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王命
十二月某日、聖シルヴェスタ生誕の祝日。
消えていた第二王子アーサーが、第一王子を捕らえてユーサー王に罪状を訴えた。
一つ、第一王子が刺客を放ち、アーサーを殺そうとしたこと。
二つ、教会への贈賄によって支持を集め、王の座を得ようとしたこと。
ユーサー王はアーサーの訴えを受け入れ、次期王の座をアーサーに与えることを決定した。
また、アーサーは、ユーサー王にある進言をした。
『それ』は、人々の心を惑わし、王政を乱す可能性がある、と。
王はその進言を受け入れた。
一月某日、王命が下った。
滅びの魔女を殺せ、と。




