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41 忙しい日常が戻ってきました。

あー、夏休みが終わってしまった。何でこんなに早いのかしら。もう、ずっと休みがいいし、休んでいたいし、働きたくない。そして、何でこんなに夏休みが終わるのが早いんだろう。

あれ、これ私完全ニートの考え方になってるわ。


いかん。いかん。

もう、かれこれ隠しキャラ以外の全ての攻略対象達に接触してしまっているのだ。


これでは、私の目指す平凡的なゴールに辿り着かないではないか。


正直、私自身の死さえ免れれば、あとは平民落ちなりなんなりしても生きていけると思うんだよね。

一応、私は元日本人だからね。


個人的な理想としては、婚約破棄からの平民落ちしてどこかの誰かと運命的に出会って結婚するのがベストだと思う。

それで、子どもと一緒に仲良く暮らす!

うん、これが1番しっくりくるんだよね。


そのために今することそれは、このウザったい人をどうにかする事だね。


そんな事を考えながら、廊下を一人であるっていると勢いよく砂埃が上がりながらだれかが近づいて来る。


「リーーーンじょーーーう!!」


あ、また来たな。私は、素早く身構えて衝突しそうなほど突撃してくる奴の腕を軽く捻り上げた。


「痛い!いたーい!本当に痛い。ギブ、ギブアップ。」


このままだと、本当に腕をおりかねないので腕を解放した。


「ほんと、この間からなんなんですか?」


そう聞くと可愛らしい黄色の瞳をパチクリさせた、髪がサラサラなメリーの兄、つまり、シン様はにこりと可愛らしく笑った。


「いやー、遠くから見つけてさ、会いたかったから来ちゃった。」


来ちゃったじゃないよ!このアホんだら。

こんな事すると、私が今まで以上に目立っちゃうでしょうが!


「あの、この間のことを気にしてるならもう構わないでくださいね。私は、友達として当然のことをしたまでなので。」


そういうと、何故か笑われた。 

あれ、今のどこにも笑う要素なかったじゃん。

と、思っていたらまた真面目な顔をされた。


「メリーのことについては本当に感謝してます。あのあと2人で少しずつ話して誤解を解くことができた、だから本当にありがとう。」


「どういたしまして。はい。もうこの件はは終わりですのでシン様もどこかへ行ってもらって構いませんよ。」


「えー!やだー!リーンと一緒に居たい!」


そういって、抱きついて来る。流石にこの状況はまずい。誰かにこんなとこ見られたら、溜まったもんじゃない。


そう思い、力を入れるが何故か今度は力で外せない。どうなってるの?


「ちょっと、シン様離して。」


「嫌だ。もうちょっと。」


はぁー。どうすればいいんだろう。この状況は、魔法を使っても下手すると目立って誰かに見られる恐れがある。


何かいい方法ないかな。

と、考えていると突然力が弱まった。


よし、なんかよくわからないけどこのまま走ろう。

私の生命危機に関わるわ。


それにしても、この制服ちょっと、走りにくいのよね。それにやっぱりいざって時のために武器も持ってたいかも。今度ミルに相談してみよう。


そう思いながら私は全速力ダッシュをした。






‥‥‥‥‥‥‥‥









「あれー?はやいなー!女子の制服って走りにくいんじゃなかったっけ?」


それにしても、リーン嬢本当に可愛かったな。

今はまだ幼さが残ってるけど、そのうちこの国でも5本の指に余裕で入るくらいの美人になるだろうな。


ところでさっきはいきなり自分の腕の操作ができなくなった。


これは確か闇魔法でしか使えないはず。


「やぁ〜!こんにちは!」


突然僕の後ろから声をかけられたので振り返った。

そこには、やはり僕が予想した通り、この学校で唯一闇魔法を操ることができる女子生徒がいた。


「やっぱり、さっきのは君だったか。」


そう聞くと、少女はニヤリと笑った。


「へー。ぼくのこと知ってるんだね。」


顔は笑っているのにあたりには殺気のようなものを出している。


「それで、なにかようがあるのかい?」


そう聞くと、キョトンとした顔をされた。

一瞬空気が緩和されたので良かったが、またさっきの状態に戻った。


「あんたに興味はないよ。それより、僕はあの子に興味があるんだよ。」


「リーン嬢のことかい?」


「そうだよー♪それに、だめだよ。あの子の嫌がることしたら。」


そう、まるで小さい子供をあやすように言われた。

自分より、背の低い女子に言われるのはちょっとしゃくだな。


「いや、そんなことしてない。」


そう言うと、何故か大爆笑をかまされた。


「わははは。本当にそう思ってるの?」


「な、当たり前だろ。」


「ふーん。まあ、いいけどね。あ、でも一つ忠告しとくよ。あの子に関わらない方が身のためだと思うよ。じゃ、またねー!」


「ちょっと、待て。」 


そう言ったが、もうすでにホウキに乗って空高く跳び上がりどこかへ行ってしまった。


‥なんだっだろう。それにあの女子生徒。


もう少し調べてみる必要があるな。そう思い、学院の中に戻った。

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