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34話 女の子のマリア

 私はマリア。10歳になりました。

 筋肉だるまは嫌いです。もじゃもじゃも嫌いです。

 最近は髪型を弄るのが趣味です。

私はヘッドマネキンにウィッグを付けて、シニヨンを作ってアレンジヘアを楽しんでいます。

 その後ろでカリナが、私の髪型を変えて楽しんでいます。

 私の髪の長さはミディアムで、肩より少し下辺りだ。

 少し化粧品も練習している。

 こっそりお母様の物をエミーリアと一緒に使ったら、直ぐにバレた。

 そりゃバレるわ。エミーリアと私の2人で、凄く濃い顔になってたから…。

 今はカリナに教えてもらいながら化粧を楽しんでいる。


「うふふ、マリア様もお髪を触る年になったんですね。」

「馬車に乗ってる時、暇で眺めてたら凄く綺麗なお姉さんがお洒落な髪してて私もしたいなーってね、なっちゃった。」

「あれだけ寝るのも惜しんで魔道具作りしていたのに、女の子に目覚める時が来たんですね。好きな方とかいらっしゃるんじゃないですか?」


 カリナに言われて考えると、ダニエルの顔が出てきて恥ずかしかった。


「あら?お顔が赤くなりました。気になる異性がいらっしゃるんですね。うふふ。」

「そんなんじゃ無いから!少し考えただけ…。」


 違うよ、男の子で知り合いって少ないから…。


「お姉ちゃん!」


 エミーリアが遊びにきた。

 良し!私のこのシニヨンの技を試す時!

 エミーリアは金髪でロングヘアだ。


「エミーリア、こっち来て。私が可愛い髪型にしてあげる。」

「うん!やってー。」


 小走りで寄ってくるので、椅子に座らせる。

 ふふふ、この手触り、やっぱり本物の髪はいいわ〜。では、早速お団子を作ろう。


「ふふふ、可愛く髪を結ぶよ〜、ふふふ。」


 ふんふんふ〜ん。

 念入りにブラッシングしていく。ん〜、綺麗な髪。


「エミーリア。綺麗な髪よ。」


 両サイドの髪を残して〜、真ん中で束ねる〜。それを2つに分けて〜、捻って〜、1つにして、くるくる巻いてピン留め。

 横に残した髪の一部で三つ編み作り〜、お団子さんに巻きつけて〜、リボンで結んで〜、完成!


「はい!終わり!可愛いいよ〜。」


 鏡を見せる。

私が遥か前世に好きだった、セ○バーの髪型を再現しました♪アホ毛は無しよ。


「ふえー。すごいです〜。母様に見せに行きます〜。」


 とたたたと部屋を出て行った。


「カリナ…。私も可愛くして!」

「はい!お嬢様♪」


 カリナはゆっくり結わいてくれる。


「エミーリアの金髪可愛いな〜。…銀髪でもシニヨン似合うかな…。」


 なんとなく私は、銀は結ばないというイメージを持っている。金髪は結ぶと可愛い気がする。

 ただの私のイメージであって偏見である。


「マリア様…。そんな事ありませんよ♪」

「ほら♪出来上がり♪」


耳のところは残し、ふわっとした感じで、左右は三つ編みを後ろのお団子で束ね、纏めあげている。


「ふぉー。これが私?良いよ〜!」


 私はカリナと鏡を交互に見ている。


「私もお母様の所に行ってくる!」


 エミーリアもマリアも母親が大好きなのだ。

 セレシアの所に行くと、エミーリアは化粧をして貰っていた。


「あー!私もしてよね。」


 マリアはほっぺを膨らまし、羨ましそうに見る。


「うふふ、順番ね。お姉ちゃんなんだから少し待ってね。」


 化粧をして綺麗になったので、お出かけすることにした。

 だってみんなに見てもらいたいんだもん!


「エミーリア、お外に散歩に行きましょう。」

「うん。散歩行くー。」


 2人で仲良くお散歩を楽しんだのだった。

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