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とりあえずバルドさんまで10mくらいの所で止まって準備運動をする。
準備運動って大事だよね。
地面に置いていた夜天光を手に取り、バルドさんのステータスを見る。
名前 バルド
種族 人間
Lv.52
HP 1380
MP 800
攻撃 1250
防御 1000
魔攻 340
魔防 830
スキル 剣術Lv.6 槍術Lv.4 無属性魔法Lv.5 気配察知 結界術Lv.4
おぅふ数値たっけぇ。
魔攻が低いってことはそんなに魔法を使うわけじゃないみたいだな。
ちなみにこの5日間で上がった俺のステータスはこれだ。
名前 ヴァイス
種族 竜帝
称号 竜族の王
神の片翼
加護 創世神の加護
全言語翻訳
Lv.18
HP 1350
MP 1830
攻撃 800
防御 800
魔攻 800
魔防 800
スキル 全属性魔法Lv.2 気配察知 危機察知 結界術Lv.2 剣術Lv.2 ドラゴンブレスLv.1
とまぁこの通り結構上がった。
魔法も、流星ばかり使っていたらいつの間にか統合されていた。
これだけ見ると攻撃とかが負けている。
だがしかし忘れてはいけない夜天光の攻撃力。
攻撃 100×Lv
魔攻 100×Lv
だ。それを加えると
攻撃 2600
魔攻 2600
こうなる。
これLvめっちゃ上がるとやばくね?やばくね?
俺もう夜天光手放さないよ!
とりあえず武器がすごい。そう、武器がすごいんだよ。
でもこの5日間でとりあえず戦いとかには慣れたから、そろそろ、この試験始めようと思う。
今回は夜天光の鞘をアイテムボックスに入れておく。
夜天光を両手で構える。
「……行きます」
俺がそう告げると、バルドさんも剣を構えた。
今の俺に出来るのは、スピードを活かした戦術である。
足に力を込めて、地面を踏み抜く。
目の前に迫ったバルドさんに向けて、刀を前に突き出す。
「うおっと!」
それを、下から剣で弾いたバルドさんは、俺に斬りかかる。
それを夜天光で受け止めた瞬間に、刀を傾かせて受け流し、バックステップで下がる。
「流星!」
すぐさま俺は、火属性の流星を打つ。
イメージの力で使い分けは問題ないぜ。
ちなみに魔力は少し抑えた。
流星で怯んだ隙に俺はまた斬りかかる。
「お前魔法の威力高いな。誰かに教わったりしたのか?」
鍔迫り合いの最中に、バルドさんは余裕そうに訊いてくる。
「いえ、独学ですよ」
それに笑顔を返すと、足払いを掛ける。
「は!?!」
それに見事に引っかかってくれたバルドさんの首元に鋒を向ける。
「あー油断した。まさか足払いするとはなぁ………ま、試験は合格だ。受付の前で待ってろ」
夜天光を鞘に入れ、バルドさんに手を差し伸べると、そう言われた。
おお、合格か。よかった。
俺はバルドさんに一礼して、その場を後にした。
「俺相手に手加減して戦うとは、ただの新人じゃねぇな。面白い」
バルドさんが、そう呟いているとは知らずに。




