SNSの原型
「毎日会議ばっかやってなんの意味があんの。ただ集まって食っちゃべって終わるだけやん
生産性ないわー」
カシュッ!
心地良い音がベランダに響く
「うまか~!凛花大勝利ー」
「ご機嫌だな」
「飲む時くらい明るくしないとアルコール神に失礼だからね」
「変な神を信仰してるんだな」
「てか会議なんて必要な時だけでよくない?毎日やる意味が分かんない」
「昔は浴場で会議とかやってたぞ」
「おおん?何それ気になる」
続けてと言わんばかりに手で促される
「あれはまだ西ローマが力を持っていた時だ」
「重役が集まり風呂に入りながら話をするんだ、そこで案外大事なことが決まったりもする
意見交換の場だな」
「昔の人は場所を選んでなかったんだね」
「逆だ、ほぼそこにしか集まらないし長い奴で一日中いる奴もいた」
「私ならのぼせちまうよ」
「会議だけじゃない、ビジネスや知識人が集まるから演説会が開かれたりもした。
政治、経済の動向や最近の出来事やらなんでもだ」
「なんか2ちゃんみたいだね、なんであの掲示板って高学歴多いんだろう」
そういいながら凛花は2本目を開ける
「なんでそんなところでやるの?」
「リラックスした雰囲気の中で話が進めれるってのが大きかった」
「でかすぎて図書館、美術館、ショッピングモール、バー、温泉が合わさった、いわば複合施設みたいなもんだ」
「その時代からそういうのがあるって凄いな」
「でも今も変わらないか、酒の席で色々ビジネスが決まることあるし」
「知りたいことがあれば大体ここで情報が仕入れ出来る」
「私は人が多過ぎる所には長居したくないかな、どんなにそこが情報交換の場だとしても」
「あんたは私の中でただの物知り博士と化してるよ、賢くなった気がするわぁ」
「よかったな」
今日は凛花の賢さが1上がった




