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転生?悪役令嬢?平凡が1番なのでどうか関わらないでください‼︎  作者: ゆゆ
1章 王立魔法学院中等部に入学するまで
15/58

15 突然の出会い

んー、よく寝た!最近私は、4時には目が覚めるようになってしまった。いやー、人間成長するものだねー。でも、4時って私おばあちゃんじゃん。


そんなことより、今日こそは、ミリアム師匠の試験に合格できるように頑張ろう。


まだ、ラーナも来てないし、せっかくだから運動先にして体をほぐそう。


そう思い、まずはストレッチを始めた。


いやはや、ここでバスケの経験が生かされるとは思わなかったわ。コーチに感謝!


~20分後


んー、そろそろ動けそうだな。でも、まだラーナが起こしに来るまで、後、15分あるんだよね。


そーだ。久しぶりにあれやろう。


………………………


コンコン。


「リーンお嬢様おはようございます。って、何をなさっているのですか?」


「え?バク転だよ。ば、く、て、ん。」


「バク転とはどう言ったものなのですか。」


「あれ?知らないの?こうやってやるんだよ。」


そう言って、私は、ラーナにバク転からのロンダートをみせてあげた。


ラーナめっちゃポカンって顔してる。おもしろい!!

しかも、ポカン顔かわいい!


「な、な、なんて、」


「なんて?」


「なんて危ないことやってるんですか!」


ラーナ、ボリューム考えてよ。うるさいよ。朝から。


「大丈夫だよ!」


そう言ってもう一度バク転を見せてあげた。


「はぁ。お嬢様が変わってしまった。前は、もっと清楚だったのに。私は、一体どうすればいいのだろう。」


ラーナが何か言っていた気がするが、私は久しぶりにバク転ができてテンションが上がっており、聞こえなかった。なんか、今日は合格できそうな気がする。


「はぁ。とりあえず、着替えますよ。お嬢様」


そう言ってラーナはいつもの如く素晴らしいスピードで着替えさせてくれた。さすが、ラーナ、神業をお持ちだ。


「それではいってきます。」


そう言って、いつもの原っぱに向かった。すると、すでにそこにはミリアム師匠がいた。それと、普段はいない知らない男性が立っていた。朝日で反射して、私の位置からだと顔が見えない。


近づくと、だんだん顔が見えてきた。紫色の瞳がキラキラ輝いて見える。髪はミリアム師匠と同じ赤色ですごく美しい顔立ちをしている。これ女装させたら、めっちゃ美人になれるわ。


「おはようございます。今日もよろしくお願いします。あの、ところでその隣に立っている男性はどなたですか?」


「あぁ、こいつは俺のガキだ。今日のテストは、いつもと違う方式でやろうと思ってな。おい、挨拶しろ。」


そうミリアム師匠が言うと


「ミル・アスタルオ。よろしく。」


え、、、めっちゃイケボ。美しい上にイケボって神がかってるじゃん。あー、なんか女神様がもしいたら、こんな感じだろうな。


「よろしくお願いします。リーン・アスガルドです。なんてお呼びすればいいですか?」


「なんでもいい。」


うわぁー、やっぱイケボ!惚れ惚れするわ。


「じゃあ、ミルさんって呼びますね。」


「ミル。…」


え、どういうこと?無言の圧力があるんですけど、


「えっと、じゃあミル?て呼べばいいですか?」


「コクン。」


きゃぁ〜!神々しい。なんなのこの生き物。


「ゴホン。そろそろ始めるがいいか?」


そう言われ、姿勢を正した。


「はい!」


「今日の試験。護身術からだ。ミルにこれから攻撃させるが全て避けろ。反撃はしてはいけない。」


「わかりました。」


「それでは、よーい始め。」


ミルってどんな感じだろう。おっと、いきなり蹴りがきたね。あ、なんか、驚いた顔してる。新鮮だわ。


こちとら、ずっとミリアム師匠を相手にしてたから、ちょっとやそっとの攻撃は当たらないのよ!


え、その体制から蹴り?嘘ー!

でも、それなら逃げちゃえ。私は、すぐに後ろに飛び下がった。


そんな感じで、私とミルの攻防は続いた。

何回も当たりそうになりながらも、小さい体を活かして何とか、攻撃を避け続けた。


そして、ついに約5分間攻撃を避け続け、私は合格を貰うことが出来た。


ヤッター!ついに!ようやく合格貰えた。でも、ミル全然疲れてないな。私なんて、肩で息してるのに。やっぱミリアム師匠の息子だもんね。さすがだわ。


あー、長かった。ほんとに一番大変だったわ。でも、ついに出来た。


「これで、完全な合格だな。」


「乗馬の試験はいいのですか?」


「あれ?俺合格って言わなかったか。」


…おい!言ってないよ!と思わずつっこんで叫んでしまいそうになったのを、私は必死でこらえた。


「そうなのですね。」


それを言うだけで精一杯だ。まあ、何はともあれ全部合格をコンプリートできたのは本当に嬉しい。


ここ最近で1番嬉しい出来事だ。あまりにも嬉しかったので、私は、ミリアム師匠に抱きつき、


「ありがとうございました!これもミリアム師匠のおかげです。」


と言った。師匠は、少し照れながら


「いや、リーンはよく頑張った。えらい。えらい。」


そう、褒めてくれた。私も嬉しくては自然と笑顔になった。


「いやー、ほんと、将来は、アスタルオ家にお嫁に来ないか?」


「え?、、アスタルオ家?」


「リーンどうした?」


「アスタルオ家って、名門伯爵家ですよね。」


「あぁ、まあそうだな。それがどうかしたのか。」


や、や、やってしまったー!あれ、そういえば最初の挨拶の時にそう言ってたよね。あははは、、、つくづく私は、ダメだわ。


え、ていうことは、ミルは、私の破滅フラグかーーー!

どうりでカッコイイし、美しいわけだわ。


あー、もう、これ以上関わり合いたくないのに。

トホホ。


「いいえ、なんでもないです。」


私は、そう答えるしかなかった。


「まあ、リーンが王太子の婚約者ってことは知ってるから、もしそいつが嫌になったら来な。俺も、そんでこいつも、お前なら大歓迎だから。」


そうミリアム師匠は、言うけどミルの考えてることは全然わかんない。だって、無表情すぎるんだもん。


「とりあえず、これにて授業は終了とする。明日からの授業はどうしたい?俺はこのままやってもいいが、まあ、リーン次第だ。」


私は、少し考えた後、あることを思いついた。


「でしたら、剣術を教えてもらうことは可能でしょうか?」


「剣術か。それは許可を貰ってるのか。」


その一言で、私は冷や汗をかいたが、ここでは何も言わない方がいい。下手に墓穴を掘りたくないもの。


ミリアム師匠はしばらく私の目を見たあと、

「おし。俺が責任をもって教えてやる。」


そう、言ってくれた。その言葉を聞き、私はガッツポーズを心の中でした。ついでにお父様ごめんなさい。でも、どうしてもできるうちにやっておきたいのよ。そう、心の中で謝罪した。


そんな形でとりあえず、その日の授業は終わった。

はじめまして。ゆゆです。ここまで読んでくださり、ありがとうございます。

少しでもブックマークやポイントが増えていると、ほんとに嬉しく、感謝しかありません。

これからもできるだけ、更新できる時にはしていこうと思うので、今後ともよろしくお願いします。

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