47 なんだかモヤモヤしました!
しばらく更新遅れてしまいすみません!
これからもできる日は更新していこうと思うので引き続きお楽しみください!
私は、よく分からない状況のままとりあえず、ずっと立っているわけには行かないので席に戻った。まだ、私の周りではザワザワした状態が続いている。
もう、一体さっきから本当になんなのよ!ただ問題を解いただけなのにこんな意味のわからない状況になるだなんて…
席に着くと、メリーが普段とは違い興奮した様子で話しかけてきた。
「リーンさすがですわ!あのような難しい問題をあっという間に解いてしまうなんて!やはり私では、リーンの足元にも及びませんわ。」
「…そんな、ことは無いですわよ。アハハ…。」
「いや、そんなことあるぞ!」
そう今度は後ろのジンからつっこまれた。何が面白いのか分からないが先程からニヤニヤしている。
「え、いや普通の問題だったよね?平凡な私でも解けたのよ!」
そういうと、ジンとメリーは2人して顔を見合わせて本気で何を言ってるんだというような苦い顔をされた。
え、また私何かやらかしたの?もしかして平凡な子では解けないような問題だったのかしら。
いや、でもあれはとけるよね?
そんなふうに考え込んでいると、
「あはは、いやちょっと失礼致しますわ。」
そう言い、メリーはジンと小声で何か話し始めた。
「ちょっと、殿下!前々から言おうと思ってたんですけど、なんでリーンは自身の評価がおかしいのかしら。」
「そんなの、俺が知るわけないだろう。それにしてもまさかレオナルド先生が王立帝王大学の問題を出すとはな。あれは俺でも最近習ったばかりの問題だぞ。」
「そうですわよね。私も拝見したことはありますが、実際に解けるかは別問題ですわ!」
「まあ、でもそこの無自覚なところもリーンのいいところだろう。何より、面白いからな。」
そう言った殿下の顔は普段滅多に見られないような朗らかな笑みをうかべていた。
あまりにも、美しかったので思わず見とれてしまったためレオンにごめんなさいと心の中で謝っておいた。
「はぁ、けれど殿下。本人に色々と自覚がないことでのちのち困るのは殿下自身ですわよ!」
「それは、わかってるさ。こちらにも考えがあるから心配入らないよ。」
「ほんとうですの?今のところ当の本人に全く好きだということがつたわっていませんわよ!」
「メリー嬢ここでそんな話はしなくてもいいじゃないか!」
「いいえ、殿下!しっかりアピールすべきですわ!そうでないと、鈍感なリーンには伝わらないですわ!」
「あぁ、肝に銘じておくよ。」
現在、私リーンは放置されています。
さっきからコソコソと何を話しているかは聞こえない。けれど、ちょっと距離が近いんじゃないかな?ああー、肩が触れ合ってるわ!
あれ、なんだかすこし胸がモヤモヤしてきたわ。何なのかしら。それに時折、笑顔で笑うジンを見るとそのモヤモヤが広がる気がするのだ。
んー、それにしても長いわ!
「ちょっと、2人とも!さっきからなんの話をしてるのよ!」
「なんでもないさ。」
「そうですわ!」
むむー。怪しい!
そう私の勘が叫んでいる。絶対になにかある気がする。
はぁ、もういいわ。考えるのめんどくさい。
そう思い、私は考えるのを放棄した。
なんだか、その後にも続く胸のモヤモヤの正体も掴めず、変な気分でその日を過ごした。
ちなみにこのあとレオナルド先生が私に対してとやかく難癖をつけることはなくなった。なんでだ!本当に意味がわからん!




