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5話 新しい魔法の開発

 私は3歳になった。


 母のお腹が大きくなっているので、弟か妹ができたらしい、弟なら嬉しいな。

 私は毎日の訓練で魔力量は大きくなった。 使い切るのが大変だ。


 体力は普通だ。

 言葉もだいぶ喋れるようになった、ませたガキである。

 魔法についてだが、最近の私は無詠唱が基本になっている。 魔法は初級までは覚えた。

中級も覚えたいが、家には無いので、大きくなったら図書館にでもいって本を探そう。


 魔法なんて前世でコンプリートしてるか、だって?

魔法については記憶がすっぽり抜けており覚えていないのだ。 少しは勉強していたはずなのに…。

 魔力の上げ方は何となく覚えていたので、実践している感じだ。


 メイリーンが買い物に行くと言うのでついて行き、それが楽しくて店の人に色々と聞いた。


 まず1件目の店には、便利な魔道具などが無いようで碌な物がない、魔導コンロがあるくらいだ。

当然お風呂も無い、体を拭くだけだ。

 絶対に大きくなったら、風呂を作ってやる。


 冒険者ギルドにも行った。

 メイドさんが何の用事何かと思いきや採取依頼を出すためだった。 なかなかに、冒険者と共存した良い国だ。

 冒険者たちも優しく、私みたいな子供の話も聞いてくれる。

 どうもこの領地の隣には魔の森というのがあり、冒険者たちのランクに合わせ狩りができる優良地らしい。

 他の土地に行けばダンジョンもあるとか……夢が広がる。


 メイリーンにお父様の勤めている所も教えてもらった。 街の高台に建っている宮殿だ。

広大な小麦畑の先に建っている。


 街は魔の森が近いため、高い石壁で囲われており、壁の上には兵士たちが外を監視している。

メイリーンの話によると、この街は10万人弱は住んでいるそうだ。

 ちなみに移動はアウトドアのキャリーカートみたいなカゴ台車だ、そこの一角に乗せてもらっているので移動は楽チンだ。

 馬車? お金が無い貧乏貴族ではそんなもの持っていない。


 さて、折角外出しているので、無詠唱で探索魔法のサーチを使ってみた。 効果範囲はだいたい2kmだ。

広すぎだって? 他の人の事はよくわかりません。

 このサーチの魔法は魔力を感知するらしいが、魔道具系の魔力には反応しない。

 無詠唱なので、カスタマイズできるのでは無いだろうか? 今度家に帰ったら試してみよう。

 もしかしたら、薬草など限定で探知できるかもしれない。 夢が広がるよね。 マップ作成とかしてみたいから、障害物を探知できるものに挑戦してみよう。

 今日は楽しい1日だ。


 家に帰ると早速マップ作成できないか挑戦する。

 壁にサーチ系の魔力を当ててみると、僅かだが反射しているように感じる。

 それをうまく抽出できればどうなんだろう?

 そんな実験を繰り返すこと数日、範囲は小さくなったがマップ化することができた。 この魔法はマッパーと名付けよう。


 更に研究を進め、種族毎の検知も可能になった。 今は猫獣人のメイリーンと人族のみだ。

 一度調べればゴブリンとかも区別できるようになりそうだ。

 色々な種族間の違いはいちいち覚えられないので悩んでいたら、家にあった本に載っていた。

 どうも冒険者ギルドの個人データは魔石に記録しているようで試行錯誤の末に実用できた。

 サーチ用に肌身放さずに首からかけておこうと思い母に頼んだ所、直ぐにネックレスにしてくれたので肌身離さず持っている。


 マッパーの魔法を使えるようになったら地図化してみんなに見せたい欲求に駆られた。 そのため印刷できないか、色々考え試してみた。

 そうした所、魔力に火属性を付与することで線や文字が焦げる事により綺麗に描けることがわかった。さっそく街の地図を印刷し、母セレシアに見せる事にした。

 私はセレシアの部屋に入り、喜んで母親に見せた。


「これ見て~。」

「な~に?マリア。紙?似顔絵描いてくれたの?」


 セレシアは紙を受け取り見ている。


「えっ!地図?すごい綺麗ね。」

「魔法で描いたの~、サーチの魔法と、紙には魔力でうつして~、とっても苦労したの。 そしてね、火の魔法で、紙が焦げて、地図がかけたの。凄いでしょ!」


 びっくりした顔で固まってしまった。


「凄いわ! すぐにパパに相談しなきゃね! 新しい魔法を娘が作っちゃったわ! どうしましょう!」


 地図と私を交互に見ながらうれしそうだ。

 夜になりアレフが返ってきたのでさっそく見せることにする。


「パパ! 私凄いの! コレ! 魔法で描いたの!見て!」


 帰って来てエールを飲みながら、渡した地図を受け取り見ると、エールを吹き出した。


「なんだ、コレは! なんて精細な画なんだ!」

「マリア? コレはどうやって描いたって?」


 私の目を真剣な目で見ながら聞いてきた。


「うんとね、まずはサーチの魔法で出来る限りの範囲の建物とかをみつけるの。 それを火の魔法で紙に写したんだ。 凄いでしょ。 いっぱい考えたんだよ。」


「凄いぞ! マリア。 明日はパパがお役所に届けてこよう。

「これからが大変だ! 大発見だからな! しかも3歳児がだなんて…。 忙しくなりそうだ!」


 もう興奮しまくっている。 2人して私をぎゅーっと抱きしめてくれる。

 今日はいつもよりたくさんパパとママとくっ付いて寝る事になった。

 次はお風呂を頑張ろう! そのために魔石のストックを増やしてもらわなきゃ! と心に誓うマリアであった。

iPhoneで書いてますが、スペースは半角しか入れられない。一字下げが大変ですね。

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