


ここまでは。


その隣。


後ろに流した金髪


スーツのネクタイを緩める仕草。


鉈。


完璧だった。


見た目だけなら。



沙悟浄悟が歩いてくる。


ガニ股だった。


やたら。


ガニ股だった。


「……」


「……」


二人のテンションライフ70パーセント。



続いて。


ピクミン。


内股だった。


やたら。


内股だった。


「……」


「……」


二人のテンションライフ60パーセント。


まだだ。


まだ希望はある。


綺麗な蒼い六眼をみるまでは。


あの気だるい声を聞くまでは。



レフェリーが中央へ立つ。


「それでは!」


「第二試合!」


「始め!!」


歓声。


試合開始。



沙悟浄悟が指を キュンです にして言う。


「オラ最強だっぺ!!」


静かになる。


会場。


のんちゃん。


れんか。


全員。


少しだけ静かになる。


「……」


「……」


二人のテンションライフ30パーセント。



「今日は絶好調だっぺ!!」


レフリーに向かって叫ぶ。


「はぁ…」


だから?な顔のレフリー。


「……」


「……」


「オメェら強そうだっぺ!!」


レフリーに向かって言う。


「見えてないんだ」


れんかが憐れんだ目で見る。


「こっちだよぉ」


のんちゃんが教える。


「あっ」


沙悟浄悟。


目隠しを少し持ち上げる。


シジミみたいな目。


「いたっぺ」


再び目隠しを下ろす。


「……」


「……」


六眼の夢やぶれる。


れんか、力尽きる。



その横。


ピクミンが優雅に一礼する。


最後の希望だった。


「今日わぁ同伴の予定があるんでぇ♡」


くねっ。


「あ、ツダケンの声でそれはダメだと思う」


れんかがのんちゃんの顔を伺う。


「……」


瞳孔が開きかけてた。


「残業なしでよろしくお願いするわぁ〜♡」


くねっ。


「素敵なお嬢さん達ぃ〜♡」


くねっ。


「仲良くしましょうねぇ〜♡」


くねっ。


「もうやめてあげて。ママのライフは0よ」


バチコーンっとウインクするピクミン。


「……」


「……」


二人のテンションライフ0パーセント。


希望は死んだ。



挿絵(By みてみん)



「れんか…」


「うん」


過去最大の火力が二人から放たれた。


勝者 ルノアチーム。

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