7 ただ、一緒にいたいだけなのに
最初、るな目線から入ります
途中で、みつきに戻ってきます
分かりづらかったらすいません、、
るな目線
さっきの言葉が離れない
「るな、今日ことみちゃんと帰るんじゃないの?」
いつも通り、一緒に帰れるのだと思ってた
どうして冷たいんだろう
なにかしたかな、
それよりも、あの顔が、
あんなに、寂しさと悲しさと色んな感情を我慢したような今にも泣き出しそうなのをこらえる顔で言われたら…
なにがみつきにあの顔をさせたんだろう
みつき目線
次の日
私は気持ちを引きずったまま、学校へ来た
みんな体育大会が近くなり、わくわくしているのか賑やかだ
いつもなら、その中にいるんだろうな
「おはよー」
声をかけてきたのはれんだ
ああ、今日は髪をしっかりセットしていて、いつもとは雰囲気が違う
かっこいいなぁ
れんもいつも通り、私もいつも通りのつもり
でも、れんに今日元気ない?具合悪い?と声をかけられてしまった
やっぱりだめだな、
「え、そうかな?まあ、少し風邪引いたかも、昨日雨にあたっちゃったからな」
「え!大丈夫?具合悪くなったらちゃんと保健室行くんだよ」
と、心配した声で話してくれた
れん優しいな、
れんとは楽しく話せた
れんの元気づけようとしてくれる姿は可愛かった
楽しく話しているとるながきた
「あ、るなおはよー」
「ん、おはよー」
「…おはよ」
るなは何も言わない
私も何も言わない
れんが楽しそうに体育大会の話をしている
チャイムが鳴る、れんと別れ教室に戻る
「昨日、どうしたの?なんかしちゃった?」
「いや、別に」
「そう、」
なにも喋らない
気まずいはずなのに、るなは私から離れない
るなは私の隣にいるのに、何も言わない
それが余計に落ち着かない
「……体育大会さ」
るながぽつっと言った
「みつき、今年忙しいんでしょ」
「まぁ、」
「そっか」
それだけ
それだけなのに、距離を感じた
「体育大会、ことみと楽しめばいいしょ」
「え?」
「ことみといるときのほうが、楽しそうじゃん」
…
「昨日もそうだし」
「あ、あれ…」
「別にいいよ」
なにもよくない、なにもよくないのに、
何も良くないくせに、そう言った
…
「みつきだって、最近いないじゃん」
「生徒会のみつき、楽しそうだよ」
教室についた、席は少し離れてる
るなが、寂しそうに机に突っ伏した
私は、本を広げる
文字は入ってこない
なんで、あんなこと言っちゃったんだろう
ただ、一緒にいたいだけなのに
それ、だけなのに




