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二人の温度で  作者: つき
7/11

6 知らない顔

肌寒くなり始める頃、私は生徒会のしごとが忙しくなってきた

そう!体育大会である!!これぞ青春!楽しみにしているのだ

生徒会の仕事がかなり忙しく、最近部活に顔を出せずにいる

バレーをしたいけど、生徒会の仕事は新しいことばかりで、一緒に働く仲間がいて楽しい!


まず、何の種目をやるのかを決めて、ルールやら、トーナメントやら、当日の準備やら、

……忙しい

準備が1週間で終わるはずもなく、ここ最近ろくに部活ができるのは土日しかないのだ


とある日、仕事が早く終わり少しだけ早く帰れる日があった

部活に顔を出すと、るなとことみちゃんがこちょこちょして遊んでた

るなって、あんな顔するんだ…

すごく、楽しそう幸せそうだな…


チクッ…


チクチクする、

あれ、どうして?


今日、部活に来なければよかった

見なければ、よかったのに、


ジャージに着替えるのにやけに時間がかかった

さっきの光景が頭から離れない


……

うん、大丈夫!なにか変わったわけじゃないし

私はるなのなんでもないしね…関係ない

良し!久しぶりだから、頑張ろ


扉の前まで行くと、バレーボールの音がする

ふっーー

一息ついてから入る

「お願いします」

というと、みんなが「おつかれ〜」と声をかけてくれる

お辞儀をしながら、お疲れ様です!と返していく


るなが近づいてくる

「みつき、今日早いね!お疲れ様、仕事早く終わったの?」

るなが普通だ、なにも変わらない

…いつも、こうだったんだ

「…まぁね」

わかってた、


あっちのほうが楽しそうだし…


「みつき?」

「ごめん、アップするから」


私は、いつも通りにはできない……


部活終わり、るながいつもみたいに一緒に帰ろうとする

「るな、今日ことみちゃんと帰るんじゃないの?」

「え?」

びっくりした顔、少し寂しそう


なんで、そんな顔するの?

早足で、るなをおいて一人で帰った

外はいつの間にか雨が降っていた

傘をさすのも忘れて、ただ歩いていた

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