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イノウモノガタリ  作者: A.S
一年生編
69/73

学年末試験 其の一

十二月二十五日...俗にいうと、聖夜の夜ってやつなんだろうが、

あいにくとして今は朝だ.....

それにどちらかと言ったら退学になるかもしれない処刑の日というのが正解のような気もする。

だとしても、ここで退学という手段は最初(ハナ)からないようなものだけど...

「円陣組みましょう」「OK」「了解」

いささか3人での円陣は小さいような気がしつつも右から俺、玲、照という順で組む。

(円陣で一周するから、右からの紹介間違ってね...)と少し思ってしまったのは、置いておこう。

「とりあえず、午前の筆記頑張ろうぜ!」「はい!」「おう」

円陣を解き、筆記試験が待ち構えている校舎へと足を踏み入れる。

その足には、いろいろな思いがこもっていた。

期待や安堵、焦りや絶望の思い.......

とりわけ、学年末の試験で退学になるかもしれない不安が一番多いのだと思う。

Eクラスの席に着く。座り慣れた感触の中、ふと(この椅子に座るのも最後かぁ)と考えてしまう。

.一年も座っていた席となると、それだけで名残惜しくなるものだ。

進級するにしても、退学になるにしても、この試験が終わったら冬休みに入り、

そこからは、二年校舎での授業となる......

だからこの筆記試験でこの椅子に座るのが最後になるという理由(わけ)だ。


キーンコーンカーンコーンと一年間聴き慣れたチャイムと主に、

一時間目の数学の問題用紙と回答用紙が配ばわれる。

シャープペンシルを手に持ち、問題用紙の紙をめくる。

(....難しい、問題集との差が歴然だ。)手が震える。

そりゃ当たり前の反応だ。誰だって、この重圧(プレッシャー)は怖い

いくら実技が良かったとしても筆記が五、六割以上取れていなかったら、

不合格...すなわち退学となる。

しかも、実技とは異なり、一人の戦いだ。

.....怖い、間違えることに対する感情ではなく、間違えてこの学校に入れなくなることが。

照や玲..Sクラスの連中達に、また会うこと自体は何回かあるだろう。

それでも、ここでの退学は今までの自分を否定してきたということになるのではないだろうか。

「はぁはぁはぁ」知らず知らずのうちに汗と過呼吸になっている。

「気合い入れていこう」と教室中に声が響き渡る。...照だ。

その一言で、緊張は解れる。そうだ、試験自体は一人かもしれないが、この教室には、玲も照もいる。

(ありがとな。照)と心の中で呟く。

「大井照くん、集中力を乱す行為をしたため、-10点にさせてもうらよ」と音野先生が言う。

-10点されたっていうのに照の顔には曇り一つもない表情だった。

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

「そこまで」と言われてシャーペンを置き、顔を上げる。

「"これで、5教科のテストが終了しました。解散してもらって結構ですが、

 生徒の皆さんは、一時間後にこの教室に集まってください。"」とアナウンスが流れる。

「ん〜〜〜終わったぁぁぁぁ」とアナウンスが流れた直が照が背伸びをしながら、叫ぶ。

「お疲れandありがとな」「さあ?なんのこと」「惚けやがって」

「そうですわよ。こういう時の好意は素直に受け取っておいた方が吉ですわ。」と玲が言う。

次回「学年末試験 其の二」

一年生編終了まであと二、三話...(ぐらいで終わるといいな)


現在の氏名:杜北玲 年齢:16歳 誕生日:9月13日

身長:163cm 体重:秘密 現住所:北海道函館

異能力:絶対零度 好きな異性のタイプ:優しくて、頼りになる人!あと周りを気にしない。

座右の銘:神様は信じたいですわね 好きな事:勉強、好きな人といるk...やっぱりやめときますわ

好きな食べ物:めろんそーだ?なるものを飲みたいですわ 好きな言葉:優しさ

嫌いなこと:人を傷つける 嫌いな食べ物:柘榴

嫌いな言葉:それがお似合い

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