沖縄の人ごめんなさい
「えつと、その、あの....」「言い訳は通用しませんよ?」
「どうするんじゃ〜?」「あなたもですよ...」と、全員がターゲットのように玲がすかさず言う。
〈どうするんじゃよ〉玄武が耳打ちで話しかけてくる。
〈知らねえよ〉〈いっそここで、口説くけ〉〈なるほど。やってみます。〉
「玲。す、す、」「す...何ですか」「す、酢飯って美味しいよね。」
「はぁ。」と明らかに語尾が下がるような言い方で呟く。
〈意気地なしがぁぁぁ〉〈待ってくださいよ。いきなり好きなんて言えませんよ〉
〈やはり大和魂がないのう〉〈わかりました。やればいいんでしょ。〉
「玲...」「何ですか......」
ゲレンデが溶けていく。...もう季節が終わったと言わんばかりに。
その一言を告げたら、もう溶けたものは、戻らない。
......大事なのは、溶けた後ではなく、溶ける意味を知ってて、告げる言葉だ。
「un....はぁっ、実は俺.......」
全員が固唾を飲む。(もう、後戻りはできない。)
「沖縄にいたんだっ」「はふぇ?」と玲からすっとんきょうな声が出る。
「....これは、崖に落ちた瞬間の話になるんだが...」
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
あの時
(...俺以外の異能。おそらく異能力で成立している強制離脱は、奴の攻撃での発動は不可能。
しかも、そもそも風を貫通するほどの威力なら、分が悪い。)
パンと銃声が森中に響く。
「残念、こっちには銃もあるんだよぉ〜ん」
脳天を撃ち抜かれる寸前に、風護を展開できたが、額からの出血が止まらない。
体が落ちていく。あゝ、これが自由落下という奴なのだろう。
ポケットから落ちた通信用端末が俺よりも
先に水の中へドボォォォォォーン!!という音を鳴らしながら、着水する。
目を瞑る。...なぜ、多くの人は死ぬ時に目を瞑るのだろうかと少し疑問に思ったことはあるが、
(....なるほど、こういうことか。)と思わず納得してしまう。
【私を見つけるって約束をまだ果たしてないでしょ。】
一瞬、たった一瞬。誰かは、わからない。だけど、どこかで見たことあるような気がした、
黒髪の少女がそう言った気がした。思わず目を開いてしまう。
もう一度目を閉じても、その少女には会えないだろう。そう直感で感じてしまう。
(...はっは。幻覚見えるとか、俺も末期だな。)
「翁旋風」静かに呟く。
中から、強制離脱が発動するまで、壊してゆく。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
「で、中から壊したせいからか、変な場所に離脱してしまった。ってな感じです。」
「変な場所って...」「沖縄です。...ちなみにそこで、幼女と出会いました。」
「そういえば、あなた名前は?」「蛇亀 玄武じゃよ」
「...ってか沖縄って変な場所なの?」
ピキーーーンと俺はこの先の展開が見えてしまう。
沖縄県民に「沖縄は、ちゅらさんな所」と怒られる。
「いや、沖縄は素晴らしい所ですよ。食べ物は美味しいし、」
「ゴーヤチャンプル好きなの?」
「いや〜もちの」と言い終える途中に「嘘ついたら私、悲しくて何するか分からないかも」
「正直苦いものってあんまり美味しくないよね。」
「じゃあ、何にもないじゃない。」
「いや、沖縄そばがある。」「美味しいの?」
「ぶっちゃけラーメンでよくね。」
「いや、それは沖縄の人に謝れよ。」と、
ここまで、文字数(空白・改行含む):1436字 、ずっと喋っていなかった照が発言するのであった。
「沖縄の県民の方々。本当に申し訳ございませんでした。」と土下座で俺が謝るのだった。
本編NGシーン
なかなか「はふぇ?」が言えない玲さん
take1
「沖縄にいたんだっ」「はえ?」
「違う。はふぇだ。...えじゃない」
take2
「沖縄にいたんだっ」「はえ〜」
「違う。感心しないで」
〜〜〜時は経つ〜〜〜
take143
「沖縄にいたんだっ」「はうぇ?」
「可愛いけど、違う。ふ、とぇ。」
take144
「沖縄にいたんだっ」「はふぇ?」




