情報戦
「なんとかなるか?佐藤」
「う〜んと、元通りってのは難しいっすね。音野サン」
佐藤、と呼ばれた女性が棒付きキャンディを口から出して言う。
「まぁ、近年俗に言うデジタルタトゥーってやつっす。」
「でじたる.......なんだって?」
「ネット上のタトゥー。一度してしまったことは簡単には消えないって意味です。
8時間経ってますし、引用がやばそうっすからね。」
「インヨウ?なんだそれ?」
ッチ、と舌打ちをつきながら、女性は答える。
「要するに保存されてるから........これじゃ伝わらないか。
ん.......っと、消しても無駄って意味です。」
「..........」しばらくの沈黙が続く。
「そうかぁ」とため息混じりの言葉を放つ。
「まっ、できるだけやりはしますが、ここで消したら逆効果かも知れませんよ?」
「反応するってことは何かがあるっていうことだもんな。」
嘘だろ、と表情を音野に対して女性が向ける。
「ん、どした?」「いや、分かってるから。」
「それぐらいわかるわ!」
「やはり、元から断ち切らないとだな。」
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一人の幼女がズズっとお茶を啜る。
ーーーーー「盤面はどうだ?玄武」ある青年が問いかける。
「そうじゃな......一つ言えることがあるとすれば、カナメたちの敵は、異質じゃ。
それに、意外な奴が裏で動き回っとるしな。」
「異質........どういうことだ」
「簡単に言うなら、この世のものではないって感じがするのぉ。」
「この世のものじゃない、か。」
「この世のものじゃないならどの世だよ?あの世とでも言うきか」
「そんなこと聞かれても、わからんのはわからんよ」
「たださえ、四神が三神になってしまっているのだぞ。」
「ったく、あのバカはねぇ。」
「まぁそこは置いといていいじゃろ。」
さて、と間を置き発言する。
「朱雀、白虎。わしらは基本的に世界に対して干渉はできん。ただし、使徒については別じゃ。」
「明護要........朱雀も玄武もすでに奴に力を分け与えたのだろ。
つまりは、俺にも力を分け与えろ、とでも言いたいのか?」
「時と場合によるがの.......」
前回から書き方を変えてます。




