5 そういうんじゃない
お昼休みが終わり、次は体育
8組のれんと、ことみちゃんのクラスと合同体育
今は、あやかとことみちゃんはバドミントン、れんは野球、みつきとるなはサッカーを選択している
サッカーと野球は外に集合しなければならない
まだ、本調子とまではいかないものの、少しずつ笑顔が増えてきたあやか
私達は温かい目で見守ることにした
靴を履き替えて、外に集合する
サッカーグラウンドの隣では野球グラウンドがある
そこにはみんなと、楽しそうに野球をしてるれんの姿が見えた
「あ、れんだ!」と、隣りにいたるなに話しかける
(やっぱり、遠くから見てもイケメンだなー)
と、ぼやぁーっと考えてたらるなが
「やっぱれんかっこいいよね」
「え!だよね、私も今同じこと考えてた!れんが彼氏だったら、幸せなんだろうなー」
「…」
「あ、いや!そういう意味じゃなくて!別に好きとかじゃなくて、なんとなく目で追っちゃうっていうかさ!笑」
「……へぇ、いいんじゃない?」
「いや、だから、そういんじゃないって!!も〜」
うん?なんか、反応悪い?だめな話だったかな
そういえば、るなって恋愛に興味なさそうだしな
それよりも、否定されなかったな…
女の子同士だから、ネタだと思われて笑われるんじゃないかって思ったけど
るなは気にしないタイプなんかな、
そういや、るなって、好きな人いるのかな?
気になるけど…さっき反応悪かったしな、
触れられたくないのかな?…
聞かないどこ
もし、るなも私と同じで男女関係なく好きになる人だったら
きっと、ことみちゃんだろうな
すっごく仲いいし、なによりも楽しそうだからな
…
やめとこ
「ほら、みつき!れんに見惚れてないで行くよ!」
は!っと我に返った
気づいたら、集合が終わり、ばらばらとボールを取りに行ってるところだった
「だから〜!そういんじゃないんだってば!」
るなに変な誤解を招いてしまったかもしれない
後で、きっちり訂正しとかないと




