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イノウモノガタリ  作者: A.S
一年生編
72/73

終幕

「初めまして!僕の名前はユウラギだよ。」と襲ってきた男が自己紹介をしてくる。

「実は、前々から君に興味があったんだ。能力無効化......まあ或いは、無力化とも言っていい筈だった、

 彼女の能力が発動していたにも関わらず、君は、能力を使っての槍の投擲を行った。

 いやぁ、実に研究心揺さぶられたよ!」と己をユウラギと言った、男が嬉々として語っている。

おそらくは、修学旅行のことだろう。

「だから、君のこと、|解剖()すね。」

 笑顔を浮かべながらただなんともないことのように言うのであった。

(こいつ、躊躇なく......いやむしろ嬉々として俺の事を解剖()すって言いやがった。

 既に、何人かは殺してる。)

今までにないほどの本心であろう100%の好奇心を向けられる。

殺そうとしている殺気がないと言うのは、これほどまでに、恐ろしい事なのか。

(だけど、自ら脱落(リタイア)すれば......いや、端末はさっきので壊された。

 相手の攻撃をわざと喰らってからの強制脱落(リタイア)は、異能を無効化する以上リスキーすぎる。)

「で、今その異能を無効化する能力を使ってるわけか?」カマをかけてみるが、

「さぁ。どうだろうね?」と失敗に終わる。

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

同時刻   脱落者and教師陣 待機所

柚浦木(ゆうらぎ)」と、小さく呟きながら、バスの壁を叩く。

「こんな音野先生見たことありませんわ......」「僕も」

配信でユウラギ?と言う名前を聞いてから音野先生の様子がおかしくなっていった。

(どんな時でも、決して物に当たることはなかったのに......そのユウラギって人と何があったんだ。)

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

「配信してるんだろ。もしかしたら、楽も聞いてるかなぁ。」

「音野先生!」なぜか、やつは音野先生の下の名前を言う。

「あれ、図星!なら、君の担任なのかな。やっぱり僕はツイてる。そういえば、元気かい唯華は?」

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

「ユウラギィィィィ」と、音野先生が叫ぶのだった。

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

「あっそうだった。僕が殺したんだった。」「これ以上喋んな下衆」

「ひどいな。これでも君の恩師の同期だよ。」「関係ねえわ。」

「まぁ、その関係ない奴に殺されるんだけどね。」「何言ってんだ。脳みそまで腐ったか?」

「ふーん。興味が失せた。特別な能力を持ってるんなら、僕と言う特別な存在の考えを認知できると

 思ってたのにね。残えんだ。じゃあ死んでいいよ。」

男が、手を交互に振ると、森の根が俺を突き刺してくる。

「ッ」脳天を狙っていたのを、風と腕でなんとか防ぐが、風護が破られ、腕から少し流血をする。

(やはり、異能の無効化...か。奴からの攻撃での脱落(リタイア)は不可能)

今度は、地面が急に隆起を起こす。

(まるで、森全体を操っているような...)

暴風(Tempest)」反撃に出るが、木の幹が奴の周りを囲み、攻撃が入らない。

(だけど、森を操る能力だけなら、耐えれる。そして、いつか援軍が来る。)

と、後ろに下がったが、(しまった崖だ。いや、むしろ崖なら、空を飛べる俺の方がy)

思考が完結する前にパンと音が森に響く。

「...みたいなこと思った。残念、こっちには銃もあるんだよぉ〜ん」

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

急いで、森に向かう。背景から、おおよその目星はつけているが、あそこの近くには崖がある。

しかもその先は海であり、落ちれば30mからの突き刺しが待っている。

運よく、海に落ちたとしても、この時期の水温だと、低体温症となってなくなる。

(明護くん...無事でいてくれ。)

全速力で、移する。その途中でドボォォォォォーン!!という音が聞こえる。

それは、落ちる音だ。まるで、崖の下にある海に真っ逆さまへと落ちる音....まさか

「まさか、まさかのそのまさか。君の生徒は海に落っこちたよ。楽ゥゥゥ」

「そうか、守りきれなかった。でも、お前だけは」と蹴りを繰り出そうとすると、

後ろに、何かが現れる。言語化するには、難しすぎる何かだ。

それが何なのかなんてわからないが、

そこに存在して、ユウラギがそこに入ろうとしていることは分かる。

「じゃあバイバイ。」ユウラギがその何かに入っていく。


一年生編ーー完ーー


これで、一年生編完結!

さて、二年生編では、物語がさらに進みます。


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